カーネーションは、十字架にかけられたキリストを見送った「聖母マリアが落とした涙の後に生じた花」という言い伝えがあります。 花言葉は、赤は「愛を信じる」、白は「私の愛は生きている」、ピンクは「熱愛」などで、母性愛を象徴しています。 まさに大切な母親に贈る花として最適です。 カーネーションが生まれたのは、旧ソ連のコーカサス地方です。 古く、ギリシャ時代から栽培が始まったと言われ、ギリシャ神話にも「美しい娘の生まれ変わりの花」として登場しています。 その名前の由来には色々な説がありますが、ラテン語の“肉色”(Incarnation) という、原種の色からきた説、また、シェークスピアの時代には花冠として使われたことから“戴冠”(Coronation)からきた説などが主に伝えられています。 中世に入ると、しばしば絵画や彫刻に、あるいは詩や小説の中で、その美しさが表現されるようになりました。 このように芸術、文芸作品を通してカーネーションは、古くから人々に愛されてきたようです。 また、カーネーションは、スペイン、モナコ公国、ホンジュラスの国花になっています。 ちなみに、黄色のカーネーションの花言葉は「軽蔑」、「嫉妬」なので、花言葉を気にする方へ贈る際には注意しましょう。
【母の日に娘・息子にしてほしいと思うことランキング】
1位 : 「いつもありがとう」と言ってもらうだけで良い
2位 : 一緒に食事をする
3位 : 手料理を作ってもらう
4位 : 家族と一緒に家でゆっくり過ごす
5位 : 旅行にでかける