HP管理人の独り言 リメイク版

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南極と北極では氷に含まれる塩分が違うの?

2012年05月16日 | 日記

 南極や北極の氷が塩分を含むかどうかは、南にあるか北にあるかによって決まるのではありません。 海水が凍った氷には塩分が含まれており、降り積もった雪が固まった氷には塩分が含まれていません。 南極には大陸があり、大陸に降った雪が凍った氷は塩分がなく、南極では、塩分の含まれていない氷の比率が高くなっています。 北極域でも、グリーンランドなど陸地の上には、塩分の含まれていない氷があります。 一方、氷山は陸地に堆積した氷河が欠けて、海に落ちたものです。 氷山にはピラミッドのように上部が三角形にとがったものと、テーブルのような台地状のものがあります。 欠けた氷河が大きいとテーブル形になり、小さいとピラミッド形になります。 南極では大陸の上をゆっくりと氷河が移動し、海面上にせり出し、やがて折れて氷山になります。 こうしたことから、南極では大きな塊の氷山が多く、テーブル形は南極の方が多くなります。 もちろん、南極にもピラミッド形の氷山はありますし、北極にも数は少ないですがテーブル形の氷山はあります。 ちなみに、氷山はもともと陸地の上で凍った氷なので、塩分は含まれていません。