HP管理人の独り言 リメイク版

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なぜ「子供の日」に柏餅やチマキを食べるの?

2012年05月05日 | 日記

 柏餅は日本全国同じようなものが多く、ほとんどの柏餅は、上新粉でおもちを作ってその中にあんをくるんで蒸して作ります。 チマキが中国伝来なのに対し、柏餅は日本独特のものです。 柏餅の起源は江戸時代にまでさかのぼります。 柏の木というのは、新芽が出るまで古い葉は落ちないという特徴があります。 この柏の木の姿を私たち人間に置き換えて、「新しい芽(子ども)が産まれるまで親は死なない(枯れない)」→「子孫繁栄で家系が絶えない」というような縁起ものとして柏の葉を結びつけて、子孫繁栄の願いを込めたお菓子として柏餅が広がったと言われています。 関東では柏餅、関西ではチマキを食べる傾向があります。 平安時代に中国から端午の節句が伝来したときにチマキが伝えられ、全国に広がって行きました。 その後、江戸時代に端午の節句が五節句のひとつになってから、縁起の良い柏餅が江戸の主流となり、伝統を重んじる上方はチマキを伝承したようです。 ちなみに、柏の葉を外表に巻いているものと、中表(裏を外向け)に巻いているものがあります。 これは小豆あんのときは外表に、味噌あんなら中表に巻くなど、中身の違いを表しているそうです。