HP管理人の独り言 リメイク版

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食欲の落ちる暑い季節には欠かせない「梅干し」!

2012年05月30日 | 日記

 梅酒が熟していない青梅を用いるのに対し、梅干しは6月頃の熟した果実を用いて作られます。 塩漬けにした後、3日ほど日干しにしたものを「白干し」と呼び、保存性に優れた梅干しが出来上がります。 しかし、塩分が多く20%前後となるため、近年市販されている一般的な梅干しは、白干しのものを水につけ、塩分を減少させ味付けを施した「調味漬け」のものが多いようです。 以前にも紹介(第147話、丁度1年前)しましたが、“左腕「K]さん”が書いて下さった通り、梅干しに含まれるクエン酸には疲労回復の効果があります。 クエン酸には、乳酸を水と炭酸ガスに分解して体の外に追い出す働きがあり、また新しい乳酸の生成も抑制します。 乳酸は疲労や病気の原因になります。 肩や首の筋のこり、身のだるさなどの症状は、乳酸が筋肉内のたんぱく質と結びついて乳酸たんぱく質となって筋肉が硬下した状態だとも言われています。 血液中に乳酸が溜まると細胞の老化に繋がり、動脈硬貨、高血圧、肝臓病、腎臓病、神経痛などの遠因になります。 また、クエン酸は胃腸の働きを促進し、食欲を進め、タンパク質の消化を良くし、カルシウムと結合して骨を強化する効用や、鉄の吸収を促進しながら血行をよくする働きもあります。 食欲の落ちる暑い季節には欠かせない食材ですね。 ちなみに、「減塩梅干し」や「調味梅干し」は塩分が少なくなることで保存性が下がりますので注意が必要ですよ。