鎌倉由紀子のブログ

現代社会はストレス社会ですが、心がなごむ、ストレス緩和に役立つ記事を掲載したいと思います。

ヘルシンキの街角から

2015-07-05 11:36:36 | 日記
 「エストニアの記憶から」の続きです。エストニアのタリンから、フェリーに乗船してバルト海を渡ると、2時間でフィンランドの首都ヘルシンキに到着します。重厚な建築が立ち並んだ北欧の大都市です。国際会議は、ここで開催されたので、ヘルシンキには1週間ほど滞在することになります。

 群洋子原作の映画「かもめ食堂」はヘルシンキを舞台にしています。帰国してからこの映画をDVDで観ましたが、ガイドブックに従って映画で登場する場所を追って行きます。「かもめ食堂」の撮影は、「カハヴィラ・スオミ」という地元の人々が利用する大衆食堂で行われたそうです。店の入り口には映画の宣伝が日本語で記されており、私たち以外に時折日本人観光客が足を運んでいました。私は通りから眺めただけですが、知人はここを二度も利用して、魚料理が美味しいと満足していました。アフリカ系の若い料理人が仕事をしています。

 カイヴォプイスト公園の南側に、海に面して「カフェ・ウルスラ」があります。ここは、主人公たちがテラスでビールを飲むシーンに使用されています。海峡を挟んでスオメンリンナが見える絶景です。私たちは、コーヒーとサンドイッチをセルフサービスで取り、海の見えるテラスで楽しい昼食を味わいました。キッシュがビニール風船のような歯応えでなければ最高でした。

 エスプラナーディ公園に面して、アカデミア書店がありますが、その2階に「カフェ・アアルト」があります。フィンランドが生んだ世界的な建築家のアルヴァ・アアルトが設計した建物の中にある、アアルトのデザインした照明器具や革張りの椅子が備えてあるカフェです。ここにも二度入り、アアルトのデザインを堪能しました。トップライトの形状も奇抜です。

 アカデミア書店の並びに「マリメッコ」の本店があります。この店も映画に登場するそうです。1階には洋服売場があり、地下には家庭用品売場があります。有名なウニッコの巨大な花柄のデザインの商品が至るところにあります。しかし、価格は相当高いのです。私はお土産に紙ナプキン、タオルと鍋敷きを買いました。ひょっとしたら日本で買った方が安いかも知れません。

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