以前、国際会議でエストニアのタリンを訪問したことがあります。日本から直行便はないので、アムステルダムを経由して、タリンに到着したのは深夜でした。6月のエストニアは白夜に近く、真夜中なのに仄明るい風景でした。しかも、ホテルで休んでいると、朝4時頃には強烈な朝日が部屋に差し込んで、暑くて寝ていられません。城壁に囲まれた旧市街は、ユネスコの世界遺産に登録された美しい街並みです。中世は、ハンザ同盟で栄えた都市なので、立派な建築物が軒を連ねています。広場に面して、ロシア、イタリア、ドイツ、フランス料理のレストランがあり、どんなグルメをも満足させる美味しい料理を提供してくれるのです。中世の服装を纏った若い男女が露店でアーモンドなどを販売していて、旅行気分を満喫させています。
広場では、マーケットが出ていて、手編みのセーター、民芸品、サラミ・ソーセージ、民族衣装などを販売しています。バルト三国の一番北のエストニアは、町歩き、グルメ、買物、写真撮影など、何をしても満足できる観光資源を持っています。
