盛夏ではどこの寺でも比較的花が少ないようです。江ノ電の長谷駅から歩いてくるだけで、顔から汗が噴き出して来ます。空気は蒸し暑く、重くねっとりとしています。
光則寺の山門から正面に、大きな蓮の花が額に飾った絵のように見えます。蓮の花はあちこちに咲いていて、境内は極楽のようです。大きな蓮の葉は、お釈迦様の掌でしょうか?本堂の手前には、半夏生(はんげしょう)が白い葉を不思議に輝かせています。これは、 . . . 本文を読む
妙本寺の山門前には見事なノウゼンカズラがオレンジ色の鮮やかな花を咲かせています。本堂を背景に写真に収めます。本堂の階段で昼寝する猫を巨大な望遠レンズで狙う若い女性のフォトグラファーもいます。日向にいると、ぎらぎらと照りつける太陽の光に目眩がしそうですが、夏を迎えるためには代償が必要です。
本覚寺の境内で見かけた蓮の花、大巧寺のアガパンサスとオニユリが印象的でした。鎌倉駅からほんのわずかな距離 . . . 本文を読む
仕事で京都を訪ねた折りに、龍安寺に立ち寄りました。有名な石庭で世界各国から訪れている観光客が思い思いの瞑想に耽っています。白砂は日射を反射して眩しいほどです。それを眺める人々は、世界に投影される光をどのように観象するのでしょうか?
突然、掃除機の轟音が響いて来ました。静謐に瞑想する参拝客の思索を分断する騒音です。見ると方丈の畳を掃除機で丁寧に掃除しています。拝観をする人々がいる日中にする必要 . . . 本文を読む
梅雨空の鎌倉を散策すると、あちこちで紫陽花を初め、夏の花に出会います。
極楽寺坂の切通の上に成就院があります。石段の両側は、色とりどりの紫陽花が行列をしているようです。前方には、鉛色をした由比ヶ浜と海が遠望できます。観光客の頭越しに紫陽花の風景を撮影します。一眼レフが故障して修理に出しているので、コンパクト・カメラで撮影します。
極楽寺坂を下ると、星の井通りになり、「力餅屋」の前に紫陽花 . . . 本文を読む