寒風が吹く鎌倉の年末に、若宮大路に面した大巧寺を訪ねます。山門の前に、小さな水仙の花が咲いています。冬は春を内包しているのです。色彩に乏しい冬の庭園では、万両や南天の赤い実が一際目立ちます。ほかにも、小さな実や花があります。今年は鎌倉に足を運ぶのも、これで最後になることでしょう。来年になれば、春の兆しはもっと濃厚に感じられるのではないでしょうか？
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六本木ヒルズに到着したとき、ちょうど日が暮れる頃で、「ジョエル・ロブション」の前の広場はイルミネーションが点り、人々で賑わっていました。クリスマスの雰囲気が漂う店ばかりで、ふと、オーストリアのザルツブルクに出張していたときのことを想い出します。毛利庭園は、5時になると、一斉にイルミネーションが点灯して、思わず歓声を挙げるくらい綺麗でした。
同じく六本木にあるミッドタウンへ足を運びます。歩道橋 . . . 本文を読む
七里ヶ浜の駐車場の端に佇んで、沈み行く太陽を追いかけます。黄色い太陽は、傾くとともにオレンジ色から赤へ変色して行きます。昼間は汗ばむくらい暖かかったのに、日が傾くと風が冷たくなって来ました。いつの間にか富士山が蒼いシルエットになって浮かび上がっています。落日、江ノ島、富士山を眺めながら、時を待ちます。
濡れた波打ち際に太陽の光が反射して、ひときわ輝いています。浜辺に立つ人影は完全にシルエット . . . 本文を読む
長谷の喧噪を離れて、住宅地の突き当たりの光則寺を参拝します。小ぶりですが、風格のある山門を潜ると、数多くの植栽に囲まれた境内があります。流石に師走ともなると、花は少ないのですが、椿、山茶花と侘助はあちらこちらに見られます。万両の赤い実や橙の大きな実も、境内に色彩を与えています。
光則寺は、背景が山に囲まれているせいか、深山幽谷に足を踏み入れたかのような静謐な雰囲気があり、人生について沈思黙考 . . . 本文を読む
西日を浴びた赤レンガ倉庫は、鮮やかな煉瓦色に輝いています。広場では、クリスマス・マーケットが開催されていて、テントの中でビールや食事を楽しむ人々の姿が見られます。売店では、ワイン、ビール、クリスマス飾りなどが販売されていて、観光客で賑わっています。店の前には聖家族（ヨゼフとマリアとイエズス・キリスト）と東方三博士の像が立っています。店の屋根飾りには、聖家族と東方三博士と天使像が並んでいます。
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