月曜日はよく晴れていて、海を見たくなりました。活断層の動きを懸念して三浦半島は諦め、江ノ島に足を運ぶことにしました。台風12号の影響で波が高く、遊覧船は運休しています。エスカーを利用して石段を登ることを節約し、楽をして稚児ヶ淵まで歩きます。奥津宮を過ぎて、急な石段を降りると、紺碧の海が眼前に広がります。高波のために、稚児ヶ淵の岩場には降りられません。歩道から岩場に打ち寄せる怒濤を見下ろします。
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数日前までの猛暑はどこへやら、涼しい日が続いています。連日の酷暑に耐えがたい思いをしていても、秋の気配はどこか寂しく感じられますね。勿論、残暑はまだまだ続くことでしょうが、もう完全な夏ではないことを思い知らされるようです。
しかし、北欧を訪問して、日本の秋はまるでヨーロッパの夏のようです。それを考えると、日本では一年に夏を三回くらい体験できるように思えます。五月の爽やかな初夏、七月と八月の蒸 . . . 本文を読む
鎌倉の極楽寺を参拝すると、本堂の前にある百日紅の濃いピンク色の花に心を動かされます。しかし、境内は写真撮影禁止なので、一眼レフのキャップを取りません。4月の桜、5月の藤の花、8月の百日紅の花と季節の花が美しいのですが、私は注意書きを守って撮影はしません。
しかし、山門の前に咲く芙蓉の花を撮影することはできます。芙蓉の花は、牡丹よりも慎ましく、桜よりも自己主張が強く開花しています。今日もまた蒸 . . . 本文を読む
山下公園から２隻の大型客船が停泊しているのが遠望できたので、大桟橋ターミナルに足を運ぶことにします。大桟橋ターミナルは、ミルフィーユのようなシェル構造をしていて、テラスには芝生の屋上緑化が施工されています。停泊していたのは、「にっぽん丸」と「飛鳥Ⅱ」です。「にっぽん丸」の煙突のオレンジ色と芝生の緑色がコントラストをなしていて、色鮮やかです。夏の陽差は強烈ですが、海面を撫でる風は実に心地よいのです . . . 本文を読む
トロンハイムで開催された国際会議は中心部から少し離れた丘の上にあるノルウェー工科大学が会場だったので、毎日ホテルから30分以上歩いて通いました。住宅街を通って石畳の道を歩んでいると、散歩をしているような気分でした。日本と違って、電柱や架空電線はほとんどなく、美しい街並を眺めながら散策するには日々の楽しみでさえあったのです。
京都でさえ電柱と架空電線はあちこちに見られます。ようやく、三年坂と二 . . . 本文を読む