葉山の「日影茶屋」は、サザンの「鎌倉物語」にも歌われている有名な料亭です。昼食には、月替わりの「茶屋膳」がお勧めです。1月は、先付けが蕪とサーモンの重ね、前菜が春子鯛押し寿司、黒豆、唐墨、鳥松風、梅長芋、椀が清水椀蟹しんじょう、造りが季節の魚盛り合わせ、焼物が鰆（さわら）味噌柚庵焼、煮物が合鴨の治部煮、若布じゃこ御飯、赤出し、香の物、そして最後に水菓子です。
椅子席ですが、古風な日本建築の落 . . . 本文を読む
受験シーズンで、荏柄天神社には願掛けに参拝する受験生の姿が多く見られました。朱塗りの本殿は、日射しを浴びて鮮やかな色彩を放っています。本殿の外側には、願いを込めた絵馬がはち切れんばかりに掛けられています。私は、日だまりの白梅をクローズアップして撮影しました。馥郁たる梅の香りが境内に漂っています。風はまだ冷たいのですが、足元には水仙の花が咲いていますし、春はもうそこまで近づいているようです。受験生 . . . 本文を読む
長谷駅から線路沿いに歩いて、江ノ電の踏切を渡ると鳥居があります。御霊神社の静謐な境内で春を感じます。古色を帯びた狛犬と格式ある本殿の周囲にも、紅梅や水仙が開花しているのが認められます。身を切るように冷たい寒気が堪えますが、植物は正確な生体時計を持っていて、春の訪れを予告してくれます。底冷えのする日々が続くでしょうが、そう長くはありません。
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江ノ島のサムエル・コッキング苑を訪ねると、冬の午後の日差しを浴びたチューリップで眩しいくらいでした。まだ、蕾の状態のチューリップが多いのですが、赤、白、黄色、紫、ピンク、オレンジなど、これほど色彩が豊富なのかと驚かされます。
私は夢中になってカメラのシャッターを押します。風がないので、もう春になったかのように錯覚してしまうのです。いえ、錯覚ではないかも知れません。これだけ沢山のチューリップが . . . 本文を読む
正月は、風もなく穏やかな陽気で、初詣や行楽にはもってこいですね。極楽寺に初詣をしてから、由比ヶ浜の「松原庵」で遅い昼食を頂きました。それから、七里ヶ浜に足を運ぶと、ちょうど日没近くで、オレンジ色の夕陽が棚引く雲と山並みの間に残照を輝かせていました。
しばらく、夕日を写真に収めてから、海岸を散策して、鎌倉高校駅から江ノ電に乗車しました。イルミネーションに飾られた鎌倉高校駅のホームから眺める江ノ島 . . . 本文を読む