今日は年度末の日です。大学では、今日と明日は全く異なる日です。学生の四分の一は、完全に入れ替わり、出勤簿も新しくなります。キャンパスの桜は満開で、去りゆく年度を見送り、新しい年度を歓迎しているかのようです。晴れた空に薄桃色のソメイヨシノの花弁は、眩しげな光を放っています。
近くの公園には、オオヤマザクラの濃いピンク色の花が咲き誇っていました。風が吹いて、散りゆく花弁も絵画のよ . . . 本文を読む
横浜港の山下公園の道路側には、2本の枝垂れ桜の木があって、いまは花が満開です。ちょうど「ホテル・ニューグランド」の正面の位置になります。離れたところは、薄桃色の雲が浮かんでいるように見えます。近づいて行くと、桜の樹の下には、カメラを構えた人々が大勢群がっています。枝垂れ桜を背景に、記念写真を撮影する人が多いようです。枝垂れ桜の花越しに、氷川丸が望めます。
青空をバックに、枝垂れ桜 . . . 本文を読む
横浜美術館の前には、北側に3本、南側に2本の立派な木蓮の樹があります。今週の月曜日に撮影した写真をお見せします。毎年、この時期に楽しみにしている花ですが、まるで空一面に蝶が乱舞しているかのように華麗で、この世のものとは思えないくらい幻想的な風景です。肉厚の紫がかった木蓮の花は、木を埋め尽くし、空を覆い、背景のオフィスビルを支配します。
木蓮の樹の下に子供を立たせて、写真を撮影 . . . 本文を読む
卒業式が終わり、華やかな謝恩会が終わると、幸福な虚脱感に襲われます。一年間卒業研究で指導した学生が巣立って行くのです。そして、4年間の大学生活を十分に味わった学生が新しい職業生活を始めることになります。感傷にばかり浸っているわけにはいきません。うかうかしていると、新入生が入学して来ます。新学期の準備も疎かにはできません。
近所の公園で、白木蓮の花が、まるで白鳥の大群が空を舞う . . . 本文を読む
水仙も梅の花も終わりに近づいています。足下に咲く水仙の花をしゃがんで撮影し、頭上に開花する梅を見上げるようにレンズを向けるのも、これが最後でしょうか。花の季節が終わるのは寂しいものですが、それは次の花の季節が始まることを意味しています。梅の次は、桜、海棠、藤など、春爛漫を謳歌する花々が咲き始めるのです。20日は私が勤務する大学の卒業式があります。卒業式のことを英語で”commence . . . 本文を読む