鎌倉由紀子のブログ

現代社会はストレス社会ですが、心がなごむ、ストレス緩和に役立つ記事を掲載したいと思います。

銀閣寺の高い生け垣の向こうに

2015-09-26 09:56:25 | 日記
 銀閣寺は、八代将軍足利義政が建立した臨済宗相国寺派の禅寺で、正式名称は東山慈照寺といいます。哲学の道を歩いた後で、土産物屋が並ぶ参道を登ると、観光客が集まる銀閣寺の入口に達します。総門から中門に至る参道の両側には、背の高い生け垣が直線に伸びています。突き当たりを左に曲がると、円錐台状に白砂を突き固めた銀沙灘(ぎんしゃだん)が目に入ります。振り返ると、銀閣(観音殿)が立っていますが、逆光なのでうま . . . 本文を読む

南禅寺はいつ訪ねても

2015-09-23 12:43:26 | 日記
 琵琶湖疎水側から、南禅寺の参道に入ると、金地院、真乗院、天授庵などの塔頭が続きます。そして、かの石川五右衛門が上に登って京の街を一望して、「絶景かな、絶景かな」と感嘆の声を上げたと言われている三門が姿を現します。法堂の前を右手に折れると、琵琶湖疎水のレンガアーチが頭上に聳えて見えます。石段を登って、アーチの上に出ると、勢いよく流れる疎水が目に入ります。疎水の脇は散歩コースになっていて、のんびりと . . . 本文を読む

京都を垣間見て

2015-09-21 10:01:49 | 日記
 学会が大阪で開催されたので、その帰りに京都に立ち寄りました。平安神宮の巨大な朱塗りの鳥居から、琵琶湖疎水に沿ってしばらく歩くと、道路の反対側に長い漆喰の塀が見えます。明治の元勲山県有朋の別荘だった無鄰菴(むりんあん)です。その大部分を占める1000坪程の庭園は、明治27年から29年にかけて、造園家小川治兵衛(7代目)が作庭したものです。東山を借景として、疎水の水を引き入れ、三段の滝、池、芝生を配 . . . 本文を読む