まるで梅雨に舞い戻ったかのような鬱陶しい日が続いていると、先月訪問したノルウェーなどの北欧の爽やかな空気が懐かしく感じられます。物価と税金は高いですが、教育と福祉は充実していて、国民のモラルと質が高く、治安はよく、旅行者も安心して観光が楽しめるのです。
先日オスロで発生したテロには信じがたい思いがします。親切でもの静かで、ゆったりと生活を楽しむノルウェー人には、ありえないような衝撃的な事件で . . . 本文を読む
仕事で京都を訪問しました。仕事が終わったので、京阪電車の祇園四条駅から歩いて7分ほどのところにある建仁寺を参拝します。幹線道路に面していないので、広大な境内は静謐です。臨済宗建仁寺派の大本山で、俵屋宗達の国宝「風神雷神」の屏風絵が有名です。本堂に展示されているのは複製ですが、桃山時代の豪壮な技法が感じられます。
本堂と方丈はあいにく改修工事中でしたが、方丈庭園、茶室の東陽坊や法堂の天井画の双 . . . 本文を読む
台風6号が近づく前に、鎌倉を散策してみます。土曜日は猛暑でしたが、日陰を選んで鎌倉の夏の花や海岸風景を写真撮影してみました。たとえ日陰でも暑いことに変わりありませんが、直射日光を避ければ我慢できます。夏の花は、どこか情熱的な印象を漂わせます。早く涼しくなってほしいと口で呟きますが、内心は夏を味わいたいという願いが強いのです。
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「人形の家」から陸橋を渡って山下公園に入ると、見事なノウゼンカズラの出迎えを受けます。夏の花はどこか誇らしげに咲いています。頼りない学生でも、どこか凛としたプライドを感じさせるように、夏の花は強烈な太陽を反射するエネルギーを持っています。まるで太陽の化身であるかのように、夏の花は自律的に光を放っています。
フランス革命の記念日であることをほとんど忘れかけていた自分を恥じらいながら、夏の花にエ . . . 本文を読む
鎌倉駅東口から歩いて7.8分のところに妙本寺があります。門を潜り、すでに盛りを過ぎた紫陽花を横目で見ながら石段を登ります。あいにく山門は工事用のシートで被われていますが、その前に咲き誇るノウゼンカズラのオレンジ色の花は夏の化身のように感じられます。ノウゼンカズラを前景に、本堂を背景に写真を撮影します。
比企谷幼稚園の柵に寄りかかって、白百合の花が豪華に開いています。本覚寺の蓮の花、大巧寺のア . . . 本文を読む