ジャコミーニ・道化師

来年５月の公演に向けて、合唱団の練習を続けています。
「道化師」全２幕のオペラです。
第２幕の合唱練習は順調です。
各パート三人ずつで歌えるかどうか確認もやり、ほとんどの人が歌えるようになっています。
お盆明けには第１幕を練習します。

チョット気になること。
合唱団員さんの中に、身体で拍子を取りながら歌われる方がいます。
真横でやられると、とても気になります・・・しかも、少し出遅れています。
ほとんど話したことが無い方なので、直接注意するのも角が立ちそうです・・・どうしよう

あらすじ（カルメンシータがあらすじ担当です）を１５日に演出家さんに読んでいただけることになりました。
歌の先生にもチェックしていただいて、聴き所も書き入れました。

練習しているオペラは、だんだん好きになってきます。
どのオペラもそうですが・・・
「道化師」は合唱部分が難しく、そのせいでワクワクして楽しいですよ。

きょうは道化師の録画を観ました。
ジュゼッペ・ジャコミーニが、２００４年に新国立でカニオを歌った時の録画です。
ＮＨＫで放送されたので、ご覧になった方も多いかもしれません。

まだ、胸がドキドキしています。
すっごくいいですよ！
「俺はもうパリアッチョじゃない」は涙が止まりません
思い出して泣いています。
我が家の１４インチの最低レベルのテレビで聴いてさえ、極上のカニオなのがわかります。

ジュゼッペ・ジャコミーニ・・・年齢からいくと盛りは過ぎているのでしょうけれど、パリアッチには最適でした

今年、先生がイタリアで聴いたホセ・クーラーの「カヴァレリア　ルスティカーナ」と「道化師」は、すばらしかったそうです。
いいなあ！ホセ・クーラー
ホセ・クーラーが「カヴァレリア　ルスティカーナ」のトゥリッドゥを演じると、サントゥッツァなんかふられても、可哀想でも何でもなくなってしまうのが困ったものです（笑

テノールの声に弱いカルメンシータです（笑