料亭稲穂の角館物語

安全無添加食材の角館懐石「料亭稲穂」

春の色々 春のかほりっこ ふぎっこの煮づげっこ(フキ)

2008-05-15 18:22:59 | 女将の独り言
みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は くもり時々晴れ 昨夜は久しぶりの大雨でした
最高気温は14度 最低気温は10度 一日中さんびがったんし(寒かったです)
これからこの辺りは田植えの時期です
しかし昔からの伝えで、気温が低いと水温も低くなり
気温が高くならないうちに田植えをすると生育が悪くなるそうです。
その為にもどうかもう少し気温が上昇してほしいものです

今日写真は「ふぎっこの煮づげっこ」です
この辺りでは1歩山の中に入ると今がふぎっこ(フキ)の最盛期です
茎が赤っぽい色の物と、薄緑色のものがありますが
食べて美味しいのは薄緑色の方だそうです
そこで
ふぎっこの採り方・ゆで方・煮づげっこの作り方
①まずは山に行ってふぎっこを探します
 ふぎっこを見つけたらふぎっこの根元を包丁又ハサミなどで切る、
 その場で葉っぱを取ります。
②家に帰ってきてから大きな鍋にお湯を沸かしてふぎっこを茹でます。
③煮立ってきたら、箸ですくってみて
 端っこの皮が少しむけるようだったら冷水にさらします。
④ふぎっこが良く冷えたらスジの通りに皮をむきます。
 そして又半日ほど冷水にさらしてアク抜きをします。
 何事も下ごしらえが大事です
⑤そのふぎっこを4センチほどに切り鍋に入れて
 ヒタヒタの水にふぎっこを入れて出し昆布10㎝ほどをハサミで
 千切りにしてなべに入れて煮立ってきたら、
 お茶パックに入れたかつお節を一袋入れます
(主婦の略式出汁採り法です
 そしてお醤油・お酒・砂糖で味を整え油揚げの千切りを入れて
 かつお節を袋ごと取ったら出来上がりさぁ召し上がれ

密閉容器に入れて冷蔵庫の中で1週間位は保存が利くので
常備菜にどうぞ



今が盛りの藤の花



キレイな乳白色色の栃の花
どちらの花っこもとっても良いかほりっこがします

コメント (2)
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