料亭稲穂の角館物語

安全無添加食材の角館懐石「料亭稲穂」

冬の色々 剣道 立ち切り試合

2008-01-22 22:23:29 | お母さんの部屋
みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は 曇り
最高気温は-1度 最低気温が-5度 積雪量は53センチ

一昨日1月20日 湯沢市にて「第29回3時間断ち切り試合」
「第9回 女子の部2時間立ち切り試合」が開催されました

※立ち切り試合とは・・・一人の剣士に対して(基立ちといいます)
 5分ずつ試合をします。男子は3時間(対戦相手は33人)
 女子は2時間(対戦相手は22人)試合をすることです。
 この基立ちは昨年のこの大会の最後に発表になり、
 1年間稽古に精進をしてこの日を迎えます。
 
今回この大会に秋田北高校剣道部の先輩であり、コーチでもある
加藤由佳先輩が基立ちに選ばれ娘と娘の友達を伴い
始めて立ち切り試合の応援に行ってまいりました
開会式の際1月12日お亡くなりになられた
秋田県剣道連盟名誉会長の内山眞先生をしのび
黙祷をささげ試合を始めました。
寒さの厳しい日でしたが会場内は試合が進むごとに
熱気に溢れてきました
基立ちは序盤気合十分で果敢に攻めておりましたが、
後半に入り息が荒くなり、足元がふらついたり、
足がつり大文字に倒れこんだりしておりましたが、
それでも会場内からの家族や剣道仲間からの大きな声援をもらい
気力を振り絞り最後まで全員戦い続けました
試合後面を外したら加藤先輩の顔は達成感で満ち溢れておりました
結果は20勝2分けで過去最高の記録とタイ記録でした。
相手に取られた本数も1本で
とても新年から清々しい剣道の試合を見せて頂き
加藤先輩その他の基立ちの方皆さんに感謝したいと思いました。

プログラムの表紙に書かれている「百錬自得」の意味ですが、
「百錬」とは「たくさん稽古をする」ってことです。
「自得」は「おのずからわかる」と言うことです。
つまり、「剣道の技術や教えは、
数多く稽古をすることによって、自然と身についてくるものだ」
という意味です
日頃から他の人たち以上に稽古を積んでいる加藤先輩
これからも秋田北高校剣道部の後輩達の指針でいてくださいね
この日加藤先輩と引き分けたお一人で
同じく秋田北高校の剣道部の先輩の内山真由美先輩は
亡くなられた内山眞先生のお孫さんです。
内山先輩は昨年基立ちをなされて、加藤先輩が挑戦者をなさいました。
この日の内山先輩は亡きおじい様の気持ちを
目一杯背負って頑張っておられました。
素晴らしい先輩達に乾杯です



この様な清々しい日の翌日に
角館でも清々しい写真を撮る事ができました。
まるで枝の付け根に餅の花が咲いているようです


コメント (6)
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