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南とかちで遠隔ドーム、家でゴロゴロ天体撮像!!(笑)

えっちゃんが冷却CCDで深宇宙を撮像しています。

南十勝に遠隔操作で動くドーム2つを作り運営中!!

ぐわー!MaximDL設定間違い

2016-12-04 16:10:42 | 天体写真関係の雑談

昨晩はよく晴れて、札幌周辺でもよく晴れていたため、

胆振地方の太平洋側でC14edgeHDのファーストライトをしてみました。

3910mmの直焦、オフアキです。

自宅で何とかオフアキを同焦点近くに持って行けたため、

その調整は比較的楽でした。

しかし、この距離になるとガイド星は暴れますね!

7ピクセルくらい簡単に暴れます。

どうにかこうにか合わせて対象を入れて撮像開始。

なんとなくですが、フィルタホイルが動かない気もしましたが

エラーも出ないので明け方まで撮像続行。

画像処理してみると、色が出ません。

どうしたかいろいろ調べると、

MaximDLで,フィルターフォイルの選択をSBIG universalを選ぶところが

なんとSBIG parallelを選んでしまっていました。(TT)

全部Rフィルターになってしまっていました。(最初はRフィルターなので)

他の選択なら必ずエラーが出るのですが、この選択誤りはエラーがでませんでした、、、。

 

かなりがっくり来ましたが、C14,風がなければ稼働はできそうなのでまずはほっとしています、、、、。

 

でも、デカイし、焦点距離も長大なのでいろいろ苦労も多いです、、、。

 

冷却CCD(ドームも)ってホントトラブルも多い(自分のミスも含めて)ので、忍耐力と”あきらめ力”が

向上した気がします。これがメリットでしょうか?(笑)


イチデジのでの天体写真は難しいです。

2016-11-14 00:00:00 | 天体写真関係の雑談

前回は、D810Aによるオリオン大星雲から三ツ星の画像をアップしましたが、

イチデジはとにかく難しいです。

はっきり言うと、すぐ飽和しちゃいます。

今回もトラペジウムも出したかったのですが、3秒でもう飽和しています。

非常に懐が狭く、やっぱり冷却CCDの懐の広さに慣れたものとしては

画像処理もつらいですね。

もちろん世にはたくさんのイチデジによる素晴らしい画像があり、

そういう方々は非常に高い撮像技術と画像処理技術をお持ちなんだなあと

思います。

しかし、セッティングはイチデジが圧倒的に楽です。

ピント合わせも楽です。

Mgenなんかでガイドさせると単純化でき、PCが現地にいらないもの

相当なアドバンテージです。

私の場合、結局イチデジは星景画像専用になっちゃいそうです。


難しいデジカメモザイク

2016-10-05 09:14:46 | 天体写真関係の雑談

FS-60CBとD810Aでこのごろ星座画像にも挑戦しています。

レデューサー噛ませても焦点距離が250mm位あるので

必然的にモザイクになります。

D810Aは画素数も多く、画像が重いうえにスタックをするのに時間がかかります。

途中でPCがハングアップする事も珍しくありません。

 

そのように準備してパノラマソフトにぶち込むのですが、

Photomergeでも、Image composit editorでも、Pitiguiでも

同じように境目が分かってしまいます。

 

丹念に一枚一枚補正、レイヤーマスクで微調整などを繰り返すしかないのでしょうか?

 

そういえば睡眠学習ってのがありましたので、どうしたらいいか考えながら

寝てみましたが、なぜかわかりませんが外国人と東北を旅している夢を見ました。

もちろん回答は思いつきませんでした。笑


この夏は忘れられない夏となりました。

2016-08-18 11:11:53 | 天体写真関係の雑談

この夏は忘れられない夏となりました。

それまでは、満足した画像を得られず、また、画像処理においても

いろいろ理解できずに少しあきらめかけていました。

正直あまり期待せずに渡米し、天体写真、画像処理を学んできました。

しかし、その内容は驚くべきもので、私にとっては人生の大きな学びとなりました。

 

もちろん英語ばかりの講習でしたが、しまいには講師のBENに食らいつくように質問をし、

もうその時は英語をしゃべっているのか日本語なのかなんだかわからなくなっていました。(笑)

皆さんも一度プロにならうことをお勧めします。しっかりと身につきます。

 

いままでほとんどしてこなかった星景画像も自分なり(すべて自分なりですが(笑))に相当理解が深まりました。

そのほかパノラマ画像、ハイダイナミックレンジテクニック、Photoshopのレイヤーテクニックも叩き込まれ

BENには感謝感謝です。

 

本当に実り多い夏となりました。忘れられない夏になりました。

感激で涙が出そうになる位です。


果たして”フランケンシュタイン画像”はどこまで受け入れられるのか?

2016-08-16 10:43:19 | 天体写真関係の雑談

たとえば一作品作るとします。

すべて均一に処理すると、当然ながら

”この部分はいいけれど、この部分はダメだなあ、、、”という状態になります。

しかし、裏を返せば、いい部分がある画像を何枚も作り、いい部分だけ採用する事も可能です。

普通そういうことをすると、特に境目が目立ち、不自然になります。

しかし、今回私が習ってきたように、マスク方法を工夫をすれば笑っちゃうほど境目がわかりません。

この部分、やり方を見せてもらったときは”うわーすごいな、やっぱりプロのクリエーターは違うな。”と

深く感じ入りました。

Photoshopの解説本は時々読んできましたが、特にレイヤー、マスクの部分ですが、

Benに習ったような手法で星空の画像に応用することなど考えもつきませんでした。

 

作品のつくり手とすれば、やっぱり美しく仕上げたいのは人情です。

 

しかし、お絵かき的な面は否めません。

 

作った本人はいいのかどうか決められないと思います。

 

本当にいろいろ教えてくれたBenとお別れパーティーをしているとき、日本の"Light Painting"を多用する星景写真家の

名前が出てきました。私は、名前は知っているが、light paintingが日本ではあまり評価されていない気がする、

と答えておきました。(light paintingとは、星景画像に置いて前景をLEDなどでさっと照らすこと)

 

まあ、レイヤーのマスクの多用が、皆さんから拒絶されるものなのか、photoshopのある技術として受け入れられるのか

明確な基準などなく、悩むことでしょう。批判するのは簡単なんですが、、、。