遠隔ドーム、厳冬期(マイナス２５度）への備え。

南とかち天文村の”遠隔ドーム”、さすが日本有数の寒冷地だけあって

間もなく氷点下、一月に入るとマイナス２５度という途方もない寒さの

日も出現します。

雪は札幌と違い、いつもはさほど多くありませんが、昨冬は異常に雪が多く、

危うくドーム回転部分に達するところでした。(汗）

 

一冬超えて思ったのが、ニッシンドームさんのドームは大変すばらしい、ということです。

あんなに雪が積もっても全く大丈夫でした。不具合など全くありませんでした。

 

特に雪解け時、雪解け水がドアから入るのを心配していましたが、全く問題ありませんでした。

 

一番困ったのが各種配線の断線です。

 

特にコネクタの基部などすぐやられますので、アルミテープなので補強しています。

 

STF-8300Mの電源ケーブルがやられてびっくりしました。かなり太くて

丈夫そうでしたが、あっさりと断線。

我らがopt(笑）で購入し、今はかなり補強していますので今冬は大丈夫だと思います。

 

あとはヤフオクで、

good300speedさんのコードをなるべく使用しています。

とてもしなやかで寒くなっても大丈夫ですし、高品質、リーズナブルで感謝しています。

※good300speedさんとは何の関係もありません。

マイナス２０度を下回る様だったら機器に危険ですので、撮像をやめようかとも思っていましたが、

そういうときってよく晴れるんですよね。透明度良く。

ヤフーオークション、値切ってきた背景は？？

今回、値切ってきたヤフーオークション、ともかくも無事終わりましたが

値切ってきた背景にピンときました。

ヤフオクは純粋に不要機材の処分に使っていて、

価格はある意味気にしていないのですが（どうせ損ばかりですから(笑））

今回出品したものの販売価格を調べてみると、新品よりわずかにしか安くありません。

だからって値引き要求するのは別問題として、

今時、ヤフオクにそこまで熱くなって入札した人がいたことに

びっくりしました。

二人で競り合っていたようですから、熱くなった人は２人いたんですね。(爆）

冷静に判断したいものです。

月夜も遠隔ドームを楽しむ！！

雲がややあるようですが、晴れ間も多いようですので

今夜も撮像！！

超低空の対象にトライしています！！

でも、ホント低いなあ、、、。

 ※やっぱり曇りました。(笑）

タカハシ赤道儀、電源切り忘れて干渉してしまったらどうなるのかタカハシに聞いてみました。

遠隔で一番問題になる可能性があるのは、赤道儀が動いているのに電源を切り忘れる、

あるいはPCがおかしくなり、電源を切れないなどがあげられます。

 

そうなったとき、どうなるかタカハシに聞いてみました。

 

〇筒が当たらず、コード類が引っ張られた場合、コネクタや中の基盤の破損の可能性があり、

　修理代が高価になってしまう。

〇筒が当たった場合、恒星時追尾時のトルクは強大なため、筒が変形し壊れてしまう。

〇筒が堅固で筒が当たったばあい、クランプが滑るだけで済む

 

と教えてもらいました。

 

硬い筒を使いたいですね。（大爆）

耐久性のある信頼できる小型ガイドカメラについて

遠隔ドームの場合、近くにいませんので(当たり前ですが、）小型カメラを何台も付けています。

それはドーム全体を見まわしたり、筒の先につけてスリットとの被りや星空の様子を見たり、、、。

ドーム外の全天カメラもありますが、すぐに夜露でビシャビシャになりよくわかりません。

ドーム内ですと夜露はほとんど免れるので助かります。

 

一番信頼があり、動作を続けているのは何といってもSBIGのSTiです。

本当に堅牢です。

シャッター付もとても便利です。

 

ZWO　ASI120MMもかなりいいです。しかし、PCのUSBポートの数の制限からハブを噛ませなければ

ならないときも多く、メーカーはPCに直付けしてくれ、といっています。

しかし、ハブを使ってもうまくいくことも多いようです。