何度も書いていますが、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは本当に素晴らしいバッテリーです。
冬場も全く問題ありません。
ディープサイクルバッテリーのような鉛のバッテリーとは全く違います。
このバッテリーとの出会いで遠隔ドーム運営の大きな悩み、
それは電力不足ですが、ほとんど解決されたといえるでしょう。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーとの出会いに感謝!!です。
遠隔ドーム用ですと、ある程度の容量が必要ですが、普通の天体写真遠征用とか、
非常用電源などにいいと思います。
例えば12v100Ahバッテリーですと、
ディープサイクルバッテリーだと25Kもあり、また、倒してしまうと硫酸が出てきて
非常に危険です。
しかし、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーですと、14K程度と非常に軽くて、
放電容量もディープサイクルバッテリーの2倍くらいありそうで、
しかも倒しても危険はありません。
価格はアリエクで5万円前後ですが、10年以上持つでしょうから何から何まで有利です。
遠征用も非常用電源にもリチウムイオンバッテリーをお勧めします!!
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーシステムですが、ばっちり稼働し、
真冬でも心配なく蓄電、放電しています。(^^)
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは究極のバッテリーな感じです。
従来の鉛バッテリーでは考えられない性能です。(何倍も充電できる。)
16セルあるのに8セルしか使っていません。
もったいないのですが、南とかち天文村はあまりにも寒いので
また春になったら考えたいと思いますが、今で十分ならそのままでもいいかな?と
考えています。
バランサーですが、太陽光のチャージ電圧が上がるとそろわなくなり、一部3.8Vになってしまいますが、
仕方がないと考えています。
予備の生セルはたくさんありますので、、。(笑&泣)
ということで遠隔撮像中です。
強風の日ですが、案外シーイングは落ち着いているように思えます。
キャプチャしたドーム内の画像がなぜか2つに割れて逆サイドに表示されます。
また治ったりするのですが、なぜなんでしょうね??
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーのバランサー取り付けに失敗した後、
放置していたのですが、生セル間の電圧が極端にそろわなくなり、
遠隔天文台は休止せざるを得ない状態に追い込まれていました。
取り付けに失敗したとは、バランサーを取り付けている最中に
バランサーの基盤が焼け焦げたのです。
しかし、これではどうしようもないと、バランサーがもう一つ(8セル用)があったため、
まずは8セルのみ(全部で16セルあります)で運用できないかと、また同じ8セル用バランサーを
取り付けてみたところ、非常にうまくいき、バランスがとれるようになって十分に充電し、
ようやく遠隔ドーム、遠隔ミニドームの運用が再開しました。
南とかち天文村はマイナス20度まで気温が下がるようになりましたが、
放電は極めて順調です。
最初の焦げたバランサーは不良品だったか、なにかショートしたか、、、。
冬は寒すぎるところですので春になったら16セル全部にバランサーを取り付けてみたいと思います。
外気温マイナス16度と結構寒くなってきました。
空は快星!!遠隔撮像中!!
画像の手前に見えている細長い箱群はリン酸鉄リチウムイオンバッテリー群です。
なかなか都合よく蓄電されていて、危険水域の3.6Vは超えないようにしています。
充電不足のセルもありそうですが、今のところは十分に充電されています。