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シンガポールの死刑

2008年02月24日 | 新聞記事&法律&犯罪
シンガポールには、日本と同じように死刑があります。

今日は、シンガポールで最近あった死刑についてお話します。
    Van Tuong Nguyen 当時25才。
 
この青年、写真で見るとごく普通の青年のように見えますが、シンガポールのチャンギ空港で、400グラムのヘロインを所有していたために死刑になりました。

オーストラリア人(オーストラリアに移住したベトナム人)。

彼には、双子の兄がいるんですが、兄が多額の借金をしていたので、それを返済するために麻薬のの運び屋に手を染めてしまったんです。

事件が起こったのは、2002年12月。

死刑が執行されたのは、2005年の12月。

罪をおかしてから3年後に死刑が執行されています。

オーストラリアは死刑を認めていない国なので、シンガポールはかなり非難されました。 

有無を言わせず、悪さをする者は処刑する、これがシンガポールの法律です。


もう一人、死刑になった人がこちら。
  Took Leng How

マレーシア人(22歳)。奥さんと子供をマレーシアに残して、シンガポールで仕事をしていました。

近所の女の子(8歳)を殺して死体をダンボールに入れて放置。マレーシアに逃亡しますが、最終的に逮捕。

この事件が起こったのは、2004年10月10日。

逮捕されたのは、10月30日。

死刑が執行されたのは、2006年、11月3日。

事件から2年ちょっとで、死刑が執行されています。

この事件は、女の子の母親が中国からの「スタディイママ」で、娘をシンガポールに残して、中国へ戻っていた時に起こったので、スタディイママの問題についてもマスコミなどで大きく取り上げられていました。

(このママはバツ一で、中国に新しいだんなと子供がいます。)

シンガポールの法律、本当に厳しいっ。

20代の若き青年の命が失われました。シンガポールでは、過ちは決して許されません。





死刑と言えば、中国でも死刑が執行されています。

グレースがオーストラリアに住んでいた時、中国で「判事」をしていた人がいました。

判事を辞めて、オーストラリアの大学院でお勉強を。。

妻子を中国に残して、永住目的でオーストラリアに来たそうです。

彼は、元判事だったのであだ名は「ジャッジ」。英語で判事は「JUDGE」でーす。

「ジャッジ」は今までに100人ぐらいの人を殺した(つまり、死刑にした)ので、自分には罪があるといっていました。

わざわざオーストラリアにこなくたって、中国でとってもいい生活ができるような気がするんですけど。

この「ジャッジ」、オーストラリアで生活してから、沈没状態。

ギャンブルに燃えていました。。。。。。

中国じゃ仕事上、遊べなかったのね。きっと。

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