鹿児島高校陸上競技部

監督雑感を中心に鹿児島高校陸上競技部の様子をお知らせします!

長崎国体その2

2014年10月26日 00時54分32秒 | 大会結果
みなさん,こんばんは。
長崎国体も無事終了しました。

お陰様で,本校から出場した4人の選手のうち2名が入賞することができました。
目標は4人全員で入賞,そして,3年生の松田は優勝を狙いましたが,
まだまだ精進が足りませんでした。



やはり,日本一になるということは,簡単ではありません。
しかし,そこを目指し,日々努力した時間は,きっと彼らにとって,そして私にとって
大切な大切な宝物のような日々になっています。間違いなく。


さて,国体も一段落しましたが,実際のところ,本当に疲れました。

国体は,他のどの大会とも違い,独特の空気の中で行われます。

選手は一様に各県同じユニフォーム,同じ番号のゼッケンで競技します。

スタッフの指導者も,選手によっては,普段のホームコーチとは違い,
県のスタッフがコーチとして指導に当たることも少なくありません。

そういう面も含めて,メリットデメリットありますが,
選手,指導者ともに,多くのドラマがあり,また,学ばせて頂く場面も多く
とても有意義な大会でした。

そんな中で,今回嬉しい事もたくさんありました。

まず一番嬉しかった事は,米森が入賞したこと。
彼は,小学5年生の頃,全国小学校の100mで入賞を果たしています。
私もこの時,県のスタッフとして同行していました。

それ以来の入賞です。
米森は非常に真面目で,コツコツ練習を重ね,頑張って来ました。
こういう選手が入賞をすると,他の選手もだいぶ励みになります。





そして,今回,この国体に(鹿児島県選手団として),5名の鹿児島ジュニア関係選手が出場しました。

卒業生が4名,現役の鹿児島ジュニアの選手が1名。

これまでも,鹿児島ジュニアの選手や,その卒業生が国体にも多数出場して,
多数入賞を果たしています。


鹿児島ジュニアは私が,鹿児島高校の監督になる前に,指導をしていたチームであり,
私が指導者として大きく成長できた場所でもあります。

私にとって,とても大好きなチームで有り,大切なチームです。

6年前,チームを離れるとき(鹿児島高校に赴任するとき),非常に悩みましたし,
寂しい気持ちになりました。

しかし,そのチームを久保田コーチが引き継いで暮れて,
これまで,チームを支え盛り上げてきてくれました。

久保田コーチやまた,鹿児島ジュニアのスタッフには非常に感謝しています。

大会4日目に久保田コーチと選手達と写真を撮りました。

あいにく,中釜や,中学生の川島さんは,日程の都合で鹿児島に帰っていましたが,
松田,米森のほかに,内之倉さんとも写ることができました。



彼女は,小学生の頃から全国大会に出場しています。

最初5年生の頃,鹿児島ジュニアに入ってきた頃はとても小さく,ここまで強くなるとは思ってもいませんでした。
当時から,鹿児島ジュニアの一番の指導のポイントは長く競技を続けることだと思っています。

小学の頃から,こうやって,高校生になって,どんどん成長していく選手がでてきてくれることが
とても嬉しいです。

これも,鹿児島ジュニアを創設した,丸山先生のお考えの結果だと思います。


これからも,鹿児島ジュニアを応援したいと思います。



最後に,今回の国体,非常に多くのスタッフの先生方に選手ともどもお世話になりました。
まだまだ若い?指導者の私は,先生方との1秒1秒が勉強になります。

これから,チームのみならず,鹿児島県の陸上界が盛り上がるように尽力したいと思います。





さて,国体も終わり,シーズンもいよいよ終わりを迎えています。


うちのチームはあといくつかの試合を残すのみとなりました。


今夜は熊本に来ています。

明日からの秋季記録会に参加するためです。


普段試合に出れない選手も,こういう大会には出場できます。

全員が自己ベストに近づけるように,頑張ってもらいたいです。