晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
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【太宰府】古代食「万葉御膳」をいただきました♪

2018年11月18日 | 太宰府
平安時代好きブロガー・『源氏物語』史跡ナビゲーターのなぎです。

11月11日(日)のこと。
午前中は『源氏物語』ゆかりの地としての大宰府の世界に浸った私たち。
午後からは平安時代よりさらに古い、飛鳥・奈良時代へ!


福岡県太宰府市では11月11日(日)に
大宰府史跡発掘50年記念ウォーク・イベント
「大宰府史跡ものがたり」が行われていました。

その一環で古代食「万葉御膳」が作られるということで
事前申し込みをして「万葉御膳」をいただいたのでした。



古代食「万葉御膳」



万葉人が食した饗宴の膳の再現だそうです。

箸置きは松葉、竹のお皿、そして梅の木で作られた箸
・・・なんとこれらは松竹梅になっているのでした。
現代の遊び心もあって嬉しいですね!



赤米の御飯

もっちりして噛むとお米のうま味が広がります。
添えてあるのは瓜の粕漬けです。



根菜のゆでもの 醤(ひしお)添え

大豆のイロリ(ゆで汁)で大根・蓮根・里芋・ゴボウ・ズイキをゆでたもの
醤を付けて
いただきました

※醤(ひしお)=調味料、醤油の元祖



蘇(そ)

牛乳を10分の1に煮詰めたもの

少しぱさつき感はあるものの濃厚なチーズといった感じ。
牛乳のうま味が凝縮!おいしいです。

奇しくも蘇をいただいた11月11日は「チーズの日」だそうで偶然に驚きです。



芋粥

山芋のそぎ切りを甘葛(あまづら)で煮たもの

今回は甘葛と同じ成分で作られた甘味料(だったな?うろ覚えです。すみません)で煮たそうです。
山芋の食感と甘みがおいしくていくらでも食べられそう♪



潮汁 アサリ汁



木菓子 <干柿、木連子(イタビ=イヌビワ)、棗(ナツメ)>



唐菓子 <環餅(マカリ)、結果(カクナワ)>

米粉や小麦粉を材料に、ゴマ油で揚げたもの

やや固めですがごま油の風味豊か。
さくっとしておいしいです。



お料理を研究・用意されるにあたって
とても大変だったことと思います。

どれもおいしくて幸せでした。

貴重な機会に参加できて嬉しいです。
ありがとうございました!!



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