雷とからっ風 義理人情!上州かあちゃんの毎日

赤城おろしの冷たいからっ風にも、日本一暑い夏の日にもめげず
頑張る上州かあちゃんの日記です

暑いねぇ〜

2022-06-20 19:20:00 | 日記
今日は、梅雨明けをした沖縄より
気温が高かった
33.8度

うぅぅ〜
湿度が高いので
蒸し暑い!

明日も暑い🥵💦みたいよぉ〜

バテないように、
美味しいもの食べて
早寝じゃぁ〜



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海!見てきました。

2022-06-19 12:19:00 | イベント・お祭
昨日の朝父ちゃんと喧嘩して
父ちゃんが「出て行けぇ〜」って
言ったので
家出しました。

最近、木曽の山ん中ばっか
歩いてたので
海を見に行く事にしました。

上野から常磐線に乗りました



海の見える街で下車して、
腹ごしらえ!
イカ焼き!美味しかったよ
ミニ鉄板で自分で焼いて食べるのよ



お腹いっぱいになったんで
街の中ふらふらしてみた

知らない街を歩くのって
なんだかワクワクするねぇ

そしたらね、
こんな昭和チックな路地があったのさ!



お腹いっぱいだったんだけど
地酒でも、ちょこっと
飲んで行こうかなぁ〜
と思って、
日本酒とおでん頼んだ!

なんだかね!
旅の人って、わかったのね
ちょっと、ぼられたかも
お通し1000円も取られた。
これ、
ありなの、たっかくない???
すごく高級おでん食べた感じよ
もう二度と行かねぇ



海の近くに泊まって、
今朝はお散歩しました。



釣りしてる人もいましたよぉ〜


原発は、見えなかったけど
火力発電所は見えた


海岸沿いの高台から見る
土地は、津波で流されて
今は、建物もあまり立って
いませんでした。


新しい防風林を作るため
小さな苗木がたくさん
植えられていました。

防風林としての
お役目を果たすためには
あと、何十年かかるのでしょうか


海岸の散歩の後は
太平洋を見ながら
露天風呂に入ってきた!

山の中の温泉もええけど
海を眺めながらの温泉も
ええなぁ〜

地元の人が多かった


美味しそうなアイス屋さんが
あったので


地元のさつまいもを使った🍠
さつまいものアイスを食べてきた



美味しかったよ!

海鮮に、地酒、海を見ながらの
露天風呂に甘いアイス
リフレッシュしたので
帰ろっかなぁ〜

家出しても、
帰る所は、一つしかないしなぁ

実家はボケたばあちゃんが
弟の世話になってるし
私まで世話になるわけには
行かないしね!

やっぱ!
嫌だけど、父ちゃんのいる家に
帰るしかないかぁ〜

帰りも常磐線に乗って
上野までもどりました

上野から高崎線に乗ったはずなのに
間違て、宇都宮線に乗ってた

大宮駅過ぎてから、なんか、
聞きなれない駅名のアナウンス!

あれ!
間違えたかも???

大宮まで戻って、高崎線に
乗り換えました。

前回も上野で間違えてる!

そのうち、私も
訳わかんなくなって、
本当に知らない街を
徘徊するようになっちゃうかもねぇ〜

40分ほど余分に時間は
かかりましたけど、
無事に家に帰って来れた。

父ちゃん、何食わぬ顔しとる

ほんと、腹立つわぁ

今は、令和ぞ!
なにが、出て行けだぁ〜

お前が出て行け!





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中山道 須原宿 39次

2022-06-15 15:44:41 | 中山道

6月10・11・12日

2泊3日で上松から三留野宿まで歩いてきました

木曽11宿のうちの4宿を歩いてきました

街道距離で28キロ

江戸からは317キロ歩いてきたことになります

中山道の中間点を過ぎ京都三条大橋まで220キロです

標高は700mから450mへと降りて行きます

この日は皆さん新宿駅に7時に集合だったようです

私は、現地集合で11:20分でした

木曽福島の駅に早めに着きましたので

駅周辺を散策・・・

駅前にお土産物屋さんが並んでいるのですが

裏から見たらすごいところに建ってた

こんなだった

 

駅周辺で時間つぶし・・・
皆さんの乗ったバスが来たので
私も乗車・・・
まずは、街道歩きを始める前に昼ごはんです
 
日本で2番目に古い蕎麦屋という越前屋で
手打ち蕎麦・・・
創業寛永元年の味・・・
ってわからんがなぁ~~笑笑
 
ちなみに1番古いお蕎麦屋さんは京都にあるって
言ってました


さて、お腹も満たされ
ここから歩き始めます
立場茶屋だったたせやと
越前屋の間を下って行きます

 


短かかったけど、
石畳みも残っていました

 
滑川橋から木曽川の眺め・・・

 
小野の滝
広重も描いた木曽八景の一つ
中央線のガード下でした



萩原の一里塚
江戸から73里
 


立町立場跡は、静かな集落
風情のある木の吊り橋がありました



倉本の一里塚跡 江戸から74里
広い国道の反対側から写真撮りました
 


ほとんどが、国道歩きなんですが
 
 


 
所々、こんな旧道も歩きます。
 


湧水
裏山から引いてきた湧き水
 

新明神社

 
境内の神殿左右に大杉2本



樹齢500年以上!
樹高40メートル
周囲5メートル
凄すぎる。
ほのかに杉の香りがしたんですが
気のせいだったかなぁ〜
誰もそんな事言ってなかった
それにしてもすごい杉でした
パワーをいただいてきましたよ
 
 


境内にあった五輪塔
かなり古いものだって先生が言ってました



須原一里
江戸から75里目
 


須原駅で1日目ゴール



お宿は、第24回で、
お泊まりしたお宿と同じ
ねざめホテル
国民宿舎だったが、
今は町が管理しているみたい
 
こんな広いお部屋に
私、おひとり様です。
ツアーなので
一泊いくらなのかは、わからん!
 


ホテルの窓からは
寝覚めの床が見えるのよ
和室は、少ないらしい・・・
 
和室、風呂なしなんで、
前回和室に当たった人、
ぶつぶつ文句言ってたけど
私は特に問題ない
こんな広い部屋に1人だし、
前回、洋室に泊まったけど眺めは、
こんなに良くなかったもの
 
風呂は大浴場に行けばいいし・・・



2日目、
須原駅前からスタート
 
駅前にある大和屋
江戸時代から、ここで
名物の花漬けを販売していたそうです
山から桜の花を積んできて
塩漬けにしてきたそうです。
 
今は、ご高齢になり、
製造販売はしていないとのことです
残念・・・

 
須原駅前
幸田露伴の碑
 
露伴の「風流仏」って
言う作品は、仏師が花漬け売り娘に
愛する話なんだって
読んでみたいけど、
読書苦手なんだなぁ〜
すぐ眠くなっちゃうから泣


 
須原宿

本陣1軒
脇本陣1
旅籠24軒



道幅は木曽路では広い5間道路
 
 
本陣跡
かなり広い本陣であったようですが
今は木の標札のみ
しかも、傷んでいてよく読めない泣

 
脇本陣跡
こちらも説明板のみ・・・

 
宿場中央付近の正岡子規句碑
 
「寝ぬ夜半 いかにあかさん 山里は 月出つるほとの
空たにもなし」
 
学がないので、よくわからんけど
山里には月のほかは、なぁ~~んもないな~~って事???
 
たしかに夜は真っ暗・・・
ホテルから、コンビニまで、夕食後に
ワンカップの地酒を買いに行きましたが
暗くて、すげぇ~~怖かった・・・

 
水舟
裏山から水を引き宿の中央に流れるように設計されており
7か所に水舟を設けています

 
水舟は木曽5木のさわらをくりぬいたもので
20年に1度
作り直すそうです
 
この水舟は新しいものです
なかにはボロボロの古い水舟もありました



定勝寺(じょうしょうじ)

木曽3大寺の一つ
 

このお寺
表情豊かなお地蔵さまがたくさん・・・
思わずほっこりお写真パチリ・・・
 


岩出観音
日義村の岩出観音
開田村の丸山観音とともに
木曽3大観音
 


木曽の清水寺ともいわれているそうです
秋の紅葉の頃は綺麗かなぁ~~
 
 
ここから
広重が、岩出観音を描いているそうです

 
天長院
定勝寺の末寺
 
 
 
この寺には子育て地蔵がありますが
子供を抱く紐が十字になっていることから
マリア地蔵であろうと言われています
隠れキリシタンがこのあたりにもいたのではないか
とのことです
 
 
大桑1里塚跡
江戸から76里目



次回、野尻宿に続きます
 
そんで、本日
私、還暦と3歳になりました
早朝、別部屋で寝ている父ちゃんから
ラインが来ました
 
 
 
子供達・・・
自分の事で忙しく
父母のお誕生日なんて
覚えちゃいないので家族ラインで
父ちゃんが1石を投じるわけですわ
 


そうすると
子供達、慌てておめでとうラインを
送ってくるわけです
 
まあ~~
しかとする子はいないので
良しとします
 
別室から起床した父ちゃん・・・
「おめでとうライン・・・
俺が1ばぁ~~ん。父の日にはお前が
家族ラインにありがとうライン遅れよぉ~~」
だって・・・
 
これも助け合いと言うのでしょうか笑笑
 
 
 
 
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木落とし坂・諏訪大社・下諏訪宿

2022-06-13 16:14:00 | 中山道
6月4.5日 一泊二日で和田峠を越えて
10・11・12日も街道歩きをしてました
 
コロナも終息しつつ移動制限も緩和されてきたので
ツアーの予約もサクサクとれるようになりました
相変わらず宿場の順番通りには歩けませんが
少しづつ京都に近づいております
 
てなわけで
ブログが私の歩きについてこれない・・・
つらい和田峠を越えてからの続き記録しておきます
 
大変だった峠を越えて
翌日は前日の遅れを取り戻すべく
20分早めの7:40分のスタートです
 
お泊りのホテルは諏訪湖のほとりで
露天風呂から諏訪湖に沈む夕日がきれいに見えました
あまり長く露天風呂に浸かっていたので
湯あたりし軽いめまいがしました
倒れなくてよかったです
危うく真っ裸で救急搬送されるところでした笑笑
 
朝は少し早起きして
諏訪湖の湖畔を散歩しました
 
ここの花火が有名よね
一度見て見たいけど
花火の日はホテル満室みたい・・・
 
 
前日の歩き終わりからスタートしてすぐの
 
一里塚跡 江戸から53番目。塚はなく碑のみ

 
緩やかな山道を歩きます

 
国道に出ましたが歩道は無く
カーブも多い
車に注意の現代の難所・・・

 
水戸浪士の墓
水戸天狗党と高島・松本藩が合戦をした場所
高島藩が亡くなった浪士の名前を刻んで碑を建てた所
 
 
樋橋(とよはし)茶屋本陣
宿泊施設ではないが休憩や昼食を取ったところ
山道歩きはトイレがない・・・
水分控えると熱中症になるし・・・
ここまで、2時間くらいだったかな
朝食で水分取りすぎました泣
おしっこ限界でしたがここにありました
よかったです
 
和宮さま・・・
おつきの人が、トイレ持参していたのよね
きっと・・・
 
 
荻倉の一里塚跡 江戸から54番目
 
旧中山道とは言え
全部街道が残っているわけではなく
何度もの開発で中山道がどこだったのか
はっきりしない場所もあります
 
たぶんここらへんだったでしょう・・・って事です
この一里塚跡も工場の私有地みたいなところを抜け
獣の糞らしきものがたくさんある
あぜ道を歩いていきました
 
 
木落とし坂
 
この坂有名よね~~
7年に1回
諏訪大社の「式年造営御柱祭」の
御柱が落とされる坂です
 
 
観光用かなレプリカの柱が置いてありました

 
ここが柱の先です

 
ここから、傾斜35度
距離100mを男衆を乗せて滑り落ちます

 
命がけよ
このお祭りで時には死者も出るのよ
ニュースで見たことあります

 
「男みるなら7年に1度、諏訪の木落とし、坂落とし」

 
地元のおじさんがなんかわからんけど
歌を歌ってくれました
 
よいさぁ~~って
合いの手を入れろって言うから
 
ノリの良い私は
「よいさぁ~~よいさぁ~~」って
合いの手を入れましたがねぇ~~
楽しかった・・・
 
 
「注連掛」
 
御柱にしめ縄を張る場所
木落とし坂から落とした木に
ここでしめ縄をかけ
諏訪大社まで運んで行くそうです
 
落とすのも大変だけど
運ぶのも大変そうだね~~

 
お昼はお蕎麦・・・
信州だもの・・・
 
そんで、生わさび付きよ
生わさび、たまにスーパーで見かけますが
高いですがね
 
おそばには、ちょこっと使って
残りはおしぼりの袋に入れて
持ち帰って来ました
 
刺身好きの父ちゃんが喜びましたがね
無料のお土産でした笑笑
 
 

諏訪大社
 
諏訪湖を挟んで、
南側に上社、北側に下社があり
上社には、本宮・前宮
下社には、春宮・秋宮があるんだね
 
ややこしいわ
知らんかったわぁ~~
次郎が松本の大学にいる時
一緒に
諏訪大社に来た事あるんだけど
今回行ったところではなかった。
 
どこに行ったんだろうか
次回、上社に寄るのかな~
楽しみ・・・

 
大社の4隅に御柱・・・
ここね、団体様でぞろぞろお参りするのNGみたいで
私達も、各自自由参拝だったのよ
 
気の効いた講師の先生だと
ガイデイングレシーバーを使って
説明してくれるらしい・・・
 
クラツー自慢のガイデイングレシーバーが
あるんだからさぁ~~
ツアー参加者固まっていなくても
説明が聞けるわけよ
 
講師の先生によって、同じツアーでも内容が
変わってきちゃうのよね
 
添乗員さんも前日のお客さん背負っての峠越えが
効いちゃっているのか、まったくご案内がない・・・
 
春宮の近くにガイドブックにも載ってる
万次の石仏っていう
有名な石仏があったらしいのだけど
案内がなかったので、見逃しました
 
事前に下調べをしなかった私も悪いが
有名どころ、ご案内するのが
旅行会社のお勤めであろう・・・と
前日の不満が残りつつの
不満の上塗り・・・泣
 
 

 
カラーマンホール
 
街道歩きってか・・・
街道に限らず
町によって、町の特徴を描くマンホールの蓋があります
カラーのものは珍しいです
 
それぞれの宿場のマンホール蓋画像を
集めながら歩いていらっしゃる方もいます
 
私は、御朱印をいただきながら歩いていますので
あっちも、こっちも集め始めるとキリがなくなるので
マンホール蓋画像集めは、断念しております
 
 
旅人の喉を潤してきた龍の口
 
湧き水を引いて来たみたいだけど
今は、流れていなかったなぁ~
溜まっていた水は澄んでいたから
細くは、流れるのかしらぁん
 
 
下諏訪一里塚 江戸から55番目
 
 
ここら辺が、諏訪宿の江戸口
 
下諏訪宿
本陣1軒
脇本陣1軒
旅籠40軒
 
中山道と甲州街道の合流点
中山道では唯一の温泉宿
諏訪湖のほとりにあり古くから諏訪大社の門前町として
栄えた宿場
 
甲州街道への追分として商人の泊まり客も多く
温泉で有名な諏訪は、諏訪氏の城下町でもあった



温泉旅館や共同浴場などが並ぶ宿場内を歩きました
温泉に入りたかったなぁ~~
 
 
甲州道中・中山道合流の碑
 
中山道歩き終わったら
今度は甲州街道を歩く予定です
 
日本橋をスタートして甲州街道を歩き
いつの日にか甲州街道のゴールここに
再び立つ日が来ると思います
 



岩波家本陣
 
諏訪大社下社秋宮の境内を借景とした広大な庭が
あります
 
中山道随一と言われる庭園が江戸時代のまま今も
続いています
岩波家の方々は今もここに住み
維持管理しているそうです
 
この素敵なお屋敷の雨戸を毎日開け閉めし
お庭の管理って・・・
気が遠くなりますわ
 
でも、がんばって残していってほしいです



諏訪大社下社秋宮
 
諏訪湖周辺にある4つの諏訪大社の一つ
 
鳥居をくぐると、御神木
「根入りの杉」
 
 
社殿の4隅に建つ御柱は
長さ16メートル
重さ16トンのモミの木の巨木



この回はここまで
次回、下諏訪の続きは7月2・3日
下諏訪から塩尻まで1泊2日
次回は塩尻峠越えです








 
 
 
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中山道、和田峠越え

2022-06-07 22:05:30 | 中山道
男女倉口(おめくらくち)
和田峠の江戸側の登り口
 
標高は1100m
和田古峠の頂上が1600m
 
標高差は500m
 
 
 
さあ、ここから500m和田古峠を目指して
登ります


三十三体観音
かつて峠の熊野権現社の前に並んでいた
石仏をここに安置したもの

 
江戸口は、緩やかな登り道
林間をゆっくり歩きます
 
沢を流れる川のせせらぎを聞きながら
こんな可愛らしいお花を見ながらです
 
 
しばらく、林間を歩くと国道に
でました
 
 
永代人馬施行所
 
江戸の豪商が中山道の旅人の難儀を
助けようと幕府に寄付
 
旅人に粥
人馬に煮麦を施したところ
 
冷たい湧き水もあり
タオルを冷やしました
湧き水のご接待をいただきました
疲れて、熱った体には気持ち良かったです
 

 
国道とは別れて
再び峠道を歩きます
 
石畳の道などもあり
急な坂道などもあったり
クマ出没の看板などもあったり



で・・・
 
東餅屋一里塚
 
江戸から52番目
左側の塚だけ現存していました
 

東餅屋
 
力餅を食べさせる茶屋が5軒
幕府の援助を得て設置されていたところ
 
幕末には大名の休息のため
茶屋本陣もおかれていたそうです
 
峠越えには、力餅食べて
力をつけなくちゃね
 
今はなんもなかったので
持参の水分補給だけです
 
 
和田古峠
 
和田村と下諏訪町の境にある峠
標高1600m
中山道最高地点にて最大の難所とも言われる
 
美ヶ原から車山高原に続くビーナスラインと交差する
場所でもある
 

 
中山道最高地点で
やれやれの休憩です
 


 
権現山は雲をかぶり
全景を見ることはできませんでした

 
さて、
京口に向かって
峠を下ります

 
峠の頂上から下り始めるとすぐに
急な下り坂・・・
道幅も狭く滑りやすいです
慎重に・・・
慎重に・・・



途中
水飲み場などもありました
京口から登ってくるのは
かなりきついと思いました

 
石小屋跡
風雪時に人馬の待避所や荷置き場に
使っていたところ
今は石垣の一部が残っています

 
添乗員さんに背負われているのは
ツアー参加の方です
もう足が上がらない・・・
自力で峠を下ることできなかったのです
 


この方、ゆるい江戸口を登り始めて
三分の一も歩かないうちから
列から離れてしまいました
 
列から離れそうな方やご年配の方は
講師の先生のすぐ後ろを歩いていただきます
 
列から大きく離れて行かないからです
 
ところが、この方、ダメなんですわ
先生について行けないのよ
 
ってか、
ちょっとの板のかかった橋とか
岩場とかは
止まってしまうのよ
渡れないの・・・
 
5人グループでの参加だったのですが
お仲間の一人が
手を引いてあげないと
脚が前に出ないのよ・・・
 
先生との距離はどんどん開いちゃうし・・・
この方の後ろを歩く私達は
超~~
のんびりペースです
 
自分のペースより早い歩きも疲れますが
異常に遅いペースについて行く歩きも
変な所に力を入れなくてはならず
疲れます
 
なんとか、和田峠、頂上までは行けましたが
急な下り坂の続く
京口に向かうのは
ほんと、1歩・・・1歩・・・よぉ~~
 
ここに次の足乗せて
次の足はここに乗せてぇ~~
って、感じ・・・
 
リュクサックは講師の先生が
ご自分リュックと
この方のリュックと2個
背負ってる・・・
正直、講師の先生も今回は
高齢の方で
自分の事で精一杯だったと思う
 
私ね
あんまり、いい人じゃないのよ
イライラしてきちゃって・・・
 
この峠越えって
弱い人を助け合いながら
皆で一緒に苦しみを乗り越えましょうっていう
小学生の学習的な意味のある峠越では
ないじゃない・・・
皆さん、街道を完歩したいっていう
意思や目標を持って歩いているわけで・・・
 
イライラしてたのは
私だけじゃなかったみたいで
皆さん、いろいろなこと言い出しちゃって
 
この方、残して私達は先に進み
この方は
バスに迎えに来てもらいましょう・・・とか
 
添乗員さん
「こんな山の中に一人で残してゆくなんてできません」
って、声を荒げてる
 
さすがに、それはできないとして・・・
他に方法は・・・
 
添乗員さんとこの方のお二人で
ゆっくりと・・・って事
ダメなの・・・
 
結局、添乗員さんが背負うことに
これも大変よ
 
見ているだけで疲れちゃう
 
何度も休憩を取りながら
 
西餅屋後まで降りてきました
 
 
 
この日の行程終了地点は、
まだまだ先
50分くらい歩かなくてはならないらしい
 
もはや、この日の行程は
先にすすめません
この地点で
時間も1時間くらい遅れています
 
先で待つバスに連絡をとらなくては
ならないのに
添乗員さんの携帯がバスのドライバーさんに
圏外でつながらないって
 
知床遊覧船状態です
添乗員さん
あっちこっち場所を移動しつつ
電波のつながるところを捜し
 
やっと東京の旅行会社につながり
会社からドライバーさんに連絡をとってもらいました
 
東海道も
半分以上歩いた中山道も
予定の行程を歩き終わらなかったのは
この日が初めてでした
 
なんかさぁ~~
今までこんなことなかったから
考えたこともなかったけど
携帯がつながらないって
 
もし、転んだりとかして
骨折とか捻挫とかしたら
どうするん・・・
添乗員さんに背負ってもらうん???
 
添乗員さんだっていつも男性じゃないし
これは1度
旅行会社に確認しなくちゃかなぁ~~
 
列から遅れてしまった方が
いたら、早めに離団を勧めて
ほしかったですね
 
今回だって、何度も国道に接することが
あったのだから
そこにバスで迎えに来てもらうとか
タクシーを呼ぶとかの
チャンスはあったんです
 
まあ終わってからの感想ですが・・・
 
和田峠越
楽しみだったけど
 
イライラしちゃうし
自分のいじわる心ってか
優しくない心を知ってしまうし
楽しくない峠越となりました
 
中山道・・・
塩尻峠に鳥居峠まだまだ峠越があります
 
楽しみに進んで行かなくちゃ
 



 
 
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