雷とからっ風 義理人情!上州かあちゃんの毎日

赤城おろしの冷たいからっ風にも、日本一暑い夏の日にもめげず
頑張る上州かあちゃんの日記です

中山道 須原宿 39次

2022-06-15 15:44:41 | 中山道

6月10・11・12日

2泊3日で上松から三留野宿まで歩いてきました

木曽11宿のうちの4宿を歩いてきました

街道距離で28キロ

江戸からは317キロ歩いてきたことになります

中山道の中間点を過ぎ京都三条大橋まで220キロです

標高は700mから450mへと降りて行きます

この日は皆さん新宿駅に7時に集合だったようです

私は、現地集合で11:20分でした

木曽福島の駅に早めに着きましたので

駅周辺を散策・・・

駅前にお土産物屋さんが並んでいるのですが

裏から見たらすごいところに建ってた

こんなだった

 

駅周辺で時間つぶし・・・
皆さんの乗ったバスが来たので
私も乗車・・・
まずは、街道歩きを始める前に昼ごはんです
 
日本で2番目に古い蕎麦屋という越前屋で
手打ち蕎麦・・・
創業寛永元年の味・・・
ってわからんがなぁ~~笑笑
 
ちなみに1番古いお蕎麦屋さんは京都にあるって
言ってました


さて、お腹も満たされ
ここから歩き始めます
立場茶屋だったたせやと
越前屋の間を下って行きます

 


短かかったけど、
石畳みも残っていました

 
滑川橋から木曽川の眺め・・・

 
小野の滝
広重も描いた木曽八景の一つ
中央線のガード下でした



萩原の一里塚
江戸から73里
 


立町立場跡は、静かな集落
風情のある木の吊り橋がありました



倉本の一里塚跡 江戸から74里
広い国道の反対側から写真撮りました
 


ほとんどが、国道歩きなんですが
 
 


 
所々、こんな旧道も歩きます。
 


湧水
裏山から引いてきた湧き水
 

新明神社

 
境内の神殿左右に大杉2本



樹齢500年以上!
樹高40メートル
周囲5メートル
凄すぎる。
ほのかに杉の香りがしたんですが
気のせいだったかなぁ〜
誰もそんな事言ってなかった
それにしてもすごい杉でした
パワーをいただいてきましたよ
 
 


境内にあった五輪塔
かなり古いものだって先生が言ってました



須原一里
江戸から75里目
 


須原駅で1日目ゴール



お宿は、第24回で、
お泊まりしたお宿と同じ
ねざめホテル
国民宿舎だったが、
今は町が管理しているみたい
 
こんな広いお部屋に
私、おひとり様です。
ツアーなので
一泊いくらなのかは、わからん!
 


ホテルの窓からは
寝覚めの床が見えるのよ
和室は、少ないらしい・・・
 
和室、風呂なしなんで、
前回和室に当たった人、
ぶつぶつ文句言ってたけど
私は特に問題ない
こんな広い部屋に1人だし、
前回、洋室に泊まったけど眺めは、
こんなに良くなかったもの
 
風呂は大浴場に行けばいいし・・・



2日目、
須原駅前からスタート
 
駅前にある大和屋
江戸時代から、ここで
名物の花漬けを販売していたそうです
山から桜の花を積んできて
塩漬けにしてきたそうです。
 
今は、ご高齢になり、
製造販売はしていないとのことです
残念・・・

 
須原駅前
幸田露伴の碑
 
露伴の「風流仏」って
言う作品は、仏師が花漬け売り娘に
愛する話なんだって
読んでみたいけど、
読書苦手なんだなぁ〜
すぐ眠くなっちゃうから泣


 
須原宿

本陣1軒
脇本陣1
旅籠24軒



道幅は木曽路では広い5間道路
 
 
本陣跡
かなり広い本陣であったようですが
今は木の標札のみ
しかも、傷んでいてよく読めない泣

 
脇本陣跡
こちらも説明板のみ・・・

 
宿場中央付近の正岡子規句碑
 
「寝ぬ夜半 いかにあかさん 山里は 月出つるほとの
空たにもなし」
 
学がないので、よくわからんけど
山里には月のほかは、なぁ~~んもないな~~って事???
 
たしかに夜は真っ暗・・・
ホテルから、コンビニまで、夕食後に
ワンカップの地酒を買いに行きましたが
暗くて、すげぇ~~怖かった・・・

 
水舟
裏山から水を引き宿の中央に流れるように設計されており
7か所に水舟を設けています

 
水舟は木曽5木のさわらをくりぬいたもので
20年に1度
作り直すそうです
 
この水舟は新しいものです
なかにはボロボロの古い水舟もありました



定勝寺(じょうしょうじ)

木曽3大寺の一つ
 

このお寺
表情豊かなお地蔵さまがたくさん・・・
思わずほっこりお写真パチリ・・・
 


岩出観音
日義村の岩出観音
開田村の丸山観音とともに
木曽3大観音
 


木曽の清水寺ともいわれているそうです
秋の紅葉の頃は綺麗かなぁ~~
 
 
ここから
広重が、岩出観音を描いているそうです

 
天長院
定勝寺の末寺
 
 
 
この寺には子育て地蔵がありますが
子供を抱く紐が十字になっていることから
マリア地蔵であろうと言われています
隠れキリシタンがこのあたりにもいたのではないか
とのことです
 
 
大桑1里塚跡
江戸から76里目



次回、野尻宿に続きます
 
そんで、本日
私、還暦と3歳になりました
早朝、別部屋で寝ている父ちゃんから
ラインが来ました
 
 
 
子供達・・・
自分の事で忙しく
父母のお誕生日なんて
覚えちゃいないので家族ラインで
父ちゃんが1石を投じるわけですわ
 


そうすると
子供達、慌てておめでとうラインを
送ってくるわけです
 
まあ~~
しかとする子はいないので
良しとします
 
別室から起床した父ちゃん・・・
「おめでとうライン・・・
俺が1ばぁ~~ん。父の日にはお前が
家族ラインにありがとうライン遅れよぉ~~」
だって・・・
 
これも助け合いと言うのでしょうか笑笑
 
 
 
 
コメント (18)
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