梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

初めての陶芸(35)円柱(タタラ)削り

2007年09月25日 | 陶芸講座
 前回は円柱(タタラ)の成形でしたが、茶筒の高さすれすれにタタラを作り、筒が抜けなくなり、高さを短く切った人が居りました。作成時に注意していますが、よく聞くようにして下さい。また、筒に粘土をぴったりと巻き付けて、抜きにくく、抜く時に抜いた部分を手で抑え、正面に凹凸が出来た方が居りました。粘土はまだ柔らかいので、注意深く、作業をするようにして下さい。第四回の成形作業ですので、大分丁寧に成形するようになりましたが、まだ、一部の方は注意が足りません。粘土は正直ですので、貴方の扱い方が忠実に表現されます。
 タタラの削り作業について記載します。
1)底の部分はタタラを接着させる為に円柱より大きくなっています。家で作る時には成形時に粘土を少し固めた後に、底辺の大きな部分を削り取りますが、今回はその時間が取れなく、殆どの方が削っていません。今回の削りのポイントは底辺の形を整えることを行って下さい。
2)通常ですとタタラ板を作り、円柱を作れば、口の部分は水平に出来るはずです。しかし、初めてタタラで円柱を作ったので、殆どの方の口が水平になっていません。口の部分が水平になるように削っ下さい。これは目の感覚を養うのによい訓練です。削っては作品からはなれ、凹凸を確認することを繰り返して下さい。
3)表面の継ぎ目のドベなどで、表面に凹凸が有る方は表面を平にして下さい。
4)内側の繋ぎ目にドベを塗りましたので、その部分が凹凸になっています。そこの部分を削り綺麗にします。
5)底辺の部分の面取りをして下さい。
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