梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

初めての陶芸(38)皿作り・削り作業

2007年11月15日 | 陶芸講座
初めての陶芸(38)皿作り・削り作業
 昨日は皿の削り作業でした。先週の火曜日に成形し、水曜日の削りです。また、車の人は家に持って帰っての保管です。5,6時間乾燥させ、その後0.08mmのビニール袋に入れて、保管すれば乾燥を制御できること皆さん分かっていただけたと思います。私も成形後の削りの時間まで、このようにして管理しています。そうすれば、削りの作業日を制御でき、制作する日が柔軟になります。乾燥が足りない場合は、削り作業を行う日の時間を考え、事前に袋から出します。何回かの経験を積めば、天候などを考慮して、適切な制御が可能です。
 昨日の作業で気が付いた事を記載します。
1)先ず、高台を削る前に、皿をロクロの中心に置き、芯を取り、内面、胴の外側上部、厚さの均一化の削りを行います。本来この作業は成形で行うべき事です。
2)高台の削りですが、ロクロを使っていますので、ロクロの回転を使って、削ると綺麗に削れます。この時に重要な事はカンナがロクロの回転で持ってゆかれないように、脇を締め、カンナを持っている手とは別の手で、カンナを固定するように軽く抑える事です。
3)円を描くには、少しカンナを浮かし、出っ張っているところを徐々に削ってゆくと徐々に芯が取れ綺麗な円となります。
4)底や胴を薄く削る時には、先ず、カンナの尖っている部分で削りたい深さの溝を掘り、その後平らにしていくと、削り易く、削る目安にもなります。
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