［用語］：No.667 【３つの分類 】
［解説］
流動資産は
「当座資産」、「棚卸資産」、「その他の流動資産」の
３つに分かれます。
「当座資産」とは現・預金や短期運用の有価証券、
売上債権などのことです。
当座資産と棚卸資産の違いは、
現金化するのに［販売］というプロセスがあるかどうかです。
例えば、製品は販亮によって現金化されるので
「棚卸資産」の一つです。
これに対して売掛金は、
代金を相手から回収することで
現金を得ることができるので「当座資産」となります。
「その他の流動資産」は、販売代金以外の債権で、
貸付金や前払費用、未収収益などを指します。
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＜ がんばれ！ ＯＬ ＞
「ひるた けいこ」さんのエッセイ-1
銀杏の若葉が雨に洗われ、美しく風にそよぐ心斎橋の街並み、
その中でひときわ、おしゃれなビルの最上階のレストラン。
私は30歳ぐらいの女性編集者と
昼食を兼ねた打ち合わせをした。
彼女は、化粧気はないが清潔感のある美人。
「どんな内容の文章がいいですか？」と聞くと、
私の苦労話がいいと言う。
苦労話…。
人間とは不思議なもので、
その時は大変だったことも年齢を重ねると
苦労したように思えない。
人生を振り返ってみて、
恥ずかしいことはいっぱいあるけれど、
人に自慢できるようなことは1つもないと改めて思う。
彼女はそんな私の思いを感じたのか
「蛭田さんのような人が書くから、勇気を与えるのです」
と付け加えた。
（続く）
写真 ⇒ 雪舟の像