将来への責任とれますか?
新しい松阪市になって最初の市議選が2005年(平成17年)7月24日に行われてから、2年がたち、議員活動も折り返し点を迎えました。特に、この1年は、昨年9月の松阪市民病院増築工事(ホスピス棟)の随意契約、今年3月の松阪駅西地区再開発事業予算案と大きな問題が続き、無我夢中のうちに時がたってしまったような気がします。
市民の関心もきわめて高い問題に対し、一議員としてどう取り組んでいくか、その姿勢や力量が問われますので、旧松阪市議会時代の約2年間を合わせた4年の中でももっとも覚悟が試される日々となりました。
すなわち、議会という機関上の行為としては、審議し議決すればそれで役割を終えたということになりますが、ホスピスの随契問題と駅西再開発事業は「(議会上の)終わり」が問題の新たな展開の「始まり」だったのです。
ホスピスの随意契約は19億円という高額な契約であるにもかかわらず、競争入札をしなかったことで、大勢の市民からも疑問の声が上がりました。わたしが思ったことは、地方自治法に照らしてこの契約は違法の疑いがあるということです。賛成討論したある議員は「この契約は法的に問題がないことから賛成である」と述べました。この発言にはがっかりすると同時に腹立たしく思いました。その議員は、「法的には問題がない」かどうか、どこまで検証したというのだろう。「法的には問題がない」という市の説明を信じただけではなかったのか。
議会には適法か違法かを検証する権能は持ち合わせていません。わたしには、あの議員がなぜ、「法的に問題がない」と断定することができるのか。できるはずがないのに「問題がない」と断定したことが、このままでは終わらせたくないという決意へ駆り立てたたせてくれました。
議会でこの問題に対するわたしのスタンスは、「違法性の疑いがある」というものでした。違法かどうかに決着を付けるために、新たな闘いを始めています。いま、わたし自身が原告、公職としての市長が被告とした住民訴訟です。審理は津地裁で進められています。
index p3 9月定例会 市民病院・公共下水道などの決算
p4~8 ホスピス問題、その後
新しい松阪市になって最初の市議選が2005年(平成17年)7月24日に行われてから、2年がたち、議員活動も折り返し点を迎えました。特に、この1年は、昨年9月の松阪市民病院増築工事(ホスピス棟)の随意契約、今年3月の松阪駅西地区再開発事業予算案と大きな問題が続き、無我夢中のうちに時がたってしまったような気がします。
市民の関心もきわめて高い問題に対し、一議員としてどう取り組んでいくか、その姿勢や力量が問われますので、旧松阪市議会時代の約2年間を合わせた4年の中でももっとも覚悟が試される日々となりました。
すなわち、議会という機関上の行為としては、審議し議決すればそれで役割を終えたということになりますが、ホスピスの随契問題と駅西再開発事業は「(議会上の)終わり」が問題の新たな展開の「始まり」だったのです。
ホスピスの随意契約は19億円という高額な契約であるにもかかわらず、競争入札をしなかったことで、大勢の市民からも疑問の声が上がりました。わたしが思ったことは、地方自治法に照らしてこの契約は違法の疑いがあるということです。賛成討論したある議員は「この契約は法的に問題がないことから賛成である」と述べました。この発言にはがっかりすると同時に腹立たしく思いました。その議員は、「法的には問題がない」かどうか、どこまで検証したというのだろう。「法的には問題がない」という市の説明を信じただけではなかったのか。
議会には適法か違法かを検証する権能は持ち合わせていません。わたしには、あの議員がなぜ、「法的に問題がない」と断定することができるのか。できるはずがないのに「問題がない」と断定したことが、このままでは終わらせたくないという決意へ駆り立てたたせてくれました。
議会でこの問題に対するわたしのスタンスは、「違法性の疑いがある」というものでした。違法かどうかに決着を付けるために、新たな闘いを始めています。いま、わたし自身が原告、公職としての市長が被告とした住民訴訟です。審理は津地裁で進められています。
index p3 9月定例会 市民病院・公共下水道などの決算
p4~8 ホスピス問題、その後