海住恒幸の松阪市議会通信 

議員活動を通して、自治体議会や自治体のあり方を考えるブログ

リサイクル商店街サミットに参加して

2006年09月06日 06時56分03秒 | 身辺雑記
どこの街も、かつて何らかの縁のあった土地は懐かしいものです。
記者として、ここにいたときは、航空機事故の取材等々に追われ、じっくり自治体回りをしたり、まちづくりをしている人たちのお話を聞いている機会はほとんどありませんでした。
いま、記憶の断片として残っているのは、ただ駆け回る合間に見たそのときの第一印象や、行政の方から報道発表された記事を表面的に書いていたこと。
だから今回訪れた勝川も、区画整理をしていたこと、古い商店街があって「おいらん道中」をしていたこと、ラーメン横丁をしていたこと、ぐらい。
ほんとうに軽くなぞっただけのかかわりだったんだな、と思わざるをえません。
その当時の1年半と比べ、昨日過ごしただけでなんと濃い1日と思えたことか。
会議の休憩時間にふらっと街に出て古い商店街を歩きましたが、街の人たちが気持ちを入れてまちづくりに取り組んでいる様子を見てとることができました。
じっくりとかかわり、なにものかを感じ取り、それをカタチにしていく作業が、いまはできると思いました。

リサイクル

2006年09月05日 09時31分24秒 | 身辺雑記
わたしは、1994年春から翌95年夏まで、新聞記者として春日井市を担当していたことがあります。当時、親しくしていただいた方のご縁で、「参加して損はないですよ」と誘っていただけました。
「リサイクル商店街」って何のこと?と思いますが、この商店街サミットを開催することになったきっかけをつくったのが、リサイクル・環境を切り口にまちづくりを始め全国的に有名になった東京の早稲田商店街だったためです。
今回は、相次ぐ大型店の郊外化によって空洞化が深刻な商店街にとり、大型集客施設の郊外化への進出規制と、中心市街地への呼び水を図る「まちづくり三法」が大きなテーマとなっています。
分科会は、『商店街を取り巻く社会情勢をキャッチしよう』という括りの中で、第一分科会が「コンパクトな市街地形成とまちづくり三法のゆくえ」。『環境ビジネス・コミュニティビジネスが生まれる』という括りでは第三分科会「リサイクルは日本を救う、商店街を救う」、第四分科会「徹底討論!頑張れ商店街 サポーターと共に」。『市民に頼りになる商店街になるには』という括りで、第五分科会「災害に備えよ!商店街は地域を救う」、第六分科会「商店街は街のコミュニティの核になれるか」などがあります。
松阪の中心商店街も、三交百貨店の閉店に衝撃が走りました。そんな折だからこそ、きょうとあすの2日間、しっかり勉強してきたいと思います。