海住恒幸の松阪市議会通信 

議員活動を通して、自治体議会や自治体のあり方を考えるブログ

駅西再開発、「再検討」したら市民に公表を

2007年07月22日 21時51分23秒 | 自治体
何でもスンナリ議決してしまうことの多い議会ですが、これだけは何とかしないと20年先、30年先、50年先に、大きな禍根を残すことになります。
いま、市は、今年3月までは「動かせない」といっていたプランを見直しているようです。どのように見直しているのか、今後どのようにしていこうとしているのか、市も強引に議会を通せばよいというだけではよくないということにようやく気づいたようです。

いまいちど、仕切り直したうえで、500人から1000人入る規模で、市の主催で大タウンミーティング(市民大説明会プラス意見交換会)を開催することも重要です。
計画を「見直した」からといって、こっそり説明会を開いたり、ケーブルテレビで放送したりだけではなく、大胆に市民の前にアピールしていく仕掛けを用意して議論をたたき台をオープンにし、修正意見を反映していこうぐらいの度量がないと、いいまちづくりはできません。
サンフランシスコでは一つの地区で30回も50回もタウンミーティングして都市計画を決めたという話です。
松阪駅西地区では2月にひとつの町で1回ずつ、計3~4会場で開催しただけです。その後、5月に市長が「見直しを検討する」といってから、たぶん、一生懸命見直しの作業をしているのだとは思いますが、市民に公表し、それをまた再検討するという段階を何度か踏まえていくことが、30年先、50年先に後悔しないでも済むようにしていくために不可欠なステップですよ。

街を歩けば元気薬に

2007年07月22日 21時50分10秒 | 身辺雑記
7月10日に6月の定例会が終わり、12日に津地裁で住民訴訟の口頭弁論があってから、どうもスランプに陥っていました。
あれを書かなければ、これもしなきゃ、と、焦るばかりで、時間だけがどんどんたっていく。あげく、書くのも何をするのも嫌になってしまうような悪循環な日々でした。
せめて、みこしでも担いでいればスッキリするのですが、松阪祇園まつりの三社みこしは台風4号のため中止でした(もっとも、今年は参加申し込みをしていませんでした! 来年はぜひ)。
連日降り続いた雨を口実に、部屋にこもって仕事(モノを書いたり、本を読んだり、調べたり・・・)をしてばかりいましたが、それではやっぱり良くない!
きょうは久しぶりにしっかり晴れたので、配るのを怠っていた議会通信の配布活動を再開しました。体を動かすと、元気になるものですね。それに人が笑顔で声をかけていただけるので、それが最良のクスリです。
やっぱり、選挙を体験している者には、それが一番の励みになるようです。
今回のスランプの原因は12日の裁判にうまく対処できなかったことがきっかけですが、わたしのバックには市民の応援があるということを忘れてはいけません。市民の方から元気をもらってしまいます(いつものことでスイマセン)。

街を歩いて議会通信を配っていると、けっこういろいろな人から声をかけていただけました。
6月29日に一般質問し、当日の生中継を見ていただいた方や、7月10日夜の録画放送を見ていただいた方。質問テーマの松阪駅西地区再開発に対する疑問を持ち寄ってこられる方が相変わらず多いままです。
遠くから駆け寄ってきて、疑問を口にされる商店主の方もありました。