最初に入ったのが、『フランツ・ヨーゼフの間』である。
ここは、19世紀後半から第一次世界大戦前夜までの展示である。

フランツ・ヨーゼフ帝は、在位68年という長期にわたって皇帝の座にいた方で、
その間に戦争もいくつか経験している。
帝国の斜陽を体現しているような皇帝であると思う(家庭的にはたいへん不幸であった)。
そもそも、墺国という国は神聖ローマ帝国時代から戦争が強い国とは言えない。
とりわけ、18世紀後半から20世紀までは、ほぼ負け続けである。
だからというわけではないだろうが、この部屋も戦争賛美という内容ではない。
部屋に入ってすぐの所にある展示物である。
戦争のことを記録した書物と思われるが、年代がどうも違うような気がする。



このような絵も飾ってある。
戦に向かう皇帝ご一行と思われる。

これは銅像である(が、馬上の人物が誰であるか不明)。

ここまでは普通の美術館と大差ない気がするが、ここから先の展示物から本気を出し始めている。



これらのライフルは、おそらく本物だろう。
これは、移動式の砲台である。

このような武器が、19世紀にはヨーロッパやアメリカではごく普通に出回っていたのだ。
日本では江戸時代末期に長州藩が英国と戦争をしてコテンパンに叩きのめされたのだが、
こんな武器を使われたらひとたまりもないよな、と思う。
ここは、19世紀後半から第一次世界大戦前夜までの展示である。

フランツ・ヨーゼフ帝は、在位68年という長期にわたって皇帝の座にいた方で、
その間に戦争もいくつか経験している。
帝国の斜陽を体現しているような皇帝であると思う(家庭的にはたいへん不幸であった)。
そもそも、墺国という国は神聖ローマ帝国時代から戦争が強い国とは言えない。
とりわけ、18世紀後半から20世紀までは、ほぼ負け続けである。
だからというわけではないだろうが、この部屋も戦争賛美という内容ではない。
部屋に入ってすぐの所にある展示物である。
戦争のことを記録した書物と思われるが、年代がどうも違うような気がする。



このような絵も飾ってある。
戦に向かう皇帝ご一行と思われる。

これは銅像である(が、馬上の人物が誰であるか不明)。

ここまでは普通の美術館と大差ない気がするが、ここから先の展示物から本気を出し始めている。



これらのライフルは、おそらく本物だろう。
これは、移動式の砲台である。

このような武器が、19世紀にはヨーロッパやアメリカではごく普通に出回っていたのだ。
日本では江戸時代末期に長州藩が英国と戦争をしてコテンパンに叩きのめされたのだが、
こんな武器を使われたらひとたまりもないよな、と思う。