かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

撤退の衝撃 (゜◇゜)ガーン

2016-09-04 20:02:30 | 旅行
Yahoo!のトップページに残念なお知らせが載っていた
オーストリア航空日本から撤退
明日9月5日よりウィーン-香港便が就航するため、
円安などにより不採算路線である日本便の運休が決まったとのことだ。

無理に飛ばしてくれとは言えないが
非常に残念である

関連記事を読んでみると、今後ウィーンまで行くには
ルフトハンザでドイツまで行き、
ミュンヘンかフランクフルトで乗り換えをすることになる
オーストリア航空はルフトハンザの傘下にあるので、荷物の積み替えなどに手間がかからないとのことだが、
当然乗り換えに時間がかかる。
3年前に初めて墺国に行ったときには、フィンエアーを使ったのだが、
やはり乗り換えの時間ロスが気になった。
翌年は直行便だったので、その便利さが身にしみた。

あまり大きな声では言えないが、ドイツ経由にどうも抵抗がある。
(個人的な感想です)
ミュンヘンやフランクフルト経由で行くと、ウィーン着が午後7時過ぎになり、
そこからグラーツやインスブルックなど地方に飛ぶには難しい時間であるのも問題である。

今後いつになるかはわからないが、
墺国に行くのには香港経由で行くことを本気で考えている。
荷物の預け直しの手間がかかるかも知れないが、
わたしはオーストリア航空に長く乗りたいのである

何年後になるかわからないが、まずはドイツ語検定の3級をとってから
旅行のことはじっくり考えたいと思っている。

この写真は再掲載になるが、オーストリア航空52便の在りし日の姿である


念願のターフェルシュピッツ(5)

2016-05-31 21:39:44 | 旅行
前回のブログで、ソースは2種類あると書いたが、
わたしの味覚に合うのはリンゴ(と西洋ワサビ)の方である
とは言え、アサツキ入りマヨネーズの方も普通においしい

食べ終わる頃、ウェイターさんが再び来る。
何だろうかと思っていたら、鍋からもう一枚肉を取り出し、皿に盛ってくれる。
嬉しいことに、肉がもう一枚あったのである

二枚目の肉を食べ終わると、デザートが出てくる。

エスプレッソとチョコレートムースである。
チョコレートムースには、酸味のあるフルーツソースがかかっている。
もちろんおいしい

ほぼ1時間かけて、大満足の夕食を終える。
この次墺国を訪れるのはいつになるかわからないが、またプラフッタに来てターフェルシュピッツを食べたいと思う

念願のターフェルシュピッツ(4)

2016-05-29 21:43:51 | 旅行
そして、ついにその時が来る

↑この鍋の中に、例のものが入っているのである
左上にあるものは、付け合わせのポテトである(これは料金に含まれている)。
ガイドブックには、ウィーン風野菜煮やゼンメルクレンといった付け合わせも盛ってある写真が載っているが、
これらは有料である(4ユーロ50~60セント)なので頼まなかった
ウィーン風野菜煮は、ほうれん草を柔らかく煮込んだもので、
ゼンメルクレンは、パン(ゼンメル)と西洋ワサビ(クレン)のペーストである。
次回来るときには、絶対にこれらの付け合わせも頼もうと思う。

左下に写っているものは、ソースである。
右側の乳白色の方は、アサツキ入りマヨネーズ、
左側の方は、アプフェルクレン(西洋ワサビとリンゴ)のソースである。

ウェイターさんが肉とポテトを皿に取ってくれる

ターフェルシュピッツとは、牛の尻尾の付け根あたりの肉を指す。
フランツ・ヨーゼフ帝の大好物だったそうだ。
(ちなみにその奥方=エリーザベト妃は、厳しい食事制限をしていたのだが、
生の子牛肉を特製絞り器で絞ったジュースを飲むのが日課だったという)

肉に付け合わせとソースを載せていただく
おいしい

わたしはカエル以外の肉は何でも(牛豚鶏の他、羊も兎も鴨も)大好きだ。
調理法も、焼く・煮る・揚げる・蒸すと何でもござれである
肉を煮込むと、うまみがスープの方に逃げてしまうと思っていたが、
そんなことはない。
そして、ナイフを使う必要がないくらい肉が柔らかい。

ガイドブックに書いてあることに間違いがないことを再度確認する

念願のターフェルシュピッツ(3)

2016-05-25 21:31:54 | 旅行
ウェイターさんは、次に鍋から丸くて平べったいものをすくって、私の皿にのせた。

↑これは、牛の骨の輪切りである。
中に入っている骨髄を食べるのである。

食べ方は、
トーストした黒パンにバターを塗る
骨髄をスプーンですくって、パンに塗る
好みで塩、胡椒をかけていただく
バターは、氷水の中に入っている。
夏なので、溶けないようにと気を遣っていることがうかがえる。

以前NHKで、人類を含めた地球と生物の歴史についての番組を見たのだが、
その中で昔の人類は肉食動物の食べ残しの肉を食べ始めたと言っていた。
さらに、骨髄も大切な栄養源だとも言っていた。
その記憶があるものだから、骨髄とはどのような味がするのかと思っていた。
スープで煮込んであったせいか、これまたまったりとしたこくがある
(これしか味覚の表現法がないのだろうか)

なお、わたしが食べ方を知っているのはなぜかというと、
テーブルにセットしてあるカードに図解で書いてあるからである。
ドイツ語と英語なので、当然英語の方を読む。
もう一枚あるカードには、ターフェルシュピッツの作り方が書いてある。

ところで、わたしは旅に出るときには日記をつけている。
簡単な覚え書きのようなものだが、
ところどころ絵も描いている。
この日の夕食を描いたものがこれである↓

念願のターフェルシュピッツ(2)

2016-05-23 21:39:18 | 旅行
ターフェルシュピッツの前に、飲み物がくる
これがコンブチャである。

もちろんコンブチャといっても、日本の昆布茶ではない
これは、墺国のメーカーが販売しているハーブベースの飲み物である。
わたしが注文したのは、クランベリー味である。
ターフェルシュピッツのような肉料理に合うのは、白ワインだろうが
(墺国産ワインでは白の方が有名である)
ここで調子づいて飲酒すると帰るまでの足もとが危なくなりそうなので
ノンアルコールにしたのである
味は、酸味が程良く、さわやかな風味である

続いて、メインのターフェルシュピッツがくる。
香味野菜と共に煮込んだ肉は、鍋の中に入っている。
ウェイターさんが鍋のスープをすくい、わたしの前にあるスープ皿に注ぐ。
日替わりのスープの具は、フリッターテンである。


ターフェルシュピッツを食べるために、わたしがこのプラフッタを選んだのは、
ガイドブックに「スープが絶品」と書かれていたからである。
前回のブログで「ガイドブックの情報を鵜呑みにしない方がいい」と書いたが、
この件に関してはガイドブックに書かれていたことが正しい
薄味だが、こくと深みのある味である。
(わたしの貧弱な語彙では、この味を上手く表現できない)