2016 South Atlantic Regionals （フリー）

Ice Networkに、ようやく南大西洋地区大会の新しい動画が１つアップされたのは先週末だった。
先週は、スケートカナダやアイスチャレンジと、大会が重なっていたのだが、
あちこちライブストリームを切り替えつつ見た。
そのアップされた動画は、待ってましたのノービス男子フリーである。

フリーは、ショートプログラムの順位の降順に滑る。
デヴィッド君はショート４位なので２番滑走、
ピーター君はショート３位なので３番滑走だ。

Ice Networkの地区大会(Regionals)の動画は、結構大きく編集されている。
６分間練習や、キスクラの部分がカットされていて、演技部分しかない。
それもいいのだが、何だか味気ない。
しかし、この動画は編集がされていない。
キスクラは映っていないが、得点のコールは入っている。
得点を待つ間は、リンクのみが映っていて、次の選手が淡々と練習している様子が見られた。

２番滑走のデヴィッド君の最初のポーズがこれである。

右手だけにベージュの手袋をはめている。
３Ｆ（転倒）
２Ｓ
Ａ（たぶん２Ａすっぽ抜けでノーカウント）
２Ａ＋２Ｔ
ＣＣｏＳｐ（３ポジション、レベル４）
３Ｆ＋ＲＥＰ（転倒）
２Ｌｚ＋２Ｔ
ＦＳＳｐ（レベル３）
ＳｔＳｑ（レベル３）
ＣＣＣｐ（レベル１）
これはコーチ３人の前を通っているところ。

デヴィッド君は、昨季（インターミディエイト）はジャンプは２回転までだったが、
今季は３回転のフリップをプログラムに入れてきている。
残念ながら、ショートから転倒ばかりで決まっていないのだが、
他のジャンプは両手を挙げて跳ぶ。
ジャンプとスピンの姿勢が美しいだけに、難しいジャンプが決まるともっと良くなると思う。


デヴィッド君が滑り終わると、入れ違いにピーター君が出てきた。

衣装を見ると、昨季と同じである。
もしかしたらと思ったら、やはり曲も同じポエタであった。
好きなプログラムなだけに、嬉しい。

ただし、曲と衣装は同じだが、演技内容はかなり違う。
３Ｆ＋２Ｔ
１Ｌｚ（３回転にしたかったのだろうが、すっぽ抜け）
３Ｌｏ
ＦＣＣｏＳｐ（３ポジション、レベル３）
２Ａ
３Ｔ
３Ｔ＋１Ｔ＋２Ｌｏ
３Ｓ＋２Ｔ
ＦＳＳｐ（レベル４）
ＳｔＳｑ（レベル２）
ＣＣｏＳｐ（３ポジション、レベル４）
これは途中の様子で、先生が声をかけているように見える。

決めのポーズは昨季と同じである。

終わった後、抜けたジャンプが気になったのか「あー、やっちゃった」という表情になる。

やはり背が（特に脚が）伸びたような気がする。


ピーター君はフリーで９０.０９点で２位になり、総合でも２位になる。
得点が高いのは、ノービスまでは地区大会ではジャンプにボーナスポイントがつくかららしい。
それでも、７月の大会で減点４だった時と比べると、格段に進歩している。

今度は今月下旬の東地区大会(Eastern Sectionals)なのだが、
ノービス男子は各地区大会に出場した選手が１３名しかいないため、全員がセクショナルに進むことができる。
２人には頑張って、自己ベストを更新してもらいたいと思う。