かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

愛があるから叱るんだ(2)

2015-11-26 21:03:41 | フィギュアスケート
Eastern Sectional Championshipsのノービス男子フリー。
デヴィッド君とピーター君はリージョナルに引き続き、滑走順が前後している。
これは6分間練習中のコーチたち。
なぜかIce Networkのカメラは、選手の練習ではなくコーチたちを映している。

先生、この日も良い感じにドヤっています。

デヴィッド君の最初のポーズ。
白のフリルの付いたシャツで、袖が透けているが、とても似合っている。


演技の方は、2本入れた3Fが1つはすっぽ抜けで1回転に、もう1つは転倒してしまった。
さらに、ステップの途中で氷に引っかかったのか、転倒する(これが本当に痛かった)。
演技が終わって、いつものように腰に両手を当てているが、表情はつらそうだ。


戻ってきたデヴィッド君を、先生はこんなふうに出迎える。


師弟ともどもキスクラには座らずに、フェンスに寄りかかって点数を待っている。

なぜ座らないのかと思ったら、すぐ次に滑るピーター君がもうリンクに出ているからだった。


ピーター君の出だしである。
体はでかくなったのだが、氷上にいるときはなぜか幼い感じがする。
(それも道理で、彼はまだ15歳だ)


最初の3F-2Tは上手くいったのだが、次の3Lzで転倒。
その後、2A以外の3回転ジャンプで転倒や抜け(2回転になる)が続くという大遭難になってしまった
前に似たような場面を見たことがあると思ったら、
それは3年前の11月、墺国グラーツで行われたアイスチャレンジでの先生のフリーだった
(あの時は、転倒2回を含め、3回転以上回ったジャンプがないというすさまじい自爆だった)


先生はデヴィッド君の時はハグしたのに、ピーター君の時はこの通り表情が険しい。


脚しか見えないキスクラが怖い。

あれだけ派手に失敗したが、70点台がついて、なんとか3位をキープする(全米に行ける)。
デヴィッド君は逆転されて5位、全米を逃した

今年のセクショナルではショート、フリーとも先生に叱られてしまったピーター君だが、
その後行われたシニア男子(ショートプログラム)では、この通り。

滑っている選手は、日系のカーラン・オイ選手であるが、先生とピーター君とニック君が並んで見ている。
先ほど叱られたのが嘘みたいに、和やかに話をしているように見える。

このアフリカ系選手は、同じデラウェア州のデラウエア大学スケートクラブ所属の選手。
見学の3人は座って見ている(たぶん、座って見るようにと注意されたのだろう)。


追記:シニア男子は5人の出場で、4人が全米に出場できる。
来年1月には、このような衣装の選手が見られそうで、今から楽しみである