かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

自然史博物館(14)

2016-03-31 22:28:56 | 旅行
最後に行くのは、もちろんミュージアムショップである
ショップには、定番の絵はがきや書籍や文房具などがある。
所持金の関係で、それほど高価なものは買えない。
まずは絵はがきを2枚→宝石の花束(Blumen Strauß)とヴィレンドルフのヴィーナスを選ぶ。



理科系の博物館だけあって、理科室にありそうなものも売っている。
これは、天然石でできたペンダントヘッドに革紐を通したペンダント

わたしの趣味を反映したカエルのペンダントヘッドである。
これは、ジェイド(翡翠)だろうと思う。
なお、ヘッドと紐は別々に売っていて、購入後に自分で紐を通した。

そして、この博物館でなければ手に入らないものが、これだ。

これ↑は、ヴィレンドルフのヴィーナスのレプリカ(プラスチック製)である。
実物大のものは、78ユーロもするため、
本物よりもかなり小さいこれにする。
その他、マグネットも売っているが、
像の前半分しかないため買わない。

夕食の予約を入れているため、5時15分ごろ博物館を後にする。
次にウィーンを訪れた時には、もっと時間をかけて、
今回見逃した部屋も観たいと思う。

初めての国際大会2016年春(4)

2016-03-30 22:48:43 | フィギュアスケート
これは、フリー直前の先生とピーター君。
こうして見ると、まだ先生の方が背が高い(もっとも、リンクの方が若干低くなっているのだが)。
昨日のブログで言及したUSAジャージを脱いでいるところである。


演技が終わって、リンクから上がったところがこちら↓。

手前にいるのは、次の滑走者である壺井君のコーチである。
ショートプログラムの6分間練習の際には、この方の声がずいぶん入っていた。
フリーの演技はジャンプのミスが4つもあったのだが、先生はずいぶんと穏やかな表情である。
そして、この大会ではリンクに出るときとリンクから上がるときの場所が同じ所であることと
リンクへの扉は、その場にいるコーチが自ら閉めるという点が、他では見られない特徴となっている。

キスクラは、この赤いベンチがある場所ではなく、リンクサイドにある。
先生がFacebookやInstagramに上げていた写真によると、
キスクラの背景は目に鮮やかな藍色に大会のロゴがちりばめられたものであった。
たぶん、この白いボックスの向こう側にあるのだろう。


これは、キスクラに座って得点を待っているところ。
遠くて見えにくいが、怒られてはいないようである。

ところで、この赤いベンチに座っている幼女は、いったい何者なのだろうか。
フリーの第1滑走から最後まで、ずっとこの姿勢で座ってたのである。

最終滑走が終わった後、この師弟はキスクラの向こう側でインタビューを受けていた。
地元のマスコミか、アメリカのマスコミだと思われる。

追記)フリーの前の日、師弟そろって町へと観光に出かけたようである。
先生は、天井がガラス張りになっているバスの中で撮った写真を上げていた。
このガラス張りバスには、日本選手のコーチとして帯同したキャシー・リードさんも乗ったようで、
やはりFacebookに『窓バス』と題した写真を載せていた。

初めての国際大会2016年春(3)

2016-03-29 20:21:55 | フィギュアスケート
アメリカの代表として国際大会に出ると、USAジャージが支給されるようだ。
そして、USスケート連盟のサイトに書いてあった内容から察するに、
ピーター君は来シーズンは強化費が貰えるようなのだ。

連盟のサイトには、強化選手のランク付けの基準が書いてある。
まだ世界選手権が終わっていないので、Aランクといった上位は確定していないが、
『全米選手権ジュニア4-6位とノービス1-3位はDevelopmental Class』だとある。
ピーター君(とトニー君)は、ここに該当する。
たぶん強化費が少し付き、国際大会への派遣もあるランクなのだろうと思う。

今回のトリグラフトロフィーで、ピーター君は新しいバージョンのUSAジャージを着ていた。
ちょっと前のジャージは紺色で、背中にUSAの文字が縦に入っていたのだが、
今のジャージは黒で背中のUSAの文字が控えめな大きさで、横書きになっている。


↑これらの写真では背中が見えない。

全米選手権で、師弟そろって会場の下見をしている写真を先生が上げていたが、
その時のピーター君は赤いジャケットを着ていた。
どうもどこかで見たデザインだと思って良く見ると、左胸に五輪マークが付いていた。
何のことはない、それは先生が6年前バンクーバー五輪に出場したときに
墺国のオリンピック委員会から支給されたジャケットだったのだ。
(自身のFacebookにそれを着て女子高生ピースをしている写真を載せている)
先生のお下がりが着られるほど、15歳にして大きく成長したということに他ならない。

ここに載せた写真は、ストリーミングから撮ったものである。
そのため、画面が不鮮明であるが、先生の白いダウンジャケットが悪目立ちしている。


客席から声をかけられたらしく、振り返って笑っている。
やはりこの人は笑顔が似合う。

初めての国際大会2016年春(2)

2016-03-27 22:05:15 | フィギュアスケート
トリグラフトロフィーのライストの調子は悪いままで、
ノービス男子ショートは最後の選手の途中からしか見られないままである
フリーはどうなることかと思って夜9時(現地時間午後1時)を迎える。
何の問題もなく始まってほっとする

ピーター君は3番滑走である。
今度は途中から見るなどという間抜けなことをせずに、最初から見ることができた

そして、わたしが生中継や生ストリーミングで応援している選手を見ると、
その選手はもれなく遭難する、という伝説がここでも炸裂してしまった

最初の3F-2Tのコンビネーションは着氷があまり流れなかったが問題なく決まる。
(以前、このコンボはミスがないと書いたが、1回だけ昨年秋のセクショナルで
最初のフリップの後にターンが入り、無理に付けた2Tで転倒という失敗があった)
次の3Lzが(今季はあれだけ苦労していたのに)難なく決まった
しかし、その後がいけなかった
2A以外のジャンプがことごとくステップアウトになり、
コンビネーションが最初の1回しか入らなかった。
ステップもいつものキレがなかったように思う。

フリーでは、キスクラも映る。
といっても、次に滑る選手が控えているリンクサイドとベンチ(?)が手前にあるため、
キスクラがその陰に隠れていて見えにくい。
ライストの小さい画面で見る限り、やや反省会のような感じだが、
セクショナルの時ほどお通夜になっていないようだ
得点は70.12
もう少しジャンプの着氷がなんとかなれば、あと10点くらい上積みできたのかなと思う。

なお、ライストは最終滑走の壺井君の得点のアナウンスの前に切れてしまい、結局順位がわからないままだった。
翌日(今日)になってリザルトを確かめると、ピーター君はフリーで1位になったが、
総合では2位だった。
初めての国際大会で、(出場4人とはいえ)メダルを取れたことが今後の自信につながればいいと思う

初めての国際大会2016年春(1)

2016-03-25 22:29:02 | フィギュアスケート
来週から世界選手権が始まるのだが、
その前にスロベニアではトリグラフ・トロフィーという大会が開催中である。
この大会は、毎年春(3月末から4月)に開催される
似たような大会には、イタリアで行われるガルデナ・スプリング・トロフィーがある。

大会名のトリグラフとは何のことかと思ったら、開催地Jesenice近くの山の名前だそうだ

このトリグラフ・トロフィーに、ピーター君が出場している。
それを知ったのは、何日か前のFacebookに先生が飛行機内の写真を貼っていたことからである。
どうやら墺国で乗り換えてスロベニアに向かったようで、
座席の写真は見覚えのある赤とグレーである

昨日24日の午後1時15分(現地時間)にアドヴァンストノービス男子のショートプログラムが行われる予定だった。
日本時間では、夜9時15分からとなる。
ライブストリームがあるので、つないで待機→9時15分になる
滑っているのは明らかに女子だった
どうやら予定より遅れ気味のようだ。

しかも、ライストの調子が悪くて、ちょくちょく止まる
まだ前のカテゴリが終わらないと思って他のサイトなどを見ていたら、ノービス男子が始まっていた。
(直前にやっていたのはカブス女子だった)
見覚えのある衣装と聞き覚えのある曲だと思ったら、それはピーター君だった
わたしが見始めた時点で、もう中盤になっていた
そのため、ジャンプ2つを見逃した
最後の2Aは助走をつけずに跳び、着氷も流れたいいジャンプだった。
続くステップもスピンも無難にこなし、演技が終わる。
この手のライストにありがちなのだが、キスクラが全く映らない
得点もよく聞こえなかった
そこで、次の選手には申し訳ないが、もう一回最初(6分間練習)から見直す。
ピーター君は1番滑走なのである。

最初の3F-2Tも、次の3T(やはりルッツは回避した)もきれいに決まっていた。
しばらくして、先生が新しい写真をFacebookに上げていた
キスクラで得点を待つ図である。
先生のコメント(clean program)と、師弟の表情からかなり上出来だったと思われる。
4人出場した中で、日本の壺井君に次ぐ2位であった

ショートの得点44.10は、全米の時よりも8点くらい低い。
これは、全米ではノービス以下のカテゴリには、3回転以上のジャンプを跳ぶとボーナス点がつくのと、
PCSの項目が1つ少ない(コレオグラフィがない)からである。
トランジションが4点台後半(もう少しで5点)で、他が5点台だから、
国際大会デビュー戦にしては、それほど悪くない。
明日のフリーが楽しみである

(追記)ライストの調子は本当に悪いらしく、すでに終わった競技のうち、
ノービス男子だけがない
正確に言えば、4番滑走の選手の途中からしかない。
つくづく巻き戻して見ておいて良かったと思う。
最初の方で先生がチラ映りするのだが、寒いらしく、白いダウンジャケットを着込んでいた
しかし、キスクラの写真(他人のSNSに掲載された写真なので、ここには載せられない)では、
嬉しいことに師弟共々USAジャージを着ていた
このジャージを着る機会がますます増えることを期待している