かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

2016独検(夏の巻)その3

2016-06-30 22:14:37 | 言語学
試験官に言われたとおり、筆記用具のみを出して、試験開始を待つ。
まずは解答用紙が配られ、受験番号や氏名など必要事項を記入する。
『記入の仕方』欄に数字の見本が書いてあるのだが、
5の書き方が普段書いているのと違う。
一画目の縦棒が上に少し突き出るように書くのが正しいらしい。
困ったことに、わたしの8の書き方は、他の人とは違う。
正しい書き順は右上から書き始めなのに、
わたしは左上から書き始めるのである

10時になり、筆記試験開始である。
当たり前だが、事前に問題集などで解いていた問題と同じ難易度である。
ほぼできたと思うが、1つ自信がない問題があった。
それは、会話内にある日本語(3ヶ所)を表すドイツ語表現を選ぶ問題で、
最初の問題でかなり迷った。
残り5分の段階で、答えを選び直したのだが、これが正しいかどうかわからない。

筆記時間は40分で、その後15分の休憩を挟んでリスニングテストになる。
これまた、最初の問題で早くも迷った。
「えっ・・・、こんな表現あったっけ?」思っている間に、次の問題に移ってしまった
なんとなく聞き取れた単語を元にして、答えを選ぶ。

わたしは英語もそうだが、単語を覚えるのが昔から苦手である。
勉強する時間も限られているため、
市販の単語集を使って、通勤時にCDを聴くという学習法をとった。
その本は、BGMにのせて単語をチャンツのように発音している。
その音声に合わせて、ひたすら発音の練習をしていた。
だから、確かに単語の読み方や発音は覚えていたのだが、
単語の意味をほとんど覚えていなかったのである。
迷った問題(複数ある)も、単語の読み方はわかるが、意味がわからなかったので、
自信を持って答えの記入ができなかったのである

試験が終わり、駅前のファミリーレストランで昼食をとり、
12時台の列車で帰宅の途についた。

翌日、解答が独検サイトで発表になったので、答え合わせをする。
迷いに迷った問題も、合っていた。
記入ミスをしていなければ、なんとか合格しそうである

その勢いで、帰宅する途中で書店に立ち寄り、独検4級の対策本を2冊買った。
しかし、そのうちの1冊は、3級の教本だった
そのため、Amazonで4級の教本を買い直した

間違えて買った3級の本をぱらぱらとめくってみたら、
やはり難しくてとてもじゃないが歯が立たない
わたしの最終目標は3級合格なのだが、
どのくらい先になるのだろうか

2016独検(夏の巻)その2

2016-06-28 22:15:09 | 言語学
席について、そこで猛烈に喉が渇いてきた。
考えてみれば、家を出てくる前にお茶を飲んで以来、2時間半も水分をとっていない。
たぶん、大学構内に自販機があるだろうと見込んで、探しに行くことにする

さっき入ってきたのとは違う戸を開けて部屋を出ると、近くにフリースペースのような区画がある。
椅子とテーブルがあるだけで、自販機などはない。
廊下を通って階段を降りると、1階のガラス戸の向こうに自販機がある。
しかし、そこの扉は鍵がかかっていて開かない
すぐ近くに目的のものがあるのに、手が届かないもどかしさ、である。
あきらめて、他を探すことにする

建物を出ると、小さな植物園のような庭を通路が囲んでいる。
普段なら、立ち止まってじっくり眺めたいのだが、
この時はペットボトルのことで頭がいっぱいになっていて、植物を見る余裕などなかった。
学生課があると思われる建物には、カフェテリアがある。
そこにはファストフード店が入っているのだが、
この日は日曜日のため営業していない
がっくりして元の建物に戻る

こうなったら、手洗い場の水を飲むしかないのだろうかと思っていると、
独検の係員らしき女性に「ドイツ語検定会場は2階です」声をかけられる。
もしやと思い、自販機の場所を尋ねてみると、
反対側の入口を出た外にあると教えて貰えた。
果たして、歩いて1分くらいの所に自販機が3台あった
少し迷って、一番値段の安い水にする。

受験会場に戻ると、もう8割方受験生がいた。
5級というのは、春に大学でドイツ語を学び始めた学生が受験できるレベルだと教本に書いてあるのだが、
確かに大学生らしき人が多い。
制服を着ている若い女性は、たぶん高校生だろう。
わたしが最年長かと思ったら、明らかにわたしよりも年上と思われる人もいた。

席に再び着いて、水を一口飲むと、試験監督が2人入ってきた。
時刻は午前9時35分である。

2016独検(夏の巻)その1

2016-06-26 21:40:26 | 言語学
今日は、2016年度夏期ドイツ語技能検定試験の日である
夏期の試験は、2級から5級までの実施のためか、
わたしの住むぐんうま県には試験会場がない
以前受けたハングル検定は、ぐんうま県にも会場があったのだが、
その場所は県庁所在地(前橋市)でも関東と甲信越をつなぐ高崎市でもなく、
なぜか藤岡市だった

試験会場は、隣の埼玉県にある某大学である。
私鉄を乗り継がないと行くことができない
午前9時40分の集合時間に間に合わせるためには、
午前7時台の列車でも大丈夫なのだが、
方向オンチには定評のあるわたしのことだから、
現地で確実に道に迷うことが予想されるため、
7時よりも速い列車に乗っていくことに決めた。
この列車だと、乗り換えが1回で済み、運賃も最低限で済むからだ。

6時57分発、浅草行きの列車は、思いの外乗客が多いが、座れないことはない。
この列車は、途中から部分急行になるため、各駅停車に乗り換えなければならない。

目的地(駅)に着いたのが8時半過ぎで、
某大学までは徒歩10分と受験票に書いてある
梅雨の晴れ間=湿度が高い中を歩くのは、正直つらいと思っていたが、
思ったより湿度が高くなく、日陰に入れば風が心地よい。

てけてけ歩いて約10分後、橋を渡るとそこは大学の入口である。
守衛さんがいる前を通過して、案内板を見ると、そこから一番離れた建物が受験会場だった
なるべく日陰を選んで歩くこと5分、会場となる建物に到着。
入口のガラスには、『カルト集団の誘いには乗らないこと』という内容の張り紙がある。
これも、都心に近い学校だからなのか。

試験会場は、やや大きめの講義室である。
わたしの他に、大学生らしき男性が1人いるだけである。
試験開始まで、まだ1時間強ある。

独検2週間前

2016-06-12 20:41:05 | 日記
だというのに風邪を引いてしまった

4月に新年度を迎えて以来、あまりにも仕事が押していて、
このところの体調変化に気がついていなかった。

先週の水曜日あたりから気管支に違和感を覚え、
ようやく休みが取れた昨日に医者に行き、そこで体温を測ったら37度を超えていた

というわけで、昨日と今日はウォーキングを休み、静養中である。
熱があっても、咳が止まらなくても食欲が一向に落ちないのはどういうことか


このところ通勤時に聴いているのは、ドイツ語検定の教本に付いてきたCDである
発音やアクセント問題を音読したものの他、リスニングテスト(の模擬問題)まで入っている。
問題自体は文字で見ればさほど難しくないのだが、音声はすぐに消えてしまうため、
落ち着きがなく注意力に欠けるわたしには難しい問題である

どうしてドイツ語では
9時半のことをNeun halbではなく
Halb Zehnと言うのだろうか

こんなことで疑問に思っていて、一向に先に進まないのだが、
あと2週間で単語や会話表現などを覚えられるのだろうか

こんな楽器を演奏できた

2016-06-07 22:08:13 | 日記
演奏できるとカッコいい楽器と言えば、サキソフォーンだ。
トランペットがそれに次ぐ。
しかし、わたしは喘息持ちで体格の割には肺活量が少ないため、
金管木管問わず吹く楽器は無理である

小学生の頃、ピアノを習っていた。
理由は、わたしが習いたいと言い出したのではなく、
母がどうしても習わせたかったからだそうだ。
3年間習ったが、バイエル卒業がやっとのレベルで、
中学入学を機にやめてしまった
上達しなかった理由としては
わたしの指が短い
左手と右手を別々に動かすことが苦手という不器用さ
があげられるが、何と言っても
わたしの家にはピアノがなかった
からだろう
週に1回、先生のお宅でピアノを弾くだけだから、上達しないわけである

なお、ピアノを習っていて身についたことは
楽譜を読めるようになったことである

そんなわたしが人様に自慢できることは、
チェロの演奏ができたこと
である。
高校生の時、部活動で演奏していたからであるが、
もちろん楽器自体は未だに持っていない。
当時、初心者用のチェロが12万円と言われたのだが、
今ではもう少し高くなっているのだろうか。
買いたいのは山々であるが、家族に騒音を叱られそうで実現には至っていない

チェロと言えば、わたしの好きな(元)選手の趣味がチェロ演奏である
彼の場合は、音楽学校(どうも中学と高校で音楽を専門に学ぶことができる学校のようだ)で学んだので、
わたしよりも遥かに上手なはずである。
ちなみに自分の楽器も持っていて、19歳で渡米した際にも持ってきたそうだ。
フィギュアスケートの才能が見いだされなかったとしたら、
今ごろはどこかのオーケストラで演奏していたのかも知れない。
それはそれで見てみたい気がする