かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

2016年夏の旅(その16)

2016-09-18 22:18:32 | 日記
3日目は帰るだけである。
朝食を取り、9時半にチェックアウトしてホテルを後にする。
これは、チェックアウトの前に部屋の中から海を背景に撮った写真

写っているのは、いつもの旅のお供のけろ太君(左)とカエ太郎(右)である。

帰りのフェリーは昼過ぎなので、まだかなり時間がある。
両津港まではゆっくりと行くことにする。
甥は旅行中、海水浴の時以外はポケモンGOをやっていた。
当然、この帰り道でも
「モンスターが見つかった」だの
「ポケストップがあった」だのと言うもので、その度に車は大通りを外れて脇道にそれる。
小学校の近くや、小さな公園や、畑の間の細道など、
よくこんな所に出現するような仕掛けになっているものだと思う。

両津港に着いたのは、11時ごろである。
フェリー乗り場の2階は、大きな土産物屋になっているので寄る。
そこで、ブリカツくんのクリアファイルを見つけ、買う。
3階にはレストランがあるが、まだ開店時刻ではなかった。
1階に降りると、小さなラーメン屋がある。
わたしは(旅先で食べ過ぎているという自覚があったので)チャーシュー丼(ハーフサイズ)だけにし、
他の家族は醤油ラーメンを頼んだ。

フェリー乗車が近づき、再び車に戻り、そこで悲劇が起こる。
甥が遊んでいる最中に、突然ポケモンGOのアップデートが始まってしまい、
ログインができなくなったのだ。
そこで慌ててGoogleIDを取り直したものだから、それがもとでログインできなくなり、
ようやくログインできたと思ったらデータが初期化されて消えてしまったのである。
これまで集めたモンスターやその他の装備も消えてしまった。
この時の彼の表情を表すには、ムンクの『叫び』かピカソの『ゲルニカ』がふさわしい

帰りのフェリーは、すべてジュウタン席だった。
出発してすぐに横になると、そのまま寝入ってしまった
他のメンバーは、デッキに出てまたカモメに餌をやっていたようだ。

新潟について、一路ぐんうまへと向かう。
これは車窓から撮した空である

まるで、巨大な龍のような雲である。

しかし、県境のトンネルを過ぎた途端に天気は一変する。
前が見えにくいほどの雷雨である
今回の旅では一度も雨が降らなくて良かったと思っていたら、
やはり帰り道で伝説炸裂となってしまった。

なお、甥はこの旅行を機に、ポケモンGOをすっぱりやめてしまった。
同じ理由でやめた人も多いのではないかと推測する。
(佐渡の旅:完)

2016年夏の旅(その15)

2016-09-15 22:13:15 | 日記
博物館を出て、次はどこに行こうか考える。
とりあえず、海岸線に沿って南へ向かう。
小木まで行こうかとも思うが、車を返す時刻を考えるととても無理なのであきらめる。

最初は右手に海が見えるルートだったが、
両津港を行き先に設定すると、田んぼや畑の間を通るコースになる。
それにしても、軽自動車が多い。
地元の人と思われる車は、だいたい軽自動車である。
佐渡島は沖縄本島に次ぐ大きさなのだが、やはり小回りのきく小さめの車の方が使いやすいと言うことか。

ガソリンスタンドに寄って、満タンにして車を返却する。
予定時刻を少し過ぎていたが、追加料金は取られなかった。
当初の予定では、ここからバスに乗って相川の町まで行くことになっていた
泊まっているホテルはそこから少し距離があるため、バスを乗り換えなければならない。
そうすると、ホテルに着くのは6時半頃となる。
まあいいや、と思っていたら、港の近くの路上に見覚えのある車が停まっている。
家族がわたしを迎えに来ていた。

ホテルに着いたのは5時半頃で、日没にはまだ1時間ほどある。
今日こそは見られるだろうかと思いつつ、写真を撮る

夕食は7時なので、入浴をしてから部屋に戻ると、ちょうど日の入りが見られそうである。


しかし、1時間後に同じ場所から海を見ると

この通り、水平線に雲がかかっていて、太陽自体が隠されてしまった。
灰色の雲の上に、赤い夕焼けだけが見えるのが悔しい。


この日の夕ご飯は、肉がメインにある。
例によって、母や妹とお互いに食べられないおかずをトレードした結果、
わたしの刺身はハマチ中心になる。
わたしは魚よりも肉が好きで、普段は魚を好んで食べるわけではないが、
海に近いところの魚は美味しい
そして当然、ご飯も美味しい
ダイエット中だというのに、またしてもご飯を食べてしまう

部屋に戻りテレビをつけると、都知事選の速報を放送していた。
東京都民でもないくせに、選挙の結果についてあーだこーだと家族で井戸端会議をする。
その後NHKスペシャルを見て、10時に寝る

撤退の衝撃 (゜◇゜)ガーン

2016-09-04 20:02:30 | 旅行
Yahoo!のトップページに残念なお知らせが載っていた
オーストリア航空日本から撤退
明日9月5日よりウィーン-香港便が就航するため、
円安などにより不採算路線である日本便の運休が決まったとのことだ。

無理に飛ばしてくれとは言えないが
非常に残念である

関連記事を読んでみると、今後ウィーンまで行くには
ルフトハンザでドイツまで行き、
ミュンヘンかフランクフルトで乗り換えをすることになる
オーストリア航空はルフトハンザの傘下にあるので、荷物の積み替えなどに手間がかからないとのことだが、
当然乗り換えに時間がかかる。
3年前に初めて墺国に行ったときには、フィンエアーを使ったのだが、
やはり乗り換えの時間ロスが気になった。
翌年は直行便だったので、その便利さが身にしみた。

あまり大きな声では言えないが、ドイツ経由にどうも抵抗がある。
(個人的な感想です)
ミュンヘンやフランクフルト経由で行くと、ウィーン着が午後7時過ぎになり、
そこからグラーツやインスブルックなど地方に飛ぶには難しい時間であるのも問題である。

今後いつになるかはわからないが、
墺国に行くのには香港経由で行くことを本気で考えている。
荷物の預け直しの手間がかかるかも知れないが、
わたしはオーストリア航空に長く乗りたいのである

何年後になるかわからないが、まずはドイツ語検定の3級をとってから
旅行のことはじっくり考えたいと思っている。

この写真は再掲載になるが、オーストリア航空52便の在りし日の姿である


2016年夏の旅(その14)

2016-09-03 12:02:59 | 日記
昼食を食べ終わり、海岸沿いを南下し、佐和田へと向かう。
レンタカーの返却は4時で、まだあと2時間ほどある。
次の目的地は、前日近くを通った佐渡博物館である。

駐車場に車を停めて、中に入る。
博物館といっても、それほど大きくはない。
入場料500円を払い、まずは1階の展示を見る。
1階は、佐渡の自然がテーマらしく、動植物が紹介されている。
中庭にも出られるようになっているのだが、この暑いのに外に出る気はしない。

2階には、わたしの関心のある展示がある。
まずは、金山の歴史。
ここで初めて、佐渡は金よりも銀の産出が多いことを知った。
金山にある資料館とはまた違った展示物を見る。
金のより分けに使った、もともとは農機具の道具は、実際に動かせるようになっていて、
わたしも試しにハンドルを回してみる。

そして、ジオパークとしての佐渡。
地質学や化石など、わたしの大好きな分野である。
展示室の入口では、恐竜の化石がお出迎え
と思ったら、大型哺乳類の化石だった
佐渡がもとは2つの島で、氷河期を経て海面が下がり、島の間に土が滞積して1つの島になったことも
ここの展示で知った。
そう言えば、島のあちこちで斜めになった地層を目にしたが、
あれも地殻変動の形跡なのだろう。
こんなことを書いていると、まるで『ブラタモリ』のようである
今夜NHKで久しぶりに放映されるこの番組では、何と奇遇にも佐渡を取り上げる。
是非ともご覧いただきたい。
(わたしはN○Kの回し者ではない

展示室と展示室との間にある小部屋では、ワークショップをやっている。
何だろうかと思いながらその先にある特別展を見ると、それはペットボトルアートだった。
ペットボトルを切り刻んだり、表面を削ったりしながら、色々なものを作ってある。
作品は海の生物や花が多いが、朱鷺を作った大作もある。
また、ペットボトルから魚(どうも川魚らしい)ができるまでの手順が展示してあり、興味深い。
ここの展示だけが写真撮影禁止であった。
そして、先ほどのワークショップをもう一回覗くと、それはペットボトルアートの実演だった。
予約制とのことだが、知っていれば参加申し込みをしたかもしれない。

1時間程度見学して、博物館を後にする。
帰る前に看板を良く見てみる。
塗装がひび割れていると思っていたが、実際は違っていた。
この看板は、佐渡の地形図(国土地理院発行)を背景にしたもので、
ひび割れに見えたものは、道路であった