2019年12月28日(土)
西求女塚古墳は前方後円墳ということから、ここに埋葬された方の故郷か或いは思い入れの地がどこなのかを探してみました。
前方後円墳は、後方部の円の中心から前方部の中心点を結んでその延長線を伸ばした先にその地があることを教えています。
そのようにして地理院地図でラインを引いた点を見つめていくと、豊中市の桜塚古墳群を教えてくれました。
二点が求められれば、必ずと言っていいほど直角三角形となる点か、あるいは二等辺三角形を成す点があるかを探ります。
すると・・、直角三角形を描く点に大阪府貝塚市の丸山古墳。
二等辺三角形を描く点に「甲山」が求められました。
甲山は古代において重要なベンチマークマウンテンですから、西求女塚古墳と甲山とを結んだラインから次に何が見つかるのかワクワクしながら次の点を探します。
すると・・、もうビックリ! です。
もうまさに前方後円墳は、その形態からして古代の歴史の扉を開ける鍵穴なのです。
これは貴人たちが現代の私たちに残してくれた、高尚な謎解きゲームのようです。
山であったり、磐座であったり、神社や寺院であったりして、この国の礎を築いた現人神たちのお墓や祈りの場を教えています。
もう ビックリ! びっくり! ビックリ!! なのです。
牧浦さん、これでやっと原稿が書けそうです。