2019年1月7日(月)
6日、Yさんが三脚になる棒を持ってきてくれました。
太さも長さもピッタリで嬉しくなりました。
銅鐸は測量器具なんですね。
考古学者が
舌の材質と形状舌に使用された材質には、現状では青銅製のものと石製のものがみられる。しかし、時期は異なるが愛媛県東宮山古墳出土の馬鐸には有機物(骨)が舌として使用されており、他に木製のものもあったとすると、舌の材質には複数のものが使用されていたと考えられる。
・・と、学説を唱えられていますが、銅鐸が祭祀用であったとしたら、石だったらすぐに壊れてしまいますし、木製だったら音が出にくいことを思われませんかねぇ。
私には不思議で仕方ありません。 まともにこのようなことを言うこと自体、祭祀用に使っていたということを自己否定しているのに気づかないとは・・。
下げ振りだったら、石であっても木であっても、静止していますから問題は起きません。
舌は下げ振りなんですから、ある一定の重りになれば何でも利用できる訳です。
今日は間に合いませんでしたが、巴型銅器や有鉤銅釧(ゆうこうどうくしろ)の模擬品が鉄工所から届けばより完成形になることでしょう。
オオ~~ッ!どこかで議論されているようですね。
ただし、幾つか修正が必要と思います。その一つは銅鐸の吊り方です。有鉤銅釧に気が付いたのはたいしたものだと思いますが、問題は銅鐸の穴に鉤を直に突っ込むと、貴重な銅鐸に傷が付き、何度も繰り返していると変形して穴が大きくなっていってしまう点です。したがって、舌を吊るとされている穴から紐を出して、それに有鉤銅釧と呼ばれている物を引っ掛ければ、この問題は解決すると思います。
もう一つは、俯角と仰角を付けた測量の方法が示されていない点です。目標が同じ高さにあるとは限らないばかりか、多くの場合は上か下に位置しています。その角度を割り出す方法が分かるように提示する写真を載せることで、説得力が増すと思います。
銅鐸と銅鏡とさげふりと糸があれば、俯角と仰角も、角度を割り出すこともできますね。
極端に言えば、銅鏡とさげふりと糸があれば、測量はできます!
人手が最低3人と・・、付属品として、かけやや杭、記録用紙又は板なども必要ですね。
伊能忠敬の測量も大いに勉強になりますね。
終わって帰ればライトに浮かび上がる姫路城。