2018年7月17日(火
左まき榧の巨木がある寺として有名な妙見山浄徳寺は、聖地神河の猪篠にあります。
この寺への入り口の道の向きや建物の配置は実に絶妙である。
大きなお寺でもなく、煌びやかでもない普通に見えるお寺であるが、この国の中興の祖となる王家の方々が眠る陵墓の位置を全て知った配置になっている。
奥に隠れた小さな妙見宮の建物の角度は、手を合わす方向にはピタリと比叡山延暦寺根本中堂である。
その真逆には、第二の比叡と呼ばれる書写山円教寺の摩尼殿で手を合わす先にある大事な場所に見事に一致している。
この国の真実を全てにおいて知っていた役行者。
妙見は全てを知っている。
総門の木陰のベンチに座って、女王卑弥呼の陵墓を見つめながら、「私が何を成したかを世界中の人に知らせてください・・」と伝言して消えた卑弥呼の思いをかみしめていると、いついつまでもその場に居たい気持ちになります。
又、それらのことを全てにおいて知っていた役行者や空海さま達の思いにふける時、妙見宮と榧の巨木をみながら本堂の縁側にいつまでも座っていたい気持ちに捉われます。
明日18日、浄徳寺さんでは妙見祭が行われます。
その入り口には、穏やかな門番ならぬお地蔵さんが・・・。
その左上には、チーム上森の皆さんが植えた伊勢ひかりの成長が見える田んぼ。
住職さんの奥様と突然であって、その言葉がまたまた実に妙である。
実に全てが妙である。 妙すぎるぐらいに妙である。