2018年5月17日(木)
「不死鳥のあしあと」の中国語訳がすすんでいます。
銅鐸は、紀元前2世紀から紀元2世紀に至る弥生時代の約400年間、日本列島で使われていたが、その後姿を消した謎の青銅器である。
研究者の多くは祭祀に使われた楽器のようなものとしているが、私は「測量機器」であるという説を提唱している。
上部にあけられた穴から両目で覗くことによって銅鐸の向きを正確に決めることができるからである。
このことによって、他の用途不明の銅器の用途も判明する。
「有鉤銅釧」と呼ばれる青銅器は、銅鐸の上部にあいた穴を使って簡単に銅鐸を設置するための「吊り金具」である。それを吊り下げるための紐は、「巴形銅器」から吊るされる。巴型銅器は、予め結ばれていた三脚の紐に巴形の足をからめて、水平方向の微調整をする道具である。
そして、銅鐸の内壁に当てて音を出すための道具と言われている「舌」は、実は、銅鐸が地面の「基準点」の真上になるように、銅鐸の中心から吊り下げる「下げふり」として使われていたのである。
銅鐸としばしば一緒に出土する銅鏡も、測量現場で分度器や水平器として使われていたと考えられる。さらに、光通信にも使われたであろうと推測される。
铜铎是测量器具
铜铎,是从公元前2世纪至公元2世纪的弥生时代约400年间在日本列岛所使用、但随后却消失了的神秘的青铜器。
众多的研究者认为它是祭祀时使用的乐器类物品,我则提出这是一种“测量器具”之说。
在它上部钻出的洞孔,通过双目窥视可以正确地确定铜铎的朝向。
据此,其它用途不明的铜器之用途也就可被判明。
被称为“有钩铜钏”的青铜器,是利用铜铎上部钻出的洞孔即可简单地设置铜铎的悬挂金属配件。悬挂它的纽带,挂在“巴形铜器”上。巴形铜器是将事先连接起来的三角纽带与巴形的足部捆在一起,用以微调水平方向的道具。
然后,敲击铜铎内壁发出声音被叫做“舌”的器具,实际上是被用作为了使铜铎位于地面“基准点”的正上方而垂挂在铜铎中心的“钟摆”。
时不时地与铜铎一起出土的铜镜,可认为其是被用作测量
现场的分度器和水平仪。更进一步,可推测其还被用于光通信。