どれ、ほんじゃ今日は前フリなしで、さっさど話、進めっと。
尚、冒頭の画像は「ハイイロガン」っつう鳥だげんちょ、な~して冒頭画像が「ハイイロガン」なのかは、今回の話の中盤くらいに明らかになっかんな。
・・・っつうゴドで、「ずんだ」か?「じんだ」か?
まずはgoo辞書(「大辞林 第二版」及び 「デイリー 新語辞典+α」)で、それぞれ検索した結果、
ずんだ 0 【▽豆打】
枝豆を茹(ゆ)でてすりつぶしたもの。和(あ)え衣(ごろも)などに用いる。東北地方での呼び名
じんだ 1【▼糂▼ /▼ ▼汰】
〔「じんた」とも〕
(1)ぬかみそ。じんだみそ。
「―瓶(がめ)」「すべて武士の武士くさきは、―の―臭きが如く/読本・八犬伝 6」
(2)「五斗味噌(ごとみそ)」に同じ。
(3)枝豆をすりつぶしてつくった餡(あん)。「-餅」
↑を読む限り、「じんだ」が共通語で、「ずんだ」は東北地方での呼び名(方言)だ!!ってコトが判明したど。
で、まぁ、ホレはホレとしながらも・・・今回の「ずんだ?じんだ?」には、「ずんだ派」「じんだ派」から、様々なコメントが寄せらっちゃげんちょ、ほの中から、オレが「非常に興味深い!」と思った部分をピックアップしてみっか。
まず、「ずんだ派」の
◆とっぴ~さん(福島県県南地方在住)
>っつーか、私は「ずんだあん」の存在を
>結構大人になるまで知りませんでしたよ。
◆いっこんまさん(福島県郡山市在住)
>これを初めて口にしたのは、時は二十歳の頃、所は仙台、で、名前は「ずんだ餅」。
次に、「じんだ派」の
◇りこさん(出身地不明・・・っつうが、オレが単に忘れっちまったのが?)
>私が嫁ぎ先で生まれて初めて食べたときは、「じんだもち」を食べたんだと思う。
>それなのに夫は「あんなもの大っ嫌いだ」そうです。
◇さとぽんさん(原町出身)
>ちなみに市販の「じんだ(ずんだ)」は甘くてあまり好きではありません。
◇MiMiさん(出身地、ドゴだっけ?・・・現住所は、仙台)
>おらいんちののじんだはしょっぺんだ~
りこさんと、MiMiさんの出身地、ドゴだが忘っちゃげんちょ、たしか、相馬地方だったような気もすっから、2人とも相馬地方出身、っつうゴドで話を進めっと。
福島県人の「ずんだ派」は、
・自家製(家庭)の『じんだ』を食った経験の無い人(ずんだ初体験は、市販のモノだった)
ほれに対して、「じんだ派」は、
・自家製(あるいは、旦那さんの実家)の『じんだ』を食った(あるいは今も食ってる)人
・・・って断言しても、さすけねどな。
つまり、「市販のモノ」=「ずんだ」、「自分の家庭のモノ」=「じんだ」だな。
で、オレが今回、職場等で聞き取り調査を行ったトコロ、・・・南相馬(とくに原町)の人がほとんどだから、、、圧倒的に「じんだ」派が多いんでねぇ~べが!・・・って予測してだんだげんちょ、
意外と、、、「ずんだ」派も多いコトが判明したど!!
原町における「ずんだ派」と「じんだ派」の違いは「町部(まちぶ)の人」か、「ざい の人」か、で明確に分けることが可能だな。
すなわち(原町においては)「ずんだ派」=「町部の人」、「じんだ派」=「ざいの人」っつうゴドだ。(ちなみに、「木幡もち屋」の本社も「太田地区」っつう、ざい さ建ってっかんな)
・・・と、ここで思い出してほしいのは、
かの有名な動物行動学者、コンラッド・ローレンツが発見した、「刷り込み(インプリンティング)現象」だな。
ハイイロガンの雛は、孵化して、いちばん最初に目にした動くモノを自分の親だ!!と思ってしまう・・・っつうアレだ。
「じんだ」においては、相馬地方の町部の人にも、あの『ハイイロガンの雛』と同じような現象(「ずんだ刷り込み現象」)が起きてると言っても過言ではねぇ~ような気がするな。
そもそも、「じんだ餅」っつうのは、(三世代も四世代も同居してるような)「ざい」の農家では、ばあちゃんが作ってくれる けっこうポピュラーな食い物だったげんちょ、
「町部」の(しかも核家族化してる)家庭では、食卓や おやつ時に登場する機会なんか、一昔前までは、皆無だったんでねぇ~べが?
今でこそ、保存技術・流通システムの進歩により、どこのスーパーでもコンビニでも、市販されるようになったげんちょ、、、、ほの商品名は、ことごとく「ずんだ○○」(made in 宮城or山形)だもんな。
町部の人が、あの緑色の、餡は「ずんだ」だ!って思ってしまうのもムリはねぇ~な。
なんせ、生まれて初めて食ったモノのパッケージさ「ずんだ○○」って書いであんだもん!!
(相馬地方の「じんだ餅」の商品開発化は宮城の「ずんだ餅」に比べて、完全に遅れていた!!・・・っつうが「じんだ餅」を売ろう!!っつう発想が、なかった。今でこそ、「木幡もち屋」が頑張ってっけんちょ・・・遅すぎた。)
さらに、、、、この「ずんだ刷り込み現象」は、最近では、町部の人たちのみならず、、、かなりの勢いで ざい・農村方面でも発生してる ような気がすっとな。
今は、農家でも「自分の家で餅や『じんだ』をつくる」なんてゴドは少なくなったし、な。
オレのムスメ(小6)も、あの緑色の餡は「ずんだ」だど思ってっと!!(「ずんだキティちゃん」も持ってるしよ!)
まぁ、時代と共に人々のライフスタイルも変わるし、ほれに伴いコトバも変わって行く、っつうのは当然だがら、おそらく数年後には「ずんだ」が日本を席巻しそうな感じだげんちょ
・・・いいのが?ホントに、このままで かまねのが?
・・・そもそも(冒頭の辞書によれば)「じんだ」の方が共通語なんだど!!
「正義は我にあり!!」だべした。
このまま、伊達「ずんだ軍」の侵攻を、黙って見てるだけで いいのが?
数十年後、日本人が全員「日本ずん」になってしまっても かまねのが?
今こそ、相馬「じんだ軍」が立ち上がり、戦うべきなんでねぇ~のが?!
・・・ま、伊達62万石に対し、相馬6万石だがらな・・・無理だべな。(ケタ違いだもん)
ほんじゃ!!(^^)v
←ここ、ポチっと押すの忘っせんなよ~!
//////////////////////////////【CM】//////////////////////////////
↑相馬地方名物「しみてん」及び「じんだもち」は、こっから買えっと!
【おまけ】
※この研究所内で使用されているコトバで、わがんね~コトバがあったごんじゃら、コゴさ行って、自分で調べるように!!
↓
※コゴ押せばトップページさ戻れっと→
↑
※「なかのひと」調査中!!
<script src="http://ax3.itgear.jp/yh7kage/1/ax.js"></script>
<noscript></noscript
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尚、冒頭の画像は「ハイイロガン」っつう鳥だげんちょ、な~して冒頭画像が「ハイイロガン」なのかは、今回の話の中盤くらいに明らかになっかんな。
・・・っつうゴドで、「ずんだ」か?「じんだ」か?
まずはgoo辞書(「大辞林 第二版」及び 「デイリー 新語辞典+α」)で、それぞれ検索した結果、
ずんだ 0 【▽豆打】
枝豆を茹(ゆ)でてすりつぶしたもの。和(あ)え衣(ごろも)などに用いる。東北地方での呼び名
じんだ 1【▼糂▼ /▼ ▼汰】
〔「じんた」とも〕
(1)ぬかみそ。じんだみそ。
「―瓶(がめ)」「すべて武士の武士くさきは、―の―臭きが如く/読本・八犬伝 6」
(2)「五斗味噌(ごとみそ)」に同じ。
(3)枝豆をすりつぶしてつくった餡(あん)。「-餅」
↑を読む限り、「じんだ」が共通語で、「ずんだ」は東北地方での呼び名(方言)だ!!ってコトが判明したど。
で、まぁ、ホレはホレとしながらも・・・今回の「ずんだ?じんだ?」には、「ずんだ派」「じんだ派」から、様々なコメントが寄せらっちゃげんちょ、ほの中から、オレが「非常に興味深い!」と思った部分をピックアップしてみっか。
まず、「ずんだ派」の
◆とっぴ~さん(福島県県南地方在住)
>っつーか、私は「ずんだあん」の存在を
>結構大人になるまで知りませんでしたよ。
◆いっこんまさん(福島県郡山市在住)
>これを初めて口にしたのは、時は二十歳の頃、所は仙台、で、名前は「ずんだ餅」。
次に、「じんだ派」の
◇りこさん(出身地不明・・・っつうが、オレが単に忘れっちまったのが?)
>私が嫁ぎ先で生まれて初めて食べたときは、「じんだもち」を食べたんだと思う。
>それなのに夫は「あんなもの大っ嫌いだ」そうです。
◇さとぽんさん(原町出身)
>ちなみに市販の「じんだ(ずんだ)」は甘くてあまり好きではありません。
◇MiMiさん(出身地、ドゴだっけ?・・・現住所は、仙台)
>おらいんちののじんだはしょっぺんだ~
りこさんと、MiMiさんの出身地、ドゴだが忘っちゃげんちょ、たしか、相馬地方だったような気もすっから、2人とも相馬地方出身、っつうゴドで話を進めっと。
福島県人の「ずんだ派」は、
・自家製(家庭)の『じんだ』を食った経験の無い人(ずんだ初体験は、市販のモノだった)
ほれに対して、「じんだ派」は、
・自家製(あるいは、旦那さんの実家)の『じんだ』を食った(あるいは今も食ってる)人
・・・って断言しても、さすけねどな。
つまり、「市販のモノ」=「ずんだ」、「自分の家庭のモノ」=「じんだ」だな。
で、オレが今回、職場等で聞き取り調査を行ったトコロ、・・・南相馬(とくに原町)の人がほとんどだから、、、圧倒的に「じんだ」派が多いんでねぇ~べが!・・・って予測してだんだげんちょ、
意外と、、、「ずんだ」派も多いコトが判明したど!!
原町における「ずんだ派」と「じんだ派」の違いは「町部(まちぶ)の人」か、「ざい の人」か、で明確に分けることが可能だな。
すなわち(原町においては)「ずんだ派」=「町部の人」、「じんだ派」=「ざいの人」っつうゴドだ。(ちなみに、「木幡もち屋」の本社も「太田地区」っつう、ざい さ建ってっかんな)
・・・と、ここで思い出してほしいのは、
かの有名な動物行動学者、コンラッド・ローレンツが発見した、「刷り込み(インプリンティング)現象」だな。
ハイイロガンの雛は、孵化して、いちばん最初に目にした動くモノを自分の親だ!!と思ってしまう・・・っつうアレだ。
「じんだ」においては、相馬地方の町部の人にも、あの『ハイイロガンの雛』と同じような現象(「ずんだ刷り込み現象」)が起きてると言っても過言ではねぇ~ような気がするな。
そもそも、「じんだ餅」っつうのは、(三世代も四世代も同居してるような)「ざい」の農家では、ばあちゃんが作ってくれる けっこうポピュラーな食い物だったげんちょ、
「町部」の(しかも核家族化してる)家庭では、食卓や おやつ時に登場する機会なんか、一昔前までは、皆無だったんでねぇ~べが?
今でこそ、保存技術・流通システムの進歩により、どこのスーパーでもコンビニでも、市販されるようになったげんちょ、、、、ほの商品名は、ことごとく「ずんだ○○」(made in 宮城or山形)だもんな。
町部の人が、あの緑色の、餡は「ずんだ」だ!って思ってしまうのもムリはねぇ~な。
なんせ、生まれて初めて食ったモノのパッケージさ「ずんだ○○」って書いであんだもん!!
(相馬地方の「じんだ餅」の商品開発化は宮城の「ずんだ餅」に比べて、完全に遅れていた!!・・・っつうが「じんだ餅」を売ろう!!っつう発想が、なかった。今でこそ、「木幡もち屋」が頑張ってっけんちょ・・・遅すぎた。)
さらに、、、、この「ずんだ刷り込み現象」は、最近では、町部の人たちのみならず、、、かなりの勢いで ざい・農村方面でも発生してる ような気がすっとな。
今は、農家でも「自分の家で餅や『じんだ』をつくる」なんてゴドは少なくなったし、な。
オレのムスメ(小6)も、あの緑色の餡は「ずんだ」だど思ってっと!!(「ずんだキティちゃん」も持ってるしよ!)
まぁ、時代と共に人々のライフスタイルも変わるし、ほれに伴いコトバも変わって行く、っつうのは当然だがら、おそらく数年後には「ずんだ」が日本を席巻しそうな感じだげんちょ
・・・いいのが?ホントに、このままで かまねのが?
・・・そもそも(冒頭の辞書によれば)「じんだ」の方が共通語なんだど!!
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このまま、伊達「ずんだ軍」の侵攻を、黙って見てるだけで いいのが?
数十年後、日本人が全員「日本ずん」になってしまっても かまねのが?
今こそ、相馬「じんだ軍」が立ち上がり、戦うべきなんでねぇ~のが?!
・・・ま、伊達62万石に対し、相馬6万石だがらな・・・無理だべな。(ケタ違いだもん)
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※この研究所内で使用されているコトバで、わがんね~コトバがあったごんじゃら、コゴさ行って、自分で調べるように!!
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※「なかのひと」調査中!!
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チエちゃん的には、どっちでもさすけねえんだげんちょも、やっぱ刷り込まっちゃのは「ずんだ」だべな。
嫁ぎ先のぼたもちは、必ずこのずんだなんだ。
ところで、所長さんげは大掃除終わったがい?
うぢは、今日やったぞい。疲っちゃ~
明日にちっと残゛っちまったげんちょも・・・
さっきは、早々に年末のご挨拶、ありがとない。
所長さんも、よい年を迎゛えてくなんしょ。
ほんじゃ、まだない。
確かに私実家は鹿島ですが、両親は都会人(?)なので緑色の餡は知りませんでした。
夫の両親はご推察どおり原町の在です。
正月のもちにからめるのは他に、豆腐餡・くるみ餡・納豆・大根おろしなどもあって、きなこしか知らなかった私は本当にビックリしました。
あっ、もちろん小豆餡もありますね。そのやわらかいあんこ餅が明日届く予定で楽しみです。
>数十年後、日本人が全員「日本ずん」になってしまっても かまねのが?
大笑いしました。
かまねぐねえ。
私は仙台に行って初めて枝豆の餅を知り、ズンダと言う単語を知りました。私が育ったいわきにはそもそもそういう食べ物はなかったし…。その後住んだ山形では、お母さん達が盆正月には当たり前のようにおもちのレシピに枝豆餅を手作りでしてました。私が作り方を教わったおかぁさんは、じんだん、といってました。彼女は料理は砂糖多めの味付けの方でしたが、何故かこれだけは少なめでした。しょっばめで絶妙てした。仙台の甘いお菓子とは違っていて。
所長のこれだけねばっこい(笑)考察にそーなんだよね~と。静かに納得しました。全国区になる前の郷土料理の頃は、じんだ、だったのかな。ちなみに職場の新卒一年生23歳、相馬出身者に聞いたら「ズンダ」だそうです。
(当時は遊びたくてとてもイヤでした。)
でもその時々の『ずんだ』は『お正月用』ではなかったように思います。
『ずんだ』(じんだ?)イヤ『ずんだ!』は、昔の人の保存食の知恵からきたものなのかなぁ?なんて、改めて、というより初めて、『ずんだ』について考える機会を所長に頂きました。
それと共に「ばぁちゃん』との小さかった日の思い出も蘇りました。心の中が、ちょっとほんわか、ちょっと切ない感じです。
きっと所長の素朴な疑問は、全国の愛読者達の思い出をいろんな場面でいろんな形で、思い出させくれているんでしょうね。
暖かい気持ちになりました。ありがとうございます。
コメントが『ずんだ論』とかけ離れてしまってすみません。
でも!でも!かえって『ずんだ』が譲れなくなりました!
(だって、ばぁちゃんも『ずんだ』って言ってたもん!『ずんだ』の『ず』は、100%『豆』だと思うんだもん!
それと、『インドずん』も『日本ずん』も今後ぜってぇ~~あり得ないもん!!!(笑)
では、最後に、今年一年大変お世話になりました、
来年もどうぞ末永く、心温まるブログを宜しくお願い致します♪
しゃっぱぐっちぇ っぺど思ったげんちょ、、、
あえて一言。
◆ゆき さんへ、
>それと共に「ばぁちゃん』との小さかった日の思い出も蘇りました。
>心の中が、ちょっとほんわか、ちょっと切ない感じです。
んだな。「言葉(方言)」は「文化」なんだべな。
んで、「文化」っつうのは、多分、「物語(ストーリー)」なんでねぇ~べが?
人は皆、「ひとつの言葉」に対する、「自分なりの物語」を持っていて、それを、大事にし、時々、思い出したり、感じたり、時には改良・発展させていったり、伝えていくのが、
・・・『人間の文化の源』・・・で ね~べが?
(なんか、ムツカシィ~ごど語っちまったな)
んだがら、どうか ゆきさんは、『ずんだ文化』を大事にしていってください。
んでも、オレは『じんだ文化』人、・・・いや、ある時は、過激派『じんだ原理主義者』として、
『じんだ』を復興させっと!!
3年近くも前の話に、コメント、ど~も~!!
いやぁ~、ほれにしてもアレだなぁ。
(3年前に書いた文章)今、読み直しても、
おもせなぁ~~・・・っつうが、SBKは3~4年くれ前の話がいちばん面白くて(隆盛期)
、最近は「衰退期」なんでねぇ~べが?
・・・って言われねぇ~ようにしねっかなんねな。