「ありふれた教室」 イルケル チャタク監督 独 ☓
中学校1年生の教室でおきた出来事がきっかけで教室だけでなく教師自身も崩壊していく姿を描きました。
新任教師のカーラ(レオニー ベネシュ)は盗難事件の犯人にクラスの子どもが疑われていることがきっかけとなり真相を糾明するため職員室の自身のテーブルに隠しカメラを仕掛けます。そこにはある行為が映っていました。犯人がわかるかと思いきや事態は予期せぬ方向へ向かいカメラを仕掛けたカーラ自身が追求されることになってしまいます。
見どころは職員会議に生徒代表が参加したり、学校新聞を自主的に発行したりする民主的な教育現場です。もちろん制服などなく人種や宗教によってさまざまなファッションで登校しています。保護者も学校にすべてお任せというわけではなく、積極的に教育内容にも物申します。小規模な軍隊のような日本の教育現場とはちょっと違うようです。
タバコは、二人の人が外で喫煙している姿が遠景で後ろ姿で映りました。タバコの宣伝効果は無いに等しいのですが教育の場で喫煙はアウトです。