無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

リアル 完全なる首長竜の日

2013-06-03 | 2015以前の映画評


「リアル 完全なる首長竜の日」 黒沢清監督 ○

 1年前自殺未遂を起こし、こん睡状態で眠ったままの恋人とセンシングという先進技術で意識をつなげ、自殺の本当の理由を探り、目覚めさせようとする物語です。浩市(佐藤健)と淳美(綾瀬はるか)は小学生の時小さな島で過ごしました。浩市の家族は島のリゾート開発の仕事をする父に連れられてやってきたのでした。ふたりの意識をつなぐのは「首長竜の絵」です。ふたりの意識をセンシングすると現れる謎の少年、廃墟となったリゾート跡地。はたしてふたりは現実の世界で「リアル」な関係をとりもどすことができるのでしょうか。
 心理サスペンス、恋愛ドラマ、廃墟ホラー、恐竜物とかなり欲張った内容です。終盤の首長竜のエピソードはなくてもよかったのではないかと思いますが、この作品の見どころが首長竜の「リアルさ」でもあり、判断の難しい所です。
 タバコはなし。無煙です。ただし、出版社の場面で社員のオダギリジョーの近くにはいつも灰皿がありました。吸殻がたくさん入っているとそれだけでも残留タバコ煙の被害があります。灰皿を置くのはやめましょう。

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