軽井沢ル・ボン・ヴィボン

寒さ自慢の話・その2

こんにちはUMEOです。

昨日、寒さ自慢の話を書いたのですが
今日も寒いので
性懲りもなく、また続きを書こうと企んでいます。

軽井沢でレストランを営んでいれば
どうしても冬はお店が暇になってしまうので
長いお休みは冬に取る事になってしまいます。

だけど、冬に長期休暇を取るというのは
出かける本人は良いけれど
お店や自宅を留守にする時間が長くなるリスクが付きまといます。

北軽井沢時代は特に大変でした。
ただでさえ、半日留守にするだけで
お風呂場のシャンプーが芯まで凍ってしまう事が多く、いつも困っていました。
(プッシュ式のディスペンサーは芯まで凍ると本当に使えなくなります。)
それだけ風呂場はトラブルになりやすい場所です。

もう、6~7年前の話ですが
厳冬期に 1週間ほどのお休みを取り、ヨーロッパにお勉強に出かけました。
留守中に自宅のお風呂で起きた事件は最悪でした。

きちんと閉めたはずの浴槽の水道から、ポタリポタリと水が滴り
落ちた水が徐々に凍り、排水が凍結して水がたまり始め
戻ってきたころには浴槽は最上部まで完璧な氷の塊に。。

これを解凍するのがどれほど困難だったか想像できますか?(笑)

それ以来、厳冬期の長期休暇はトラウマです。。


同じ時代
この自宅とお店は7キロほど離れていました。

とある事情で、車のバッテリーが上がってしまい、
深夜、マイナス18℃の中を歩いて帰った事もあります。
こういう時、僕はなぜか決まって携帯電話を持っていないんです。
(これも本当にヤバかったです)

それよりも前の時代にも似たような事がありました。
僕はいつも4WDの車で、ガソリン満タンで乗っていますが、
たまたまその時は運悪く、点検で代車のFF車に乗っていて
仕事が終わった深夜に、腰ぐらいまでの深さの大雪に見舞われ、
残り5キロ地点の登り坂でスタック。
MT車だったので何度もペンデュラムをして脱出を試みたのですが脱出できず、
おまけにガス欠。
代車だったからあまりガソリンが入ってなかったんです。
この時もどういうわけか、店に携帯を忘れていて。。(笑)

車を置き去りにして、普通の運動靴で腰までの雪をかき分けながら、死に物狂いで帰宅しました。
靴の中に雪が入って、足先が千切れるように冷たいのですが
腰まで雪があると、靴を脱いで雪を出すことも難しくなるんです。

ついつい、色々書いてしまいましたが
本当に「寒さ」とは闘いです。
話はこれでもほんの一部。まだまだいくらでもあります。

また、寒さが染みる日があったら、
思い出して書いてみようと思います。 

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