マクセルが展開している光学メディアブランドであるMQ(Master Quality)ブランドが付けられたデータ用CD-R 650MBになります。現在でも700MBの同シリーズCD-Rが販売されていますが原産国が台湾になってRitekOEMになってしまったのが悲しい
パッケージはとてもデータ用CD-Rディスクとは思えない程派手で明るいデザインとなっています。「低エラーMQディスク キズに強いトリプルプロテクター」
maxellロゴは他のマクセルディスクみたいに側面についているタイプ、MQロゴがかなり大きいです。書いてある通り1~12倍速対応と一昔前の製品と思われます。
ジャンクで購入 もともとは105円で売られていたみたいですがその上に42円の値札が貼り直されていて値下げされていました。1枚42円というと無名メーカーのスピンドルには敵いませんが100円均一の2枚入りよりは少し安いです。
パッケージ裏面 音楽用CD-Rみたいに謳い文句が多いです。寧ろ一般的な音楽用ディスクよりも多いかもしれない
■大幅にエラーレートを低減、高信頼MQディスク
■キズに強く、大切なデーターを守る新開発トリプルプロテクター
■1倍速から12倍速まで安定した記録特性を実現
■各種CDライター、CD-ROMドライブで優れた互角性
■省スペース、省資源化に配慮した薄型ケース採用
■本製品はオレンジブックパートⅡに準叙しています
他にもMQディスクとマクセル従来品を性能比較したチャートがあったり(すべてMQが勝っているように見えるが何故か保存性は従来品と同じ)、MQディスクの構造図があります。
キズに強いというのでHC(ハードコート)かと思いますがどうもハードコートが記録面に対して働くのに対し、こちらのトリプルガードはレーベル面(記録面ではない方)に対してガードするみたいです。謎
容量は650MB 型番はCDR74MQ.1P 原産国:日本
型番に「74」とありますが750MBなので74分録音という意味だったりして…
さすが構造図までつけて解説しているだけあってレーベル面は結構きれいです。もちろんインクジェットプリンタでのレーベル面印刷は不可能
しかし、指紋がものすごくつきやすくティッシュで拭いても全く取れないという謎材質です。
製造元を調べるとhitachi maxellと出るので自社生産時代の模様。ちなみに去年頃に購入した同製品の700MBになっている物は48倍速対応とかなり性能UPしましたが台湾製になり、Ritek製造と悲しい進化を遂げています。