スタート・ラボが太陽誘電の製造を委託して販売しているThat'sブランドの音楽用CD-Rです。国内には数多くのCD-Rブランドがありますが、日本製なのはこの太陽誘電製のみで他のブランド日本製を買っても中身は誘電という乾電池に似た状態となっています。
その中でもThat'sブランドはカセットテープ時代 から存在しているのですが、どうしてもSONYやVictor、TDKといったメーカーに比べるとブランド力が弱いのか同じ売り場にこれらのメーカーが並んでいてもThat'sはあまり手に取られないように感じます。
購入価格は家電量販店の店舗にて約2200円。
30枚入りで2200円なので1枚あたり約73円と結構高い金額になってしまうのですが、ディスクは日本製でハードコートであるトリプルガード付きという物なので1枚100円程のディスクよりはかなり良いのです。
スピンドルパッケージのデザインは音楽用だからなのかかなりポップな感じに仕上がっています。ハードコート無しタイプのスピンドルも紫色の不思議な感じのデザインとなっていて良いです。
右上にはこのディスクの最大の特長である「トリプルガード」と「プリンタブル」という文字が見えます。
品名:録音用CD-R 録音時間:79分57秒
原産国:日本 事業者名:スタート・ラボ
企画・販売元:株式会社 スタート・ラボ
製造委託先:太陽誘電株式会社
型番:CDRA80WWY30BT
有名な事ですがいつからかThat'sブランドのメディアは太陽誘電直売ではなくスタート・ラボからの販売という事になってしまったのですよね。太陽誘電そのものはかなりの初期からCD-Rを製造しているどころかCD-Rの開発元だったりするので驚きです。
「CD-R for MUSICでお気に入りの音楽を録ろう♪」
記録面を特殊ハードコートした「トリプルガード」
(キズガード)(ヨゴレガード)(ホコリガード)
「キズ・ヨゴレ・ホコリ 3つのガードで音楽の長期保存も安心!」
ここで気が付くのは音楽用CD-Rディスクにも関わらず、音質についての謳い文句が一つもない事です。SONY、Victorといった音響メーカーはもちろんTDK(イメーション)ですら「原音を忠実に記録する…」的な事が謳われているのにこのザッツCD-Rには音質についての記載はありません。高級な金の音楽用CD-Rにはあるあたり音質に違いがあるのは間違いなさそうですが変に煽るよりは好感が持てます。
インクジェットプリンターによる印刷のほかペンによる手書きにも対応しています。
インクジェットプリンター対応のホワイトレーベルなので真っ白です。メーカーロゴや時間などの記載はあります。(ケースは付属していません)
That's CD-R for MUSIC 80
ハードコートされているかまでは分かりませんが、誘電製というのはすぐに分かるエメラルドグリーン的な色をしている色素ですね。
現在市販されている日本製CD-Rはほぼこの色なので結構な機会で見れると思います。
That's CD-R for MUSIC 80 | ||||||
メーカー(事業者) | That's | |||||
株式会社 スタート・ラボ | ||||||
発売 | ||||||
メディア | CD-R(音楽用) | |||||
原産国 | 日本 | |||||
ID | 97m24s01f | |||||
製造元 | 太陽誘電株式会社 (Taiyo Yuden) | |||||
ハードコート | ○ (トリプルガード) | |||||
スピード | ||||||
容量 | 79分57秒 | |||||
繰り返し記録 | × | |||||
その他 | ハードコート、 |
店に置いてあるのならば購入するのですが、やはりどうしても供給先の他メーカーの方がブランドが強いからなのか、あまり店舗で並んでいるのも見ません。
ハードコートの日本製となれば中身はほぼコレになってしまうのですが。
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