乾電池の画像集 出張所

跡地だったけど別の用途で使ってみよう

SONY ポータブルラジオ ICF-8

2014-06-08 14:56:28 | プレーヤー

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かつての時代では定番だった乾電池で動作して持ち運べるポータブルラジオです。現在はラジオというサービスが開始されてある程度の層はラジオを聴いているらしいのですが昔ほどではないのは他に娯楽が増えたとか番組が面白くないなどといった要因があるのでしょう。

ソニーのポータブルラジオ…というよりソニーそのものがラジオが発展要因の1つとなった感じで最近一般的な機器では見かけませんが006P(9V)形電池もソニー(当時は東京通信工業)が胸ポケットに入るラジオの為に制作したらしい。そのソニーも国産ラジオは十和田オーディオが製造する一部高級機ばかりになってしまいました。

購入価格は普通のホームセンターにて2500円
現在だったらもっと安く購入できる場所があるかもしれません。
販促用ステッカーの通りFM/AMの2バンドで同調したらインジケーターが点灯、モノラルイヤホンが付属など安いながらも色々使えるモデルとなっています。流行りのデジタル選局ではなく昔ながらのダイヤルをごろごろするタイプ。
テレビ音声もかつては聞けたのですが現在はアナログ放送終了により聞けなくなってしまいました。

 

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SONY
DC : 3V 単3形 R6×2
ソニー株式会社  MADE IN CHINA

随分シンプルな裏面
中国製となっていますがこんなものでしょう。一時期誤って石油ファンヒータの前に放置してしまい、かなり厚くなってしまいましたが壊れませんでした。
音質は小さいラジオにしてはそこそこ

 

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電源は先ほどの裏面の表記の通り単3形電池を2本使用。しかしR6という記載がある通り推奨電池はマンガン(R6ということは赤マンガン?)になっているみたいです。販促ステッカーにもあったとおり電池長持ちなのでマンガン電池でも十分に動作してしかもアルカリ乾電池と比べると軽くなるので良いです。
画像のようなニッケル水素電池は一般的にラジオ用途には向かないといわれていますが使えないという訳ではないのであまりパワーが残っていない古充電池を使ったりします。 

 

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左から
HITACHI  KH-1300  日立株式会社
SONY    ICF-8    ソニー株式会社
TOSHIBA RP-82    東京芝浦電気株式会社

最近は東京芝浦電気のRP-82ばかり使ってます…
レトロながらもかっこいいデザインと個人的に好きな横長TOSHIBAロゴ、トランジスターラジオながらも音質の良さからお気に入りです。


Hitachi Living Systems i.μ's 4GB HMP-S104

2014-04-26 21:34:42 | プレーヤー

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低価格で怪しいメーカーではないデジタルオーディオプレーヤーとしては定番となってきた日立リビングサプライのデジタルオーディオプレーヤーです。
現在日立リビングサプライによるHitachi Living Systemsブランドのデジタルオーディオプレーヤーは4種類販売されており、そのうちの1つのHMP-S104となります。購入価格はPCとの抱き合わせを交渉したので本来の価格ではないかもしれませんが2000円と低価格デジタルオーディオプレーヤーの名に恥じない価格でした。以前ホームセンターで購入してすぐにリチウムポリマー電池が膨らんで使用不能になった中国製MP3プレーヤーが1000円だったのですが…
名前はi.μ's(アイミューズ)
液晶ディスプレイ搭載やMP3/WMA再生可能と無名激安MP3プレーヤーとは一味違うプレーヤーです。

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本体はかなりコンパクトで長さは縦にした状態で単1形乾電池と同じくらいとかなりコンパクトです。デザインは定番のスティック型なのでパソコンに接続する場合もUSBメモリーのように取り回しが出来ます。
電源は再生ボタンを6秒ほど押さなければ入らないので割と面倒な仕様です。電源が入ると液晶画面にWELCOMEと表示され、保存されている音楽データにより再生可能になるまでの処理時間が変わってきます。
上部はホールド、M(MENU)、S(サーチ)ボタンが付いていますが、この小さいボタンをフルに使用して各種設定をすることになるので意外と操作性が悪い。かなり多めのイコライザーやプレイモードを設定するのが面倒臭いのは残念です。

再生中の画面には音楽データーのファイル名、タイトル、歌手、ファイルの種類やビットレート、曲時間と再生時間、音量、電池残量とかなり情報表示量が多いのでゴチャゴチャしている。

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何故かHitachi Living Systemsロゴはキャップにある
DIGITAL AUDIO PLAYER  HMP-S104   Made in China
Hitachi Living Systems

中国製
4GBで音楽データの他にもUSBメモリーとして様々なファイルを保存できるとも謳われていた気がする。
何かにはさんでおける別付のクリップも付属していますがはさむ力が弱いと思います。

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キャップ外すとUSB端子が出てくる。
この端子をダイレクトにPCへと接続してデーターの転送や充電を行います。なぜか公式ではAC→USBアダプターは使えないことになっていますが繋いでみると普通にプラグマークが出て充電され、しかもその状態で再生を押すと充電しながら使用できます。

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化粧箱裏面には仕様表や説明などが記載されている。

株式会社 日立リビングサプライ
Hitachi Living Systemsは、日立リビングサプライの英文社名です。
デジタルオーディオプレーヤー

HMP-104S

この日本語と英文社名が異なるというのはよく分かりません。


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付属品
USB延長ケーブル、専用クリップ、イヤホン
イヤホンは音質がかなり酷くてたとえ付属品と割り切っても使えない感じです。元々コストなんて何十円だとは思いますが付属させないでその分本体価格を安くすればいいのに。
USB延長ケーブルは意外にもショートで通電判定に対応しているケーブルで緊急乾電池式携帯電話充電器などに多い充電判定しないと通電しないというようなUSB端子に対応していました。
デジタルオーディオプレーヤーには定番な専用ソフトですがこの製品はドラック&ドロップ転送が前提だからなのか付属してこない。

HMP-S104
記録メディア :  内蔵4GBフラッシュメモリ
ディスプレイ  : 4桁表示液晶ディスプレイ
表示言語   :  日本語、英語、中国語

音質は無名中国製よりずっと良いが、それなりに資金を投入された有名メーカー製には劣るという感じでしょうか。それでも激安プレーヤーと比べるとはっきり音質の差を実感できると思うのでランクアップしたい場合は購入してもよいと思います。
それにしても以前はAXIA,TOSHIBA,Victor,KENWOOD,Panasonicなどと結構なメーカーが音質に拘ったモデルも出していたのですが現在は何社かになってしまいました。






Technics MICRO SPEAKER SYSTEM SB-F01

2013-12-03 17:31:22 | プレーヤー

Technicsブランドがついていますが、アンプなどで増幅して鳴らすような大きなスピーカーではなく現在でよく言われる「アクティブスピーカー」のような小型スピーカーとなります。
だいぶ前からリサイクルショップに並んでおり気になっていましたが遂に購入してしまいました…

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なぜか箱付きでLo-Dのレコードプレーヤーの上に置かれていました。
調べてみると1981年頃の発売ということでしょうから確実に製造後30年は経過しているとみて良いと思います。
Techcnics SB-F01 MICRO SPEAKER SYSTEM
ちなみにインターネット検索して出てきた情報によると販売価格は2本1組で15000円と現在のアクティブスピーカーに比べてものすごく高価となっております。小型でも高級オーディオブランドであるTechnicsブランドを冠しているだけあって定価も高くなるのでしょうか。

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箱の側面側にももちろん‘‘Technics”
製品の色はシルバーとなっており2pcs.と書かれています。
Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. Osaka Japan  Made in Japan
松下電器産業株式会社 日本 大阪   日本製
80年前半代の製品なので当たり前のように日本製、むしろ海外製はハイカラな感じで持て囃された時代でしょうか。しかし、Nationalのポータブルラジオあたりは80年代後半くらいから香港製など海外工場生産が目立つようになりますが現在のような丸投げOEMみたいなことはかなり少なかったらしいので品質が悪いということはなかったらしいですね。

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「保証書在中」「お願い:取扱説明書を必ずお読みください。」
何かフォントが年代物っぽいです。この個体には箱付きでも取扱説明書・保証書は残念ながらついておりませんでした。
ちなみにこのスピーカーで保証書・取扱説明書付きデッドストック品はヤフオク!にてなんと2万円で落札されていました。入札も多かったはず

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紙製の化粧箱から取り出すと発泡スチロールの箱が出てきます
このような使い回しができそうな発泡スチロールの箱にまでTechnicsと書かれているのが何とも所有欲を満たしてくれるのでしょうか。
とにかく高級オーディオブランドなだけあってこのようなところまで手抜かりはないらしい

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箱にはこんな感じでスピーカー2つと接続用ケーブルが収まっています。
(ケーブルを束ねている赤いビニタイですが後から付けたもので付属ではない)
現在のよく見かける外装完全プラスチック製なスピーカーとは異なり、このスピーカーはキャビネットが完全金属製なので結構重たい…

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スピーカーのみを取り出したところ
上の画像で見えていましたが、Technicsロゴと型番表記はかなり控えめでありますがロゴ・型番も金属で作られており作りの良さを感じます。
スピーカーはこんな感じで見るとかなり小さく感じますがこの大きさで十分良い音質なので驚きです。調べてみるとスピーカーもですがスピーカー以外にも振動を抑えたりと小型・Technicsのなかでは安価ながらでも音質のこだわっているみたいです。

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裏面
接続端子はモノラルミニジャック(A端子)と一般的なスピーカーケーブル端子(B端子)の2つがあるためミニコンポなどに繋いでスピーカーとして使用することもできます。

Technics MODEL SB-F01 SPEAKER SYSTEM
IMPEDANCE   A:20Ω   B:100Ω
INPUT     A:3W.MUSIC:2W,DIM   B:70W(8Ω)
A:FOR HEADPHONES OUT ONLY     B:FOR SPEAKERS OUT
松下電器産業株式会社                Made in Japna

スピーカーケーブル入力のインピーダンスが大きい理由?は後述
ターミナルは赤白の色が塗ってあって「パチッ」と止めるタイプではなく押し込んで開けるタイプとなっています。しかも+ -表記です

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ホコリ除去を兼ねて分解…と思ったのですが、音質対策で隙間が作られていないので中にはホコリが全く無くてかなりきれいな状態でした。
振動対策のためかキャビネットのあいた部分にはフワフワの綿が詰められています。
モノナルジャック入力の線はそのままスピーカーに通じていますが、スピーカーケーブルからの入力は5W 68Ω 3の抵抗を通じてスピーカーに入力されます。抵抗についているマークですが松下電器がかつて使用していた社章である三松葉マークであり、松下電器自社製造であることが分かります。
本体を固定しているのはかなり長めな+ビスのみなので分解はかなりやり易いです。最初は片側の接触が悪いのか音が出ませんでしたがいじっていたら直りました。

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先程の画像で少し売っていましたが付属ケーブルです
上で書いた通りこのスピーカーはスピーカーケーブルからの入力とモノラルミニジャックからの入力に対応しているのですが、入力するためにステレオプラグ→モノラルミニジャック(L/R)に分けるという変換ケーブルです。
ステレオプラグ側にはTechnicsと刻印されていたり、ミニジャック側にはそれぞれLとRと刻印されていたりと細かい。
この頃のケーブルはつくりはよいと思うのですが、OFC線や金メッキなどといった処理がされていないので現在販売されているそこそこのケーブルを使用すると音質が多少は変化するのかもしれません。

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接続して音楽を再生中
さすがにサイズ的に厳しいので低音は必要最小限という感じですが、その他はかなり良くとても30年も経過しているスピーカーと思えないどころかかなり音質が良いです。
この音質でジャストカセットテープサイズなのも驚きのポイントです。
ちなみにこのスピーカーは現在のPanasonicサイトにも掲載されており、RP-SPF01のデザインモチーフにもなっているらしい。このサイトでもSB-F01は名機と紹介されているあたりかなり評価は高かったのではないだろうか。
それにしてもこのサイトでは1980年と紹介されていますが実際はどちら発売なのだろうか。












HITACHI ポータブルラジオ FM-AM KH-1300

2013-11-16 18:50:42 | プレーヤー

昔から定番の持ち運べるポータブルラジオです

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見た目は赤と黒というかなりバブル的な印象を受けるような。
現在日立はHIATCHIブランドでのラジオは日立工機販売の現場用コードレスラジオしか発売しておらず、他は日立リビングサプライ販売の充電器ラジオなどばかりになっているみたいです。
ライバル会社であるPanasonicやTOSHIBA、SONYなどはまだポータブルラジオを作っているみたいですが…

ラジオは上で書いた通りバブル~バブル直後に流行ったような赤くてカクカクしたようなデザインとなっています。大きく書かれたFM-AMの上にHITACHIロゴが見えると思いますが昔に使われていた日立社博(亀の子マーク)付きのロゴなので結構古そうです。最近では亀の子マークは復活してきているみたいですが一時期はブランド戦略で使用されなかったみたいです。

亀の子マークが付いているような昔のラジオでも現在と機能はほぼ変わらないというのはなんだかすごいと思います。
HITACHI FM-AM FM/AM 2 BAND MONAURAL RECEIVER
英文にかいてある通りモノラル仕様です。当たり前な気がしますが…


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裏面はほぼ赤色という何とも派手なボディです。ただし、全面プラスチックでかなり安っぽいのは悲しい。上ではバブル期のものと書きましたが実際はバブル崩壊後のデフレ機なのかもしれません。
ネジや電池蓋が見えます

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裏面の仕様書きのところをアップしましたがプラスチックへの刻印なので実際は画像では確認できないです。赤色ということも写りにくい原因となっています

FM/AM POCKETABLE RADIO
HITACHI    MODEL NO. KH-1300
FREQ.RANGE    FM  76-108 MHz
              AM 530-1605 KHz
BATTERY:  DC3V (日立UM-4(SG)T×2)
          (2"AAA"SIZE BATTERIES)
Hitachi,Ltd          MADE IN JAPAN
        高温に注意 
 高温になる場所に放置しないでください。
 
  熱で変形、変色、故障することがあります。
 
  (直射日光のあたる自動車内、直射日光のあたる場所、暖房機のそばなど。)

上で指定されている乾電池は日立スーパーゴールドSG(黒マンガン)の単4形 です。昔の電池を使用する時計、ラジオ、リモコンなどの機器はそのメーカーが乾電池を販売していたら、そのメーカーの乾電池を指定することが多いです。松下(ナショナル)ならハイトップもしくはネオハイトップ、東芝ならキングパワー、日立ならゴールドやスーパーゴールドなど
この乾電池指定はメーカーを儲けさせる意志もあるみたいですが、指定通りの電池を使用していたのにも関わらず電池関係が故障した場合は補償してくれたりと品質保証の意味もあるらしい。
非常に昔から行われていたみたいで昔のトランジスターラジオにナショナルハイパーが指定されていることもしばしば。
現在では他メーカー同士ですがスタンガンメーカーがサイズが小さくてスタンガンに向いているデュラセル乾電池を指定するメーカーもあるらしい。

受信周波数が裏面にかいてあるというのも現在では珍しい
社名表記はHitachi,Ltd 国産です。書かれていませんがおそらく発売は日立家電系の会社だと思われる。この年代のラジオやCDラジカセなどは製造の海外化が進んでいたので日本製はありがたいです。[三洋→シンガポール、香港製などを三洋電機貿易(後の三洋セールスアンドマーケティング)で販売、日立家電販売→韓国製化]
Lo-DのごつくてデカイCDラジカセがKOREA製だったのは結構ショックでした。その後CDラジカセでHITACHIブランドは使われなくなり日立ハイテクノロジーズと日立リビングサプライのダブルネーム(ブランドはHitachi Living Systems)となっていきました。かなり安価でしたが音質は頑張っていたのを覚えています。   また内容が逸れた…orz

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電池は上の仕様で書かれていた通り単4形二本使用
さすがに亀の子マークHITACHIで普通に使用できる乾電池は現存していないと思うのでとりあえず亀の子マーク無しのHITACHIニッケル水素電池で我慢です。
近所で唯一日立乾電池が置いてあったベスト電器が最近ヤマダ傘下化の影響か日立乾電池に変わってマクセルや東芝を置くようになってしまった…

電池蓋は固いというより開け方にコツがいるような感じです


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本体上部にはスイッチや端子、ボリュームなどいろいろ集中している。
ボタンや端子以外にこの画像でわかると思いますがこのラジオはかなり薄いです。単3形乾電池と同じ直径くらいでしょうか。
中は開けていないので確認していませんがこの薄さならトランジスターラジオではなくICが使用されたラジオなのでしょう。現在のポータブルラジオでもこんなに薄いのはそんなにお目にかかれないと思います

本体にはアンテナはなくFMはチューナーのみなのでFMを聞くにはEAR/FM ANT端子にイヤホンやケーブル類を差し込むことになります。しかし、このラジオは薄型化のためか一般的なヘッドホン端子である3.5Φステレオミニジャックではなくこのようなラジオで採用が多い2.5φミニプラグのため通常のヘッドホンは変換しなければ使えません。
FM・AMバンド切り替えスイッチは本体右側側面についています。デフレ機にありがちな電源兼バンド切り替えスイッチのタイプではないので使いやすいです。

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画像のように放送を受信すると左側にあるTUNINGランプが赤く点灯します。
AMの場合ノイズを拾っても少し光るのでかなり分かりにくい場合もありますがFMだとちゃんと受信していないと光らないのでためになります。

このラジオはとあるところでいただきました。トランジスターラジオもあったのですが某おじいさんが気に入ってしまいその家で元気に鳴っているとのことです。気に入っているので返してもらおうかな…

これでラジオ含むポータブル系プレーヤーは2桁突破しましたが気にしない、気にしない
直せるところは直しますが部品がない(コンデンサーなどの普通に現行なものでも)ので復旧率はかなり低い状態です。

昭和チックでいいです。自分昭和ではないけど


NEC STEREO RADIO CASSETTE TAPE RECORDER RMS-1150R

2013-10-10 01:40:18 | プレーヤー

かつてまだNECが家電事業を手掛けていた頃に販売されていたNECブランドのステレオラジオテープレコーダー(いわゆるラジカセ)です。
その後NECの家電部門は会社ごとなくなってしまったためサポートはありませんw

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このようなデザインのラジカセは80年代の物と思われます
デカイ・オモイですが音質はなかなかのものがあります
この頃の同じような製品は松下電器もまだNationalブランドで販売していたりとかなり昔の物となっています。
NECは旧ロゴでテープ部の上にSTEREO RADIO CASETTE TAPE RECORDER の上にひっそり
型番はRMS-1150となっています
マイクもステレオ、テープカウンター付き、ラジオもステレオという事は当時ではかなり高かったはず

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裏面
電池蓋がかなりの面世紀を占めてしまっています。
ネジの数も結構多いうえにネジ穴が深いので長めのドライバーが無いとネジを外して分解することはできません。

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NEC STEREO RADIO CASETTE TAPE RECORDER
MODEL RMS-1150R   DC 9V (SUM-1×6)
定格電圧 AC100V  定格周波数 50/60Hz  定格消費電力 12W
                   新日本電気株式会社
NECの家電部門であった日本電気ホームエレクトロニクスの旧社名である新日本電気株式会社名義となっている。新日本電気株式会社が日本電気ホームエレクトロニクス株式会社になったのが80年頃なのでそれ以前か付近の製造と考えられる。分解すれば部品や刻印から分かるかもしれませんがそんな気力はありません…
新日本電気株式会社はエアコンや俗に「家電」と呼ばれるもの、照明器具などを販売していました。
ここに記載されている通り使用乾電池はSUM-1(=単1形)が6個で9Vなので乾電池で駆動するとものすごく重くなってしまいます。この手の商品のCMでよく見かけた背中に担ぐという事がかなり無理になります。

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外部入力やマイク、ビートカットスイッチはここに集まっている
ライン入力はこの頃のラジカセに多いL音声とR音声を分けているタイプなので現在の3.5φステレオミニプラグの機器などを入力しようとしたらアダプターがいるめんどくさいぷです。ミキシングマイクの端子もここにあります

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外部スピーカ出力の端子はここにある
現在やちょっと前のCDラジカセっぽいプレーヤーの機器にありがちなターミナル形式やピンプラグではなく3.5φモノナルミニプラグというのが何とも。
しかも個々の出力端子までLとRが分離されています(←これは当たり前)

本体に記載されていないので原産国は不明ですが確かMADE IN JAPANだったような…
同時期でほぼ同じ機能を持つAIWAのステレオラジカセはシンガポール工場製でした。AIWAは海外製で安いというイメージがありますがもちろん日本製の製品も数多く存在していました。


CASIO ポータブルテレビ TV-150 

2013-08-27 01:38:11 | プレーヤー

先日はCITIZENのポータブルアナログテレビを紹介しましたが今回はCASIOブランドのポータブルテレビです。この頃のカシオはポータブルなAV機器(例:このようなテレビやポータブルオーディオ系)に割と積極的だったらしい。

Cimg8470 先日のCITIZENのテレビに比べて画面サイズが微妙に小さい気がしますがあまり気にならないレベルです。画面をあまりにも大きくしてしまうと消費電力が増えてしまって電池消耗が大変なことになるのでポータブルでは小さくてもよいと思います。
こちらもVHS/UHS両対応となっている
型番はTV-150  チャンネル選択ボタンは割と小さめで押しにくい
上半分は画面部分、下半分はほぼ電池ボックスというCASIO独特の形状をしています。

Cimg8471 CASIO
MODEL TV-150
USE:BATTERY 1.5*4  LR6(AM-3).L40
CASIO AC ADAPTOR AD-K600J  CASIO CAR ADAPTOR CA-K600
CASIO COMPUTER CO.,LTD   MADE IN MALAYSIA  94年製1-6月期
裏面には同じく立てるためのスタンドと電池ボックスのフタの開け口がある。アンテナもこちら側から見えると思います。
仕様表のなかにこっそりと純正ACアダプターと純正カー用アダプターの型番がなぜか入っている。
あちらは中国製だったのに対しこちらはマレーシア製となっている。CASIOのポータブルテレビ系は80年代製造を除いてほとんどがマレーシア製となっています。

Cimg8472 外部音声出力(φ3.5 モノラル)と明るさ調整ボリューム、音量ボリュームがこの面にある。
逆にACアダプターの端子や電源兼VHS/UHS切替えスイッチは反対側の面にあります。
アンテナもACアダプターの端子近く方面に収納されている
アンテナは結構長く伸びるのである程度の電波は拾うことができそうです。
ちなみにスピーカーは本体頭部に割と大き目な物が付いており、結構大きな音が出せていた。砂嵐の音ですが…


CITIZEN ポータブルテレビ ST555

2013-08-27 01:10:51 | プレーヤー

外出先でテレビを見れたりして便利なポータブルテレビ・・・なのですがアナログなのでもう使い道がありません。せめて外部入力端子があればモニター(すごく小さいけど)として使えるのですが。
という事で現在は充電池の放電器となってしまっているポータブルテレビです。

Cimg8465 昔の製品なので見た目はごつく、重さはとても重いです。画像も現在のポータブルテレビのワンセグにはとてもかないませんがホールド感や握った感じは安定しています。CITIZENブランドのAV機器というのが現在では珍しいかも?
VHS波とUHS波の両方が視聴できる優れものです。
ST555の文字の上に見える赤緑青は画面のイメージでも表しているのでしょうか。

Cimg8466 CITIZEN LCD-TV 
MODEL NO. ST555-1J   DC6V 2.5W
BATT.SUPPLY  単3形電池(1.5×4)
シーピーエム株式会社   MADE IN CHINA   96年製 7-12月期
警告! 感電の恐れあり 分解禁止
裏面には製品の仕様表のほか製造年月を表すステッカーや置いて立てるためのスタンドがある。電池ボックスのフタもこちらにあるのでここから乾電池を入れます。
96年製と割と古いのにもかかわらず生産国はCHINAなのですね…

Cimg8467 こちら側には受信用のアンテナのほか電源兼UHF/VHF切り替えスイッチ、外部電源用6V端子があります。
このアンテナがポータブルテレビの命なのでこれがポキッとなっていますとそのテレビはもう見れません。目立たないですが下部にはスピーカーがありますが1つしかスピーカーがないのでモノラルと思われます。
外部電源用のACアダプターは新品購入時にも付いておらず、別に購入する必要があったらしい。
 

Cimg8469 主な電源となる電池を入れるフタを開けたところ
電池は4本使用して1本は1段下に入れなければならないため電池取り出し用のヒモがついている。
実際は構造が良いのかヒモを使わなくともきれいに電池は取り出せたりしますが。 
電池寿命は新品のアルカリ乾電池を使用した場合5時間ほどくらい?(ずっと砂嵐の状態で)
お金をかけて機器を購入すればまだテレビも見れるみたいですがそこまでする気にはなれません。ワンセグとは違ってアナログは電波状態が悪くなっても突然切れるのでは無く段々と砂嵐になっていくのが良かったのですが。
もちろんスピーカーはかなり小さいのが1つあるだけのモノラルなので音質はお察しください