TOSHIBA Aurex L100 CD 紙スタンド広告

このネタも再投稿なのですが、再投稿の理由は以前のサムネイルや画像サイズが異常に小さかったりと様々です。

かつての東芝オーディオブランドであるAurexのＣＤプレーヤーかコンポか何かの広告です。中央下部に小さくあるTOSHIBAロゴが現行のロゴということから１９８０年代以降だと思いますが、このL100という機種が何なのか分からないので正確な年代は分かりません。
各社総合電機メーカーのオーディオブランド（Technics、DIATONE等）は基本的に自社ロゴ（National、MITSUBISHIなど）との併記はしないのですが、これは広告だからなのかTOSHIBAロゴとAurexロゴが共存しています。広告内容を見る限りＣＤを自慢としたコンポかラジカセの広告と感じます。・スピード編集！、・倍速コピー！という文はＣＤからカセットテープへのダビングを表しているのでしょう。

TOSHIBA　Aurex L100CD　

　

なんだかスキャンが失敗したのか色味が変な事になっていますが、実際は目にかなりくるようなとても派手なオレンジ色をしています。
折り目は劣化しているのではなく、直立させるためにわざとつけてあるような感じです。各種謳い文句が書かれている部分は扉のように開いたり、閉じたりすることができます。

　
インターネットサーフィンをしていたら、後継機と思われるL200 CDのＣＭ動画 を発見。ＵＶ１００ CDはどんな感じかは分かりませんが…
　

FUJIFILM 紙袋 I LOVE FILM !

この紙袋は電気屋ではなく町のカメラ屋（フィルムを現像する等）でフィルムや電池などを購入した際に入れてもらえた紙袋です。
富士写真フイルムの看板を掲げる店でしたのでもちろん紙袋も富士フイルムのものとなっています。富士フイルムの紙袋は何種類かあるらしく、電池を宣伝したFUJIFILM EVEREADYと書かれているものもありました。
イラストに描かれているフィルムはFUJIFILM　SUPERIA Venus 800　２４枚撮りですね。
現在でも販売されているカラーネガフィルムです。

　

FUJIFILMロゴはもちろん旧ロゴ。
富士フイルムはこれからは写真系で食っていくつもりはないらしく、化学系分野にシフトしていって収益内訳もかなり昔にメディカル系部門が大幅に大きくなっています。といっても廉価版のFinePixシリーズをやめただけでミラーレスに参入などカメラそのものは止める気はないみたいですけれども。
フィルム供給がもはや慈善事業のような状態なのでいつまで続くかですが。

日立配線器具 レジ袋

家電販売店などで小物を購入すると入れてもらえるあの袋です。
日立チェーンストールでもらえたと思われるこの袋ですが社名表記が日立家電販賣株式會社となっており相当古いものと予想されます。おそらく６０年代のものでは無いでしょうか。

デザイン！使いやすさ！安全性！
　　　　　日立配線器具

ＨＩＴＡＣＨＩロゴの代わりに亀の子マークが普通に使われていた時代のものですね。実は右の２口タップはハードオフのジャンク箱で見たことがあるのですがあまりに汚いので珍しくても購入する気になれませんｗ
現に半年以上売れ残って増税時に値札は更新されましたがそのまま埋もれてます。

NEC 紙袋 C&C for Human Potential

NECのレジ紙袋です。といってもなぜかNEC系列店ではなくパナソニックストアでもらったものですが。
袋にはＮＥＣ C&C for Human Potential　と書かれていますが以前のサブスローガンのようですね。おそらく日本電気ホームエレクトロニクスが存在していて照明関係機器などを入れていた感じですが案外他社チェーンにもＰＣ９８シリーズが売られていたりしているので分かりません。
裏表は全く同じデザインで側面にも記載なしとさびしいです。

NECも一般家電よりの撤退など昔とは大きく異なっているメーカーです。最近ではスマートフォンであるMEDIASの撤退もニュースになりました。スマホはパナソニックもやめてしまったりと好調なのはソニーくらいなのでこれからどうなっていくのか見物です。

TDK 紙袋 TDKビデオテープ SUPER AVILYN

ＴＤＫのビデオテープ（ＶＨＳテープ）を宣伝した紙袋となります。ＴＤＫブランドのビデオテープは家電メーカーの系列ショップでも割と置かれていたのでこのように紙袋も置かれていたのでしょう。現にこの紙袋は日立チェーンストールにあったものです。

SUPER AVILYN　　ＴＤＫビデオテープ
描かれているイラストのビデオテープはそのままSUPER AVILYNシリーズで１２０分のＶＨＳものが上面に来ています。隠れているのはβテープです。
宣伝文は一切載っていませんが中々かっこいい紙袋です。

　

裏面は一転して工場の写真があります。
VIDEO ISLAND KYUSYU BY TDK MIKUMAGAWA PLANT
世界のビデオ基地、ＴＤＫ九州三隈川工場オープン　　（大分県日田市）

九州はビデオ島と書かれており、世界に輸出もしていたと思われます。日田市はあの日田天領水で有名な大分県の市です。
この工場のオープンは１９８２年５月となっており、この紙袋の年代もそのくらいですね。
元々オーディオカセットテープやビデオテープの量産を目的に建設されたこの三隈川工場ですがテープ需要の減った現在ではテープ技術を生かしたタッチパネル向けの機能性フィルムを製造しているみたいです。よくＴＤＫはテープ屋と勘違いされますが（確かにテープ屋ですが）、本業は電子部品などの一般的には出てこないようなメーカーなのです。