今日は、在宅にて朝から仕事、仕事、仕事…に追われておりました。
(ほんとか?)ラジオでは、東名高速の集中工事のため、各所でとんでもない長さの渋滞をレポートする声が…。
高速道路の工事に伴う車線規制では、延々と10m 間隔で置かれたパイロンを目にしたことのある方、大多数だと思います。そしてそれは、
「こっちの車線に入るべからず」
という意味であって、決して
「直線パイロンスラロームをやりましょう」
の意味ではありません。そこでひとつ、そこのところを間違えないためにも、理想的なパイロンスラロームのライン取りを考察しましょう。
はい。パワポのお絵かきにちょっと慣れたので、調子に乗っています。
パイロンスラローム、難しいですね。右へ左へ行ったり来たり。リズムを取るのが難しく、崩れたリズムを取り戻すのもこれまた難しく、そういうときはパイロンをなぎ倒しますね。 そうなんです。いつになっても直列パイロンスラロームは難しく、初心者はもとより経験者でも、乗れてない日、バイクと一体になれない日は、こいつ、調子悪いです。
直パイにおいて、押さえなきゃならないポイントはた~くさんありますが、まずはやっぱりライン取りでしょう。走るペースを上げるのはその次の段階ですね。
ということで絵にしてみました。きのうのZターンと同様に、
「パイロンに最接近するときは車体は次のパイロン(の外側)に向かっている」
ことがとっても重要です。 そのためには、パイロンの横に来たときにバイクの向きを変え始めていたのではすでに遅いわけで、図の赤い線が示すように前輪の軌跡をもっていく必要があります。後輪は内輪差によって、前輪より遅れて弧を描きますから(黒い線)、なおさらこの点に気をつける必要があります。
つまり、パイロンとパイロンの間の『半分』まで行かないうちに、もう次のパイロンへ向かうための『切り返し』が始まっている必要がありますね。
最初はペースを上げないで、このラインを通せるような操作に慣れ親しみたいところです。その上で、最終的には、ヘルメットが緑の点線を描く、すなわち、直列パイロンの前方から見た場合、バイクの車体はパイロンの右や左を通過していきますが、ライダーの頭部は、直列したパイロンの上空をまっすぐ進んでくるように見えること、これがカッコ良いライディングの究極の姿です。(浜名湖レインボーの鈴木イントラのようなフォーム。)このときにはライダーのヘルメットが振り子の支点となり、支点はブレずにバイクだけが左右に振れ、猛然とパイロンをクリアしていくように見えることになります。
以上、直パイのライン取りでした。え?「ペースをどう上げるのか?」ですって?
いいご質問ですね。そりゃもう、
「もっとアクセルあけてー。」
ですよ答えは。間違いない。 正しいですよね?(と荒川河川敷のほうに問いかけてみる…)
…(気を取り直して)ええと、そのためにも、まずはやっぱり、「ライン取り」なのでございました。
さ、僕自身も頑張ろう。また浜名湖で2百本ものパイロンを立てて練習を行う「パイスラ・スペシャル」の開催が待ち遠しい今日この頃です。レッツ・エンジョイ・パイスラ!
(ほんとか?)ラジオでは、東名高速の集中工事のため、各所でとんでもない長さの渋滞をレポートする声が…。
高速道路の工事に伴う車線規制では、延々と10m 間隔で置かれたパイロンを目にしたことのある方、大多数だと思います。そしてそれは、
「こっちの車線に入るべからず」
という意味であって、決して
「直線パイロンスラロームをやりましょう」
の意味ではありません。そこでひとつ、そこのところを間違えないためにも、理想的なパイロンスラロームのライン取りを考察しましょう。
はい。パワポのお絵かきにちょっと慣れたので、調子に乗っています。
パイロンスラローム、難しいですね。右へ左へ行ったり来たり。リズムを取るのが難しく、崩れたリズムを取り戻すのもこれまた難しく、そういうときはパイロンをなぎ倒しますね。 そうなんです。いつになっても直列パイロンスラロームは難しく、初心者はもとより経験者でも、乗れてない日、バイクと一体になれない日は、こいつ、調子悪いです。
直パイにおいて、押さえなきゃならないポイントはた~くさんありますが、まずはやっぱりライン取りでしょう。走るペースを上げるのはその次の段階ですね。
ということで絵にしてみました。きのうのZターンと同様に、
「パイロンに最接近するときは車体は次のパイロン(の外側)に向かっている」
ことがとっても重要です。 そのためには、パイロンの横に来たときにバイクの向きを変え始めていたのではすでに遅いわけで、図の赤い線が示すように前輪の軌跡をもっていく必要があります。後輪は内輪差によって、前輪より遅れて弧を描きますから(黒い線)、なおさらこの点に気をつける必要があります。
つまり、パイロンとパイロンの間の『半分』まで行かないうちに、もう次のパイロンへ向かうための『切り返し』が始まっている必要がありますね。
最初はペースを上げないで、このラインを通せるような操作に慣れ親しみたいところです。その上で、最終的には、ヘルメットが緑の点線を描く、すなわち、直列パイロンの前方から見た場合、バイクの車体はパイロンの右や左を通過していきますが、ライダーの頭部は、直列したパイロンの上空をまっすぐ進んでくるように見えること、これがカッコ良いライディングの究極の姿です。(浜名湖レインボーの鈴木イントラのようなフォーム。)このときにはライダーのヘルメットが振り子の支点となり、支点はブレずにバイクだけが左右に振れ、猛然とパイロンをクリアしていくように見えることになります。
以上、直パイのライン取りでした。え?「ペースをどう上げるのか?」ですって?
いいご質問ですね。そりゃもう、
「もっとアクセルあけてー。」
ですよ答えは。間違いない。 正しいですよね?(と荒川河川敷のほうに問いかけてみる…)
…(気を取り直して)ええと、そのためにも、まずはやっぱり、「ライン取り」なのでございました。
さ、僕自身も頑張ろう。また浜名湖で2百本ものパイロンを立てて練習を行う「パイスラ・スペシャル」の開催が待ち遠しい今日この頃です。レッツ・エンジョイ・パイスラ!
ますこさん、いよいよ「オフィス色」が強いですそれ。オフィスは仕事だけにとどめたい…。
へっぽこさん、ライン取りがわかったらあとはメリハリです。今日の記事はそれにしようかな。
@sushiさん、自分も安直に後輪の軌跡を右へずらして修正してみました。 厳密には、舵角のついた前輪と、追随する後輪では軌跡は異なりますけれども…。
なんだかこのへんをつきつめると、和歌山利宏さんの本のノリになりそうです。
>フロントの波の山は前方にシフトしますね。
>この絵ですとパイロンは後輪側でひっかける
>ことが多い、ということは伝わるかと思います。
後輪がパイロン真横(筋から言うと裏側の角?)で最も近づいて(バイクが傾いているため、パイロンを引っ掛けない分、離れて)波のピークになるということですよね。
それで思い出したのですが、以前にイントラのM川さんから、「フロントがパイロンとパイロンのちょうど中間点を通る」と教わったような気がするのですが‥‥‥‥
あと、パワポの絵ですが、私だったら、単純に前輪の軌跡の線をそのまま、右にずらしますが、いかがでしょうか?
(くどくてごめんなさい)
全然違うことやったりして・・・タハ。
(たぶん、厳密な指摘があるだろうな、と予想してました。)
パワポにも正弦波とか簡単に書けるオートシェイプがあればいいのに。
ご指摘どおり、バイクの車長がありますからフロントの波の山は前方にシフトしますね。
この絵ですとパイロンは後輪側でひっかけることが多い、ということは伝わるかと思います。
今日、家へ帰ったら原画をもうちょっといじってみますね。
同じパワポお絵かき仲間として、ちょっと気になったのですが‥‥‥‥。
(決して難癖をつけるとかいうつもりはありません。光Ginjiさんは几帳面な私の性格をよくご存知だから、言っても怒られないだろうと思いまして)
前輪のラインなのですが、波形のピークは後輪のピークよりも前方(図の右手)に来るものと思っていたのですが、いかがでしょうか?
従って、例えば左から2番目のパイロンを右ターンでクリアしようとしている前輪の軌跡のピークが2番目のパイロンより後方にありますが、このピークは2mほど(??4.5mのパイロン間隔と仮定して??)前方にシフトするのではないですか?
もし、単純にパワポの描画上の誤差であれば、余計なことを言って申し訳ないです。
ところで、本文のほうですが、
>いいご質問ですね。そりゃもう、
>
> 「もっとアクセルあけてー。」
>
>ですよ答えは。間違いない。
>正しいですよね?(と荒川河川敷のほうに問いかけてみる
2週間ほど前の桶川でN口イントラに「直スラでは、迷わずアクセルを開ける。迷って失速させない!!」と言われて(メガホンで指導されて)、まさしく目から鱗でした。私はずっと直スラは苦手だったのですが、やっときっかけがつかめそうで、次回が楽しみです。
◎つるばらさん:
トルクのあるバイクですと、加減速のさじ加減は右手だけじゃなくリアブレーキを使って面倒を見てやる必要が出てきますね。
(右手の開け始めはまだリアブレーキで抑えつつワンテンポずらして右足をリリース、など。)
あと、「飛び出す」ときにはおそらくカラダがバイクに対して遅れている状態であることから、より加速に対抗できる前傾を強めて前輪から荷重が抜けないようにし、その次のアクセルオフでバイクが自然に倒れこむ動作をより引き出す必要があると思います。
◎serenade さん:
「すぐ裏を通る。」そのとおりなんです。いい表現です。
ぼくもどう書こうか迷ったんですが、次のパイロンに対して早めに体勢を整えるには、
「手前のパイロンの裏を覗き込むよう突っ込む」
という表現にしたがうキモチでラインを決めると良いですね。
それができるようになりますと、次は、
「だらだらだら…」
という通り方から一歩進んで、
「開けて、閉じて、開けて、閉じて…」
ができるようになりますよ。
そのためには、
「次々と3~4本先のパイロンに目を移す」
といいと思います。ファイト!
直線パイロンスラロームは、ただ゛ひたすら怖いのですが、この図をみるまでパイロンの真横で方向転換して、たてにならんだパイロンを結ぶ線のちょうど半分の地点を通過していくものと思っていました!
次に乗る時には手前のパイロンのすぐ裏?を通ることを目指して走ってみます。
アクセルの加減が難しいのですよね、私にとっては。
ちょっと開けすぎると、わが怪物君は「うほ
」とばかりに飛び出そうとします。
いや、私が飛び出させてしまうんですが。
頭では、上手い人のライン取りや頭の動きを思いつつ、自分は…
精進します!